【注目ランキング】同意のない性行為は重大な犯罪!性犯罪の処罰が重い国1位はどこ?

今年3月28日、19歳の女性が実の父親から性暴力を受けた事件に、無罪判決が下されました。なんとこの事件の被害者である女性は、中学2年生の頃から性虐待を受けていたのです。
今年に入ってから性犯罪の無罪判決が相次ぎ、日本の性犯罪に対する刑法の在り方に疑問を持つ声が高まってきています。そこで今回は、性犯罪の処罰が重い国をランキング形式でご紹介。

性犯罪の処罰が重い国ランキング

日本では2017年、110年ぶりに刑法の性犯罪規定が改正されています。改正された内容は
・強姦罪は「強制性交等罪」へ変更
・性別を問わず誰もが被害者に
・懲役3年から5年に厳罰化
・被害者の告訴がなくても起訴ができる「非親告罪化」
・親などの監護者による子どもへの性的虐待を処罰対象に
・姦淫の定義が性交、肛門性交、口腔性交に変更

といった内容に改正されました。
世界ではどのような内容なのでしょうか。5位から順に説明していきたいと思います。

5位 カナダ

性的暴行罪
被害者の同意のない性行為は全て「性的暴行」として処罰される
▶︎合意が、被害者以外の者の言葉または行為によって示される場合
▶︎被害者がその行為に同意することができない場合。
▶︎被告人が、信頼、権力または権限のある地位を乱用して、被害者にその行為を行うように勧めた場合
▶︎被害者が言葉や行為により、その行為を行うことについての合意の欠如を示した場合
▶︎性的行為を行うことに同意した被害者が、言葉や行為によって、その行為を引き続き行うことについての同意がないことを示した場合

4位 アメリカ

アメリカでは各州の法律によって規制されています。今回はニューヨーク州法を紹介。
第3級レイプ罪
▶︎男性または女性が、17歳未満であること以外の理由で同意する能力がない他人と性交した場合
▶︎21歳以上の男性または女性が、17歳未満の他人と性交をした場合
▶︎男性または女性が、同意能力がないこと以外の理由で同意なく性交をした場合

3位 イギリス

2003年性犯罪法 第1条レイプ
▶︎Aが故意に、自己の男性器を他人Bの膣、肛門または口へと挿入したとき
▶︎Bがこの当該挿入に同意しないとき
▶︎Bが同意するとAが合理的に確信していないとき
これら全てに該当したとき、Aは罪を犯したことになる。

2位 ドイツ

レイプ罪 刑法第177条第1項
▶︎他人の認識可能な意思に反して
▶︎性的行為を行い、もしくは行なわせ
▶︎第三者に対するもしくは第三者に対する性的行為を、その者に対して遂行もしくは甘受させた者

1位 フランス

フランスの刑法に規定されている性犯罪の類型の1つに、「性的攻撃」というものがあります。性的攻撃とは、「暴力、強制、脅迫または不意打ちをもって実行するすべての性的侵害」と定義されていて、この他に「強姦」「その他性的攻撃及び性的ハラスメント」の3つの罪種に区分されています。
レイプ罪
暴力、強制、脅迫または不意打ちをもって行う、他人に対するあらゆる性的挿入行為のこと。15年以下の拘禁刑に処されます。

今回紹介した1位のフランス以外の国は、暴行や脅迫がなくても、相手の同意がない性行為は全て犯罪とする法制度が出来上がっています。

参考:国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ「10か国調査研究 性犯罪に対する処罰 世界ではどうなっているの?〜誰もが踏みにじられない社会のために〜」より

強姦の最高刑が死刑の国もある

強姦罪における最高刑はどこまであるのでしょうか。なんと世界には、強姦だけで死刑が下される国がありました。それがアラブ首長国連邦とイラン、ウガンダです。この他にも死刑を下す国はありますが、大体は被害者が子どもだったり、誘拐も含まれていたりと条件付けをしています。

セクハラも性犯罪

近年日本でも、ニュースで取り上げられることが多くなったセクハラ。これは性犯罪に該当しないのでしょうか。残念ながら日本では該当するものはありません。
しかしフランスと韓国では、セクハラ行為が性犯罪として処罰の対象になっています。特に韓国では、セクハラを明確に禁止。ぜひ、日本も参考にしてほしいですね。

まとめ

海外に比べて日本は、性犯罪の被害が少ない安全な国だと思われています。しかし実際は違っていて、お酒や薬を使って性暴行を加える悪質な犯罪が多発。それが公に出ないのは、日本の刑法が原因でした。起訴してもそれを立証することが難しいのです。日本も今回紹介した国のように、「同意のない性行為は性犯罪である」という刑法に変えていく必要がありますね。

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