公然わいせつの定義とは?軽犯罪法との境界はどこ?

子供や女性が被害に遭いやすい公然わいせつ・露出狂についての対策について、前編・後編に分けてお伝えします。身体的な被害はないことが多いですが、精神的な被害は大きいので、ぜひ注意しましょう。

公然わいせつについて

まず、公然わいせつについて見ていきましょう。
公然わいせつとは、公園や路上などの不特定または多数の人がいる、またはいる可能性のある場所で、自己の陰部(局部)を露出させたり、見せつけたりすることをいいます。後述する露出狂も公然わいせつに含まれます。
ただし、露出をしていても公然わいせつに当たらず、軽犯罪に該当するケースもあります。これは、性的羞恥心を害するような行為かどうか、が焦点になります。迷惑行為程度で済めば軽犯罪法違反ですが、人前で陰部を露出するような行為は性的羞恥心を害すると判断され、公然わいせつ罪が適用されます。

被害件数について

警視庁資料によりますと、平成30年度の公然わいせつの認知件数は2,647件となっており、前年度からはほぼ横ばいで推移しています。今後も同様にほぼ横ばいで推移すると考えられますが、こうした事件は加害者1人につき数十人の被害者がいるケースが多く、場所も限定的なことが多いです。

露出狂について

公然わいせつの中でも、人に陰部などを見せつけることで性的な興奮を得る人のことを俗に「露出狂」といいます。公然わいせつの中でも被害感情が強くなるのは、こうした露出狂に遭遇した時です。

どんな被害があるのか

では、露出狂による被害はどういったものがあるのか見ていきましょう。

子供に多い事例

まず子供が被害者になっているケースでは、一人で帰宅しているこどもを狙った犯行が多いです。時間帯は夕方の下校時間が多く、塾や習い事の帰りの時間帯も被害が多くなっています
子供が露出狂の被害に遭う場合、いきなり陰部を見せつけるというよりは、声をかけて人目につかないところに連れていかれて被害に遭うことが多いです。また、同時に強制わいせつ事案にも繋がっているケースが多く、十分な対策が必要です。

後編では、大人の女性に多い露出狂のパターンと、被害に遭わないためにできること、被害に遭ってしまった際に取るべき対処法をお伝えします。ぜひお読みください。

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