「誰にでも優しい」は時に犯罪被害を招く!ストーカー対策のキモをご紹介!

前編】では、つきまといやストーカーの実際の被害数などを確認しました。

つきまといの対策は多くの不審者から身を守る防犯対策に直結しているので、ぜひ参考にしてみてください。

後編では、ストーカー行為の定義と、被害に遭う可能性を減らすための方法をご紹介します。

では、ストーカー行為の定義から確認していきましょう。

どんな被害があるのか

ストーカー行為は、以下の行為を同じ人物に繰り返していることが認められる場合が該当します。

①つきまとい、待ち伏せ、おしかけ
尾行されてつきまとわれる。行く先々で待ち伏せされる。自宅などに押しかけられたり見張られる。
②監視していると告げる
帰宅直後に「おかえりなさい」と電話がくる。あなたの行動・服装をSNSや電話で告げられる。
③面会、交際等の要求
拒否しているのに面会や交際、復縁を求められる。贈り物を受け取るように要求される。
④著しく粗野又は乱暴な言動
大声で「バカヤロー」などと粗野な言葉を浴びせられる。家の前で車のクラクションをうるさく鳴らされる。
⑤無言電話、連続した電話・メール等
電話をかけてくるが何も告げない。拒否しているのに何度も電話・メールがくる。
⑥汚物などの送付
汚物や動物の死体など不快感や嫌悪感を与えるものを自宅や職場に送りつけられる。
⑦名誉を傷つける行為
あなたの名誉を傷つける内容を告げられたり、インターネットに掲載される。
⑧性的しゅう恥心の侵害
わいせつな写真を送りつけられたり、インターネットに掲載される。卑猥な言葉を告げられる。
出典:Cafe Mizen

こういった被害がストーカーに当たるわけですが、このうち1つだけ当てはまる場合と、複数が当てはまる場合の2つがあります。
また、こうした被害は女性だけでなく、男性も被害に遭っています。実は男性の被害も一定数いるのがストーカーの特徴です。ですので、男性の方も注意し、被害を受けている自覚があったら迷わず警察に相談するようにしてください。

被害に遭わないための対策

ストーカー被害に遭わないようにするためには、日頃から気をつけておくべきことがいくつかあります。特に、人間関係について気をつけておく必要があります。

一方的な好意を持たれないように行動や言動を心がける

ストーカー被害に遭いやすいのは、男女ともに「誰にでも優しい人」です。誰とでも分け隔てなく接することができるのはとてもいいことですが、大人になるにつれ、好意を持たれていると勘違いされやすいというデメリットもあります。もちろん、ストーカー行為に至る加害者側が悪いのですが、加害者の中には「相手が自分を好きだと思っているから、その思いに応えているだけ」と本気で言ってくる人がいます。
こうした被害は周囲の友人関係にも悪影響を及ぼしかねないため、あくまでも他人であることを意識して距離感を保って接することが重要です。

交際関係を解消する際は「キッパリ」別れる

好きだった人と別れる時、相手に気を使いすぎるあまり優しく別れてしまう人も多いのではないでしょうか?実はこうした別れ方がストーカー被害の温床になっています。
「好きだけど一緒にいられない」という別れ方は、相手が本当にいい人でない限り成立しません。また、仕事や友人関係では非常にいい人だったとしても、恋愛に関していい人であるとは限りません。こうしたストーカー体質は見破りにくいので、まずは「もう好きではない」とキッパリ伝え、お互いの関係をしっかり清算しておくことが重要です。

被害に遭っている場合に気をつけること

次に、実際にストーカー被害に遭っている場合に何ができるか、何に気をつけるべきかをご紹介します。

加害者が元交際相手、知人の場合

加害者と面識がある場合は、特に注意が必要です。彼らは好意を持って接しているつもりなのに、急に警察が介入してきて警告などをされてしまった場合、逆上してしまうことも考えられます。
こうしたケースで有効な究極の方法は「行方不明になること」です。連絡先も分からない、自宅にもいない、会社にもいないとなれば、ストーカーは諦めるしか方法がなくなります。期間は2ヶ月くらいかかりますが、一番確実な方法です。
こうした極端な方法が取れない場合は、以下のことに気をつけましょう。
まず、「急に連絡を遮断しない」ことです。ストーカーは逆上することが多く、急に連絡が取れなくなってしまうと直接会いにきてしまいます。それは自宅だけでなく、勤め先の可能性もありますし、実家の可能性もあります。完全にどこにいるのか分からない状態にできない場合は、連絡の頻度を落としつつ、ストーカーの気持ちを逆なでしないように注意しましょう。
次に、「嫌われようとしない」ことです。ストーカーは好意を持って接しているので、嫌われようと思って暴言を浴びせたり、警察を呼んだりすると、逆上してしまうケースが多いです。最悪の場合は殺人事件にまで発展するため、絶対に避けるべきです。

加害者が面識のない人の場合

面識のない人が加害者のケースでは、ストーカーの段階にもよりますが、住所や勤務先を知られないようにすることが重要です。特に気をつけなくてはいけないのは、ゴミの出し方です。個人情報の書いてあるゴミをそのまま捨ててしまうと、ストーカーに様々な情報を与えることになってしまいます。シュレッダーで切り刻んでから捨てるか、個人情報保護スタンプなどを使って印刷面が判別できない状態で捨てるようにしましょう。
また、明らかに住所がバレていることが分かっているなら、すぐに引っ越しましょう。ストーカー行為で済めば心理的な被害だけですが、自宅に侵入されてしまえば何をされるかわかりません。実際にストーカー行為から性犯罪などにつながるケースは多く、心理的にも身体的にも傷を負ってしまいます。そういった被害に遭わないためにも、迅速に行動することが重要です。

まとめ

前編・後編にわたり、つきまといやストーカーについての被害実態と対策についてご紹介してきました。

つきまといやストーカーは、初期の被害は「気持ち悪い」だけで済みますが、エスカレートしてしまうと最悪のケースでは命を奪われてしまうほどに危険です。早めに警察などに相談し、被害が小さいうちから対策をするようにしましょう。

前編】の記事をまだお読みで無い方は、ぜひ【前編】も読んでみてくださいね。

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