あなたの家の窓ガラス、空き巣は狙いやすいって気づいてるかも!?

窓ガラスは空き巣に狙われやすい場所です。窓ガラスの種類によっては空き巣の好物となりかねないものもあります。うっかりミスから泥棒に侵入されないためにも、あなたの住宅の窓は大丈夫かどうか確認してみてみましょう。

あなたの家は大丈夫? 空き巣は窓ガラスを狙っている!

警察庁の調査では、平成29年に発生した空き巣などの侵入犯が利用する侵入口として、「窓」が最も利用されていることが確認されました。
一戸建て住宅では29,947件中57.6%、3階建て以下の共同住宅では8,614件中56.9%、4階以上の共同住宅では3,247件中34.9%もの侵入窃盗犯が窓を侵入口に選んだというデータが出ています。

また、侵入窃盗犯が住宅に侵入する手段として、一戸建て住宅では施錠がされていない玄関や窓を狙う無締りが43.4%、窓ガラスを壊して侵入するガラス破りが38.2%行われていたことが確認されています。
3階建て以下の共同住宅では無締り45.6%、ガラス破り32.5%、4階以上の共同住宅では無締り41.7%、ガラス破り17.7%と、数値から窓ガラスを狙うケースが多いことが分かります。
(参照:「住まいる防犯110番」

近隣に買い物に出かけたり、ふらっと散歩をしている間に忍び込まれたという声もあります。「ちょっと出るだけだから大丈夫」という思いで窓や玄関を施錠したかどうかの確認を疎かにしていると、空き巣に狙われやすくなってしまいます。少しでも家から離れる際は、戸締まりをしたかどうかを逐一確認するように心がけましょう。
カギ、防犯カメラ、防犯ガラスで侵入窃盗犯を防ぐのが効果的

侵入窃盗犯の窓ガラスを壊す代表的な手口

窓ガラスを破壊する方法には様々なものがあります。その中でも代表的な手口が下記のこちらです。

・三角割り

・焼き破り

・突き破り

詳しい犯行手口をお伝えすることはできないですが、このような方法で空き巣は侵入をしてくるということを、ぜひ覚えておきましょう。

実は防犯ガラスじゃない!? 勘違いしている人も多い防犯対策に向かない窓ガラス3選

住宅に使われる窓ガラスの種類は大きく分けて2つあります。一般的によく目にする透明な一枚板でできた「一般ガラス」と、様々な機能を持ち合わせた「機能ガラス」。この中には、防犯性能が高いと勘違いされているガラスもあります。防犯性に優れているという思い込みから窓の素材に採用してしまったという人もいます。あなたの家の窓は下記に当てはまるかどうか、確認してみてください。

網入り板ガラス

火に強く、防火ガラスとも呼ばれているガラス。火災時にガラスが割れても飛び散らないように、中にワイヤーを入れています。
窓を割られても、ワイヤーが入っているため侵入できないだろうと思われがちですが、「網入り板ガラス」は本来、火災の被害を減らす目的で作られているものです。そのため、防犯性能には特化していません。むしろ、ガラス片が飛散しにくいことで空き巣に狙われやすくなる可能性も。

強化ガラス

ビルから住宅まで幅広い建物に使用されているフロートガラスを高温で熱し、急速に冷やすことで強度を高めたガラスです。フロートガラスより強度が優れているだけでなく、ガラスが割れても破片が細かいためケガをしにくいという安全性能を持っています。
その名前から防犯ガラスと勘違いする人もいますが、フロートガラスより割れにくいというだけで、防犯性能が高いわけではありません。

ペアガラス

ガラスとガラスの間に空気層を設けることで、断熱性能を向上させたガラスです。結露を防ぎ、冷暖房の使用を控えることができるので、電気代の消費を抑えることが可能。省エネ効果が期待できるガラスと言われています。
ガラスとガラスを合わせた2枚構造のため防犯性に優れているというイメージを持つ人も多いですが、防犯性の低いフロートガラスを2枚配したところで窃盗犯の足かせにはなりません。快適さだけでなく防犯面も強化したいのであれば、ガラス2枚のうちの1枚を防犯ガラスにするなどの対策が必要です。

名前や見た目だけで防犯性能が高いと勘違いされやすいガラスをご紹介しましたが、いかがでしょうか? これらは本来、防火性能や快適性など他の機能を目的に作られたものであって、防犯を目的に作られたものではありません。「防犯対策として使おう!」と誤った認識で取り付けてしまう前に、どんな性能のガラスなのかを確認し、正しい認識を持ってセレクトしてください。
窓以外の死角もチェックして侵入を防ぎましょう

まとめ

いくら窓に防犯対策グッズを用いていても、窓ガラスが防犯性能が低いと意味がありません。例えば、クレセント周辺に貼るタイプの防犯フィルムを利用していたとしても、フィルム外のガラスが衝撃に弱ければ簡単に割って入ることができます。

また、防犯ガラスや防犯グッズで窓の防犯対策を万全にしていても、施錠していなければ泥棒に簡単に侵入されてしまいます。安全で快適な暮らしを送るためには、意識して防犯に取り組む必要があります。まずは指差し確認をするなどして、窓を施錠しているかどうか、しっかりと確認をする習慣を身につけるようにしましょう。

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