子どもを犯罪から守るために。不審者情報はどうやって手に入れる!?

子どもの防犯を考えるうえで、住んでいる地域の犯罪や不審者についての情報を知る事は大変重要です。ではその情報をどうやって入手すればよいのでしょうか?またどんな情報が必要なのでしょうか?

警察から不審者の情報を入手する

各都道府県警はホームページで不審者情報を公開しています。また登録すれば親の携帯にメール学校が配信されるものもあり、すばやく不審者の情報がいきわたるので子どもの防犯にとても役立っています。不審者として扱われている事案は、

①子どもに声をかけてきた。
②子どもに怒鳴ったり、武器になりそうなものを見せたりして威嚇した。
③性的嫌がらせ行為をした。
④子どもをたたくなど暴力をふるった。
⑤子どもにつきまとった。
⑥子どもを連れ去ろうとした。

などがみられます。それぞれ、不審者に遭遇した時間・場所・犯人の服装や特徴などの情報が記載されています。

自治体の活動を利用する

市町村などの自治体も防犯情報を発信しています。また、地域の防犯活動に必要なものや防犯カメラを購入する費用として補助金を支給する制度がある自治体もありますので確認してみましょう。また警察関係者を招いての防犯講習会や、防犯対策の情報が書かれた冊子を配布したりとさまざまな取り組みをしています。
『こども110番の家』『こども110番の店』などの情報も入手できますので、チェックしてみてください。

*こども110番の家(店)とは・・・子どもの行き来が多い通学路などで、不審者に遭遇するなど身の危険を感じた子どもが逃げ込める家や店舗のこと。緊急時に子どもを保護し警察などへの通報をしてもらえる子どもの避難場所として、ボランティアの方々が協力してくださいっています。

防犯情報が手に入る施設や団体も確認しましょう

学校からのお知らせを見る

学校からも、その地域の防犯に関する情報をうけ取れます。不審者情報や放課後の学童クラブなどのお知らせもあり、子供の防犯対策のために有益です。また、集団登下校や保護者の安全パトロール・見守り活動など学校やPTAが主催している防犯活動もありますので、ぜひ参加してみてください。
また、校外学習などの時のお迎え時間や災害時の連絡など、親の携帯に一斉送信で連絡が来るシステムを利用している学校もあります。学校近くで起きた事件や不審者情報などもメールでお知らせしてくれるので、案内があれば入学時に登録を済ませておきましょう。

地域の人々からの情報

不審者かそうでない人かの見極めは難しい場合があります。見たことのない人がお隣の家を覗いている!というときでも、実は遊びに来た親戚かもしれません。間違って通報してしまったら大変です。
常日頃からご近所の方と親しくしていれば、「どちら様ですか?今いらっしゃらないみたいですよ。」と声をかけることもできます。ひょっとして、本当は空き巣が下見にきているのかもしれません。その場合でも「留守にしていても、隣の家の人が見張っている」と考え、空き巣のターゲットになりにくくなります。不審者情報もふくめ、一緒に防犯体制を共有できるご近所さんかいれば、心強いですね。

また一斉清掃や夏祭りなど地域の行事に参加することで、近隣にどんな人が住んでいるのかがわかり、普段見かけたときに不審者ではないと判断がつきます。すべての人と知り合いになるのは不可能ですが、できるだけ近所の人と顔見知りになっておくのは、防犯上とても有効です。

子供からの情報

子どもに話を聞きましょう。「変な人をみたよ」と子供から聞いたなら、学校に連絡するなり、注意を促したりすることができます。子どもの話をよく聞くことで子どもの周りの人の情報を得ましょう。公園でよく見かける大人や通学路で周りの様子を伺っている人などの情報が防犯につながる可能性があります。
子供の話はいろいろなヒントが含まれていることがあります。子供に防犯意識を持たせるためにも、通学中のことや家の外で遊ぶ時のことを話し合いましょう。

子どもに教えておかなければならない防犯対策も確認。

不審者情報の弱点

様々な方面から不審者情報は子供の防犯に役立っていますが、以下の問題もはらんでいます。

無実の人を不審者に間違えてしまう

公園のベンチに座っていただけで不審者と通報されてしまったり、迷子を送り届けたら逮捕されたりと、住民の防犯意識の高まりとともに過度に神経質になってしまいます。

住民の不安をあおってしまう

不審者情報が配信されると、犯罪と結びついていない情報でも不安を感じる原因となります。

不要な疑いをかけてしまう

不審者の外見を描写する表現として、『和田アキ子風』とか『星野源に似た男』などと報道されたことがありました。同じことが地域で起こった場合、無実の人に悪い噂が立ったり、誤認逮捕がおこったりする可能性があります。

まとめ

完璧な情報はないにせよ、できるだけ有効な情報を得ることは子供の防犯対策に重要です。正しい情報を得て、子どもが安全に暮らせる街をつくりましょう。

また、たとえ間違ってしまったとしても、少し不安を覚えるようなことがあれば、110番通報ではなく、#9110を利用し、警察に相談をするようにしましょう。

Moly.jp編集部

関連記事

  1. 天使のささやきの日に子供にも教えたい防犯の合言葉「ひまわり」

  2. 学校の中も危険がいっぱい! 覚えておきたい防犯対策

  3. 【夏休み】子どもが犯罪に巻き込まれないための防犯対策

  4. 最低の犯罪リベンジポルノ。プライベートな写真や映像をネットに流されたらどうすればいい?

  5. 身を守るために知っておきたい!防犯パトロールで最低限押さえておきたい場所について

  6. 【今日の事件簿】鬼畜すら霞んで見える卑劣な犯行。異例尽くしの仙台女児連続暴行事件

  7. 【ママへ】子どもに伝えたい防犯対策! 防犯の秋!

  8. 【覚えるべし!】防犯標語から学ぶ、防犯対策!

  9. 不審者による約4割が声かけ!情報ツールを含めた防犯対策

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

人気記事

  1. 実は不審者は目立たない? その特徴とは
PAGE TOP