絶対にストーカー被害にあわないための予防方法ってある?

別れた夫や彼氏が執拗に復縁を迫ってくる。好意を寄せられ、お断りしても諦めてくれない。
これらはストーカー犯罪のはじまりかもしれません。このような状況に私たちはどう対処したらよいのでしょうか?

ストーカーになる人とは

ストーカーにはいろいろなタイプがありますが、共通しているのは『被害者に対する過剰な関心』です。そして『被害者に接近したい』という欲求に自分自身で対処しきれないため、つきまといや監視などの行為を繰り返すのです。つまり、ストーカーとは、『特定の相手に執着し、拒否されても関わろうとし続ける人』だと言えます。

誰もが「大好きな人と一緒にいたい」という気持ちがありますが、ストーカーは『相手が嫌がっても』望みをかなえようとするところが違います。反対に『相手に拒否されるまで、この人がストーカーになるタイプかどうか分からない。』ともいえるのです。

あなたの最愛の彼氏がいつかストーカーになるかもしれない。友達だと思っていた人がある日突然豹変し、あなたを追い回すようになるかもしれない。見も知らない人に今も監視されているかもしれない。誰しもがストーカーになりえる社会で、どう対処したら私たちは自分の身を守ることができるのでしょうか?

ストーカーに男女差はあるの? 自分は大丈夫?

ストーカーの標的にならないために

ストーカーには絶対に遭いたくないですよね。でも、こうすれば大丈夫という対処方法は残念ながらありません。
社会生活を営んでいる限り人と人との関わり合いは不可欠ですし、意図せずに気持ちのすれ違いが起こってしまうのは仕方のないことです。
私たちには、できるだけストーカーの標的になりにくいようにするということしかできません。そのための予防方法を挙げてみましょう。

本当に好きな人以外の人に、勘違いをさせるようなことをしない・言わない

好きな人に好きな気持ちを伝えるのはあたりまえのことですが、好きでない人に「この女性は自分のことが好きなのかも」と思わせるのはトラブルの原因です。

あなたにそんなつもりがなくても、勝手に「僕たちはつきあっている」と妄想してしまう人がいるかもしれません。その気持ちが裏切られたときに逆恨みをされることがあるのです。
どちらにせよ、人の気持ちを弄ぶのは決して良いことではありません。思わせぶりな態度をとらないようにしましょう。

仕事上ではプライベートの情報を出さない

仕事で接客をするときや取引先の相手と接するときなど、親身な対応をする時があります。あなたが仕事熱心なあまりお客様に『個人的な好意』と誤解されてしまうのです。

仕事で知り合った人には、絶対にプライベートの携帯番号や自宅の情報を教えてはいけません。しつこく聞かれる場合や「教えてくれないと仕事に影響がある」とほのめかされた場合、すぐに上司や会社に報告して対処してもらいましょう。

好意を寄せてくれた人に「ごめんなさい」をするときは

興味もない人に誘われたり、告白されたりしたときの対処方法で、あなたの対人関係スキルが分かります。どれだけ相手のプライドを傷つけず、諦めてもらうかが勝負どころです。何かと理由をつけて断ったり、彼氏がいると言ったりすれば普通は諦めてくれるものです。しかし『普通』でない場合もあるのです。

ストーカーの初期の段階ともいえるしつこいアプローチをされた場合、無視してはいけません。まず、あなたの気持ちを伝えること。はっきりとお断りすることです。それでもまだ言い寄ってくる場合、「もう連絡をしないでください。これ以上続けるとLINEをブロックし、電話にも出ません。」と警告します。それからは完全に無視してください。「もう一回会って謝りたい」という誘いにも絶対に乗ってはいけません。その人と会う必要がある場合は、第三者に同席をしてもらいましょう。

そして、これらの全てのことを録音や動画にとって証拠として残しておいてください。

彼氏との写真や動画に気をつける

どんなに彼氏に頼まれても、あなたの評判がマイナスになるような写真や動画は、絶対に撮ってはいけません。彼氏とのラブラブな写真もラブラブな時には良い思い出の品ですが、ラブラブでなくなった時にはどうなりますか?

今は最愛の恋人が、将来は憎しみ合うかもしれないと考えるのは辛いことです。しかし些細なけんかでも逆上してしまった時に、相手を傷つける武器をもっていたらそれを使ってしまうかもしれません。ネットに流れれば一生消えません。データにすればいくらでもコピーできます。

別れるときはきっぱりと

もし、あなたから別れを切り出すことになってしまったら、自分の気持ちをはっきりと相手に伝えましょう。あなたの決断をわかってもらえるように、冷静に話してください。夫や彼氏が感情的なタイプであればその対処方法を考えてから話し合いに臨みましょう。

一番大切なことは、別れるからといってむやみに相手を貶めないこと。彼の人格や感情を尊重してください。そして、もしあなたの部屋の鍵を彼が持っているのなら、鍵を返してもらうだけでなく業者に鍵交換をしてもらいましょう。

ストーカー規制法についてもっとしりたいならこちらへ。

ストーカーを減らすために私たちができること

ストーカー被害にあってしまったら、心身ともにとてつもないダメージを受けます。ストーカーへの対処をどうするかよりも、ストーカー加害者を減らすことのほうが重要です。

ストーカーの中には精神疾患を患っている人もいます。そんな相手では、被害者は太刀打ちできず、結局は辛い思いをした挙句、警察や弁護士に解決してもらうことになります。適切に治療すれば、ストーカー行為をすることもなくなり、自分のストレスに対処することができるようになるとはいえ、被害者が被った苦悩は取り返しがつきません。

そんな悲観的な状況で私たちが対処できるのは、せめて、周りの人と適切な距離で接し、相手を尊重し、一時の感情に惑わされず自分を大切にするということなのではないでしょうか?
ほんの細やかな心がけですが、これで少しでも犯罪を防げるのであれば、ストーカーの対処方法として有効手段といえます。人間関係をスムーズにするためにも、気をつけていて損はない事です。

Moly.jp編集部

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