【泥棒は現場を下見している?】侵入されやすいポイントを把握することが大事!

防犯カメラなどの普及により空き巣などの侵入窃盗の件数は減少傾向にあります。しかし、泥棒による被害がなくなったわけではありません。

泥棒は現場を入念に下見し、計画を練ってから犯行に及びます。今回は泥棒が現場を下見するときに、どんなことをチェックしているのかをみてみましょう。

泥棒は現場の下見にどれくらいの時間をかける?

泥棒は現場の下見に1週間から2週間の期間をかける場合があります。
狙った家の家族構成や、留守にしている時間帯、訪問者の有無など様々なことをチェックします。

泥棒の現場の下見の際の服装

あたりまえですが、いかにも泥棒という格好で現場の下見は行いません。
営業マン風のスーツ姿の男性、アンケート調査員を装った女性など、地域の風景に違和感なく溶け込める服装で現場の下見を行います。そして現場の下見は必ずしも男性ひとりで行うというわけではないようです。

もし、家やマンション周辺を定期的にうろつく、インターホンをしつこく押すなどの不審な行動をしている者がいれば、泥棒が下見している可能性があるかもしれないので、警戒を強めるようにしましょう。

泥棒が現場の下見の際にチェックすること

泥棒は下見をした際に、その家の特徴が分かるようなマーキングを家につけることがあります。

表札やポスト、電気・水道メーターの目立たないところに、小さくしるしを書いたり、数字や文字を書いたりします。シールが貼られている場合もあります。自分の部屋の表札やポストに身に覚えのない不審なマークがあれば、すぐに消すようにしましょう。

泥棒が現場を入念に下見してチェックすることには以下のようなものがあります。

家族構成や生活パターン

狙っている家の家族の人数をチェックします。それぞれの生活パターンもチェックし、家に人がいない時間帯を割り出して侵入計画を立てます。

外出している時でも部屋の電気をつけておいて、夜間はいつも留守であるという事が外部に漏れないようにするのも簡単な防犯対策です。

防犯意識の程度

防犯カメラの有無、防犯ガラスや防犯フィルムなどで不法侵入に対する対策をしているかどうか、警備会社のステッカーが貼っているかなどをチェックします。近所のコンビニに行く、ゴミ出しに行く程度の短い時間ならカギを閉めずに出かけるという習慣があるなら、そうした行動も現場の下見の際に見られている可能性があります。

短い時間の外出でもカギをかけることを習慣にしましょう。これも立派な防犯対策です。

家やマンションの死角となる場所

泥棒が下見の際にチェックすることは、入りやすいかどうか、周囲から見られていないかどうかです。そのため、侵入口や逃走口となる死角となる場所を探します。

またマンションの場合は、玄関がオートロックになっていて部外者の出入りがないと思い込んでドアやバルコニーの扉の鍵を閉めていない人もいます。しかし、泥棒は屋上から雨どいを利用して下りる、バルコニーに隠れながら侵入するといった方法も使います。防犯対策として、外出中はもちろん、家にいるときもカギをかけるようにしましょう。オートロックの過信は禁物です。

またマンションの周囲に外からの視線を遮るような植樹があれば、それも泥棒にとって現場の下見がしやすく、泥棒に入りやすい環境となります。もし自分の住んでいるマンションがそのような状態なら、カギを2つ付ける、ガラスに防犯フィルムを貼るなどの個人的な防犯対策も有効でしょう。

同じような理由で、マンションの外壁工事などで足場を組んでいる最中なら、泥棒にチャンスを与えることにもなります。普段よりも注意しておきましょう。

近所の様子

近所の人々が互いに顔見知りかどうかなどもチェックします。近所の人が他の人に無関心な様子であれば、現場の下見や犯行時に不審に思われず、見つかりにくくなります。

さらに近所に交通量の多い道路や線路があるかなど、侵入時にガラスを割る音がしても気づかれないかチェックしています。

近所に駅・公園・コンビニ・スーパーがあるかどうか

駅や公園、コンビニやスーパーがあれば人が多いので不審な人物は怪しがられると思うかもしれませんが、泥棒が下見をしたり、犯行に及んだりするときには、その利用客に紛れることで仕事がしやすくなるという利点になります。駅の利用者や公園でくつろいでいる人を装い、現場の下見を入念に行い、計画を実行に移します。

自分で出来る泥棒に対する防犯対策

入念な現場の下見を経て計画を実行する泥棒にとって、下見の際に「この部屋は泥棒しにくい」と思わせれば被害にあう可能性を低くすることができます。そのため、以下のことを行えば侵入される可能性は低くなるかもしれません。

1.外出中でも在宅中でも施錠する
2.防犯カメラを設置する
3.防犯フィルムを貼る
4.玄関や窓のカギに補助錠をつける
5.窓に開閉アラームをつける

最近では、女性でも簡単に設置できるネットワークカメラや防犯カメラが販売されています。家の周囲をうろつく不審者の動きも確認できますので、強力な防犯対策になります。

防犯対策として、普通のガラスから防犯ガラスに交換するという方法もありますが、賃貸マンションの場合、防犯ガラスへの交換は大家さんや管理会社の許可が必要です。ガラス交換が難しい場合は、防犯フィルムを貼る、窓のカギを増やすなどの方法でも防犯効果が期待できます。

まとめ

泥棒は無計画で侵入するというよりも、現場の下見を重ねて入念な計画を実行します。現場の下見の際には家族構成や生活パターン、防犯意識の程度や近所の様子、侵入経路と逃走経路の確保などいろいろなことをチェックしています。

防犯対策をしておくことで「この家は侵入が難しい」と思わせることができるかもしれません。

泥棒の被害に遭わないためにも、防犯対策をきちんとしておきましょう。

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Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

泥棒は下見をした際、防犯対策をしている家は侵入しにくいから狙わなくなります。しっかりした防犯対策が犯罪を抑止することにつながります。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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