そのアプリ、実は盗撮が目的かも!? 盗撮に用いられるカメラの種類とは

女性をターゲットにした悪質な犯罪のひとつが盗撮です。技術の進歩とともに、盗撮に使用されるカメラの種類も小型化、高性能化しています。

今回は、盗撮に用いられるカメラの種類と、その発見方法を紹介します。女性の方はとくに防犯対策として役立てていただけると幸いです。

盗撮に用いられるカメラの種類

盗撮用として用いられるカメラには次のようなものがあります。
1.スマートフォン
2.小型防犯カメラ
3.偽装品カメラ

こうしたカメラはもちろん盗撮を目的として作られたものではありません。しかし悪意のある犯罪者により、盗撮用として使われています。紹介したカメラは、スパイカメラや隠しカメラ、防犯カメラなどの名称で、ネットや実店舗でも販売されており、個人での購入も可能です。

さらに、最近では、組織的に盗撮を行い、入手した映像を商売に使うという事件も起こっています。そのため、防犯意識を高めるためにも、紹介したカメラがどんな機能を備えていて、どのように盗撮に使われるのか、ある程度知っておくことが大切です。

スマートフォン

階段などで歩いている女性の後ろから、スマートフォンをかざして、スカートの中を盗撮するといった事件は、頻繁に報道されています。こうした犯罪は、スカートをカバンでカバーする、不審な動きをする人に注意するなどの方法で、防犯対策できます。

それ以外にも、スマートフォンが盗撮に用いられるケースがあります。それはスマホの盗難防止アプリや遠隔監視アプリをインストールさせて、そのアプリを盗撮者が自分のパソコンから起動し、盗撮を行うという方法です。例としては、「スマホを紛失した時に便利」といったセリフで女性を説得し、本来は防犯目的のアプリをインストールさせ、自分で遠隔操作できるように設定し、盗撮のために利用するというケースがあります。

こうした犯罪には、恋人や友だちであっても、不要なアプリはインストールさせない、防犯目的のアプリは自分でインストールするといった方法で対処できます。

小型防犯カメラ

本来は、不在時の家の様子や店舗の様子を観察するといった目的のための小型防犯カメラですが、それが盗撮用に用いられる場合があります。

しかし、盗撮用でこうしたカメラを使う場合、ターゲットとなる場所にカメラを設置しなければなりません。撮影された映像は、内蔵されたSDカードに保存されるという機種がありますが、こうした機種が設置されている場合、映像の回収のために再び現場を訪れる必要があります。

インターネット経由で映像を専用アプリで見るという小型防犯カメラもありますが、こうしたカメラを盗撮のために転用しようとする場合、現場のネット回線を利用しないといけないので、盗撮のために利用するのは難しいと言えます。こうした理由を考えると、小型防犯カメラを盗撮用カメラとして用い、個人の部屋に侵入して設置し、必要な時にデータを回収したリ、閲覧出来るようにするのは、リスクの高い犯罪であると言えます。しかし一部の犯罪者はこうしたリスクを顧みずに盗撮行為を行います。

一方、温泉や銭湯などの脱衣所、公共のトイレなどでは、客や利用者を装い、カメラの設置、データの回収、電源の補充などを行うことができます。こうした犯罪から身を守るためにも、外出先のトイレなどでは、不審な動きをする人に注意したリ、全体を見まわせるような場所や、不自然な場所に、カメラを隠す目的で箱やかごが置かれていないか注意が必要です。

偽装品カメラ

スパイ映画さながらに、ペン、腕時計だけでなく、最近ではスマートフォンの充電用コンセント、携帯バッテリー、コンセントカバーなどの偽装したカメラが販売されています。

こうしたカメラを盗撮用に転用するわけですが、充電用コンセントに偽装したカメラは、コンセントに挿すだけで電源が供給され、撮影が開始されます。携帯バッテリー型のカメラは、機能的には劣りますが、実際にスマートフォンの充電も行なうことができ、撮影ポイントも撮影者がバッテリー型カメラの向きを変えるだけで、動きに不自然さを感じさせません。

しかし、こうした偽装品カメラは、数日間などの長期間の録画には向いていません。また映像が見たければデータを回収し、パソコンに取り込む必要があります。

偽装品カメラも、盗撮用カメラとして自宅にそれとなく設置されている、盗撮者が偽装カメラを携帯して、更衣室や脱衣所に現れる、トイレの個室に設置するというケースが考えられます。自宅であれば、実の覚えのない備品には用心できます。また公共の場では、不審な動きをする人物に警戒したリ、更衣室やトイレでは、服を着替える前、トイレをする前に周囲を一度確認するようにしましょう。

盗撮用のカメラを発見する方法

盗撮用に転用されることのあるカメラを紹介しましたが、防犯対策として、次に盗撮用カメラを発見する方法を紹介します。

盗撮検知器を使って発見する

ネットや実店舗で盗撮検知器が販売されています。有線カメラやワイヤレスカメラ、また信号をキャッチし、カメラの存在を知らせます。価格は、数千円から数万円のものまで機能により様々です。

スマートフォンのカメラを使って発見する

夜間や暗所での撮影に備えて赤外線ライトの付いている防犯カメラがあります。そうしたカメラも盗撮用に悪用される場合があります。しかし、赤外線ライトは、肉眼では認識できませんが、部屋を暗くして、スマートフォンのカメラを使えば、見ることができます。

自宅にカメラが設置されているのではという心配があれば、カメラを発見できる可能があるので、試してみる価値はあります。

ペンライトを使って発見する

盗撮用カメラですからレンズがかならずあります。部屋が撮影されているかもという心配があれば、部屋を暗くして気になるポイントにペンライトに光を当ててみて、レンズに光が反射するようであれば、そこに盗撮用カメラの存在を確認できます。

ペンライトは100円ショップでも入手できるので、盗撮の心配があれば、一番安価で盗撮用カメラを発見できる方法と言えます。

まとめ

防犯用のカメラも小型化しており、それが盗撮用に用いられるという場合があります。また携帯バッテリーや充電用コンセントなどに偽装したカメラも、見つかりにくいという理由で盗撮用に利用されます。

スマートフォンも防犯用アプリをインストールされ、それが悪用されることで、盗撮用カメラになってしまう場合があります。しかし、盗撮検知器やペンライトなどを使って、盗撮用カメラを発見することができます。スマートフォンへのアプリもインストールも必ず自分で行うようにすれば、自分のスマートフォンが盗撮カメラになってしまうことを防止できます。

盗撮用に利用されるカメラも小型化、軽量化、高性能化していますが、カメラに関するある程度の知識を蓄え、不審者や不審物に対する警戒心を常に維持することで、盗撮に対する防犯意識を持つことができます。

女性をターゲットにした悪質な犯罪から身を守るためにも、防犯対策をしっかり講じておきましょう。

盗撮や盗聴で気をつけるポイントは?被害が起きやすいのは公衆トイレ?

Moly.jp編集部

関連記事

  1. 【パワースポット巡り】台北のおすすめ寺院で運気も防犯力もUPしちゃおう!

  2. 空き巣は「窓」からやってくる!空き巣が嫌いな窓ってどんな窓?

  3. 【親切な男性に注意?】地域課巡査、10代女性にわいせつ行為に及ぶ

  4. 不審な人物の最新情報に注意して、みんなで正しく防犯対策!

  5. 地域を支える防犯パトロール

  6. 女性にオススメ! インターネットを活用した画期的な防犯サービス

  7. 【大掃除】新年を迎える前にCheckしたい家の防犯!!

  8. 【8月12日の事件】524名中520名が死亡。日本航空123便墜落事故はなぜ起きたのか?

  9. そのカギは泥棒に入られる可能性が高い?防犯性に優れた鍵の選び方とは

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Moly.jp公式メルマガ

↓ Moly.jp公式メルマガです ↓

【防犯ジャーナリスト河合成樹】が最新の人気記事の独自紹介や裏話、お得な防犯グッズのご紹介や緊急防犯対策などを配信します。ぜひ、ご読者登録をお願いします

※メルマガにご登録していただいた情報は非公開の上、厳重に管理します。詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

人気記事

  1. 実は不審者は目立たない? その特徴とは
PAGE TOP