【賃貸物件の方必見】防犯対策で窓ガラスを交換する際に気をつけるポイントは?

持ち家や分譲マンションなどの場合、窓ガラスが割れたとき、防犯ガラスに交換したいときなど、持ち主が業者に依頼して持ち主負担で交換できます。

賃貸マンションの場合はどうでしょうか?この記事では、防犯対策で分譲マンションのガラスを交換したい場合は、管理会社に連絡する必要があるのかどうか、ガラス交換以外で防犯対策を強化する方法を紹介します。

ガラス交換する前に管理会社に連絡する

賃貸マンションの場合は、ガラスが割れた場合、ガラスを防犯のために強化ガラスに交換したい場合など、事前に管理会社に連絡し、許可を得る必要があります。

賃貸マンションでは、窓ガラスは共用部分にあたります。外の廊下に接している窓、バルコニーの窓は、屋外に接しているからです。ですから、管理会社もしくはオーナーの許可なしに、窓ガラスを交換したリ、窓枠を交換することはできません。

窓ガラスが割れた場合でも、交換前に管理会社に連絡しましょう。経年劣化でガラスが割れてしまった場合など、理由によっては入居者ではなく、貸主が費用を負担してくれるからです。しかし、入居者の不注意でガラスを割ってしまった場合は、交換費用は入居者の自己負担になります。
また、管理会社が、指定されているガラス交換業者を紹介してくれる場合もあります。

ですから、自然に割れた場合でも、不注意で割ってしまった場合でも、賃貸マンションに住んでいるなら、すぐに管理会社に連絡しましょう。割れたガラスを放置しているなら、ケガする可能性があるだけでなく、犯罪者の侵入を容易に許してしまうからです。

防犯ガラスの交換ができない場合の防犯対策

賃貸マンションで、防犯対策のために、強化された防犯ガラスに交換したいと思っても、管理会社からの許可が出ない、費用的に難しいという場合があります。
そうした場合、ガラスに防犯フィルムを貼るという選択肢があります。

防犯フィルムとは

防犯フィルムとは、ガラスの内側に貼るもので、施工することで、外からガラスを割ろうとする、貫通させようとする攻撃に対して強力な耐性効果を発揮します。
空き巣等の家宅侵入者が窓を割って侵入するまでに、5分以上を要するフィルムを防犯フィルムと呼びます。
窓ガラスについている鍵の周辺だけに貼るタイプと、ガラス全面に貼るタイプがあります。
防犯効果を高めるという視点では、ガラス全面に貼るタイプがおすすめです。

防犯フィルムを貼ったガラスを割ろうとした場合、とても大きな音がします。この音が周囲に聞こえるというのも、侵入者を撃退する効果があります。

防犯フィルムのメリット

ガラスに防犯フィルを貼ることで次のようなメリットが得られます。

防犯対策

ガラスを割られて侵入される可能性がほとんどなくなります。

UVカット

防犯フィルムの中にはUVカットの加工がされているものがあります。

遮熱

ガラスが割れた時の飛散防止
地震などで万が一ガラスが割れても、破片が飛び散るのを防いでくれます。さらに、防犯フィルムは外からの圧力に対しては強いですが、内側からは割ることが可能です。ですから、火災や自然災害などの場合、窓枠が歪んで窓が開かなくなっても、内側からガラスを割ることで窓から脱出することも可能です。

防犯フィルムを貼る場合も管理会社に連絡する

賃貸マンションの窓ガラスに防犯フィルムを貼る場合でも、管理会社やオーナーに連絡する方が無難です。なぜなら、共用部分に変更を加えるからです。

さらに、防犯フィルムを貼る許可を得た場合でも、管理会社と退去時の原状復帰について事前に話し合っておく必要があります。つまり、退去時に防犯フィルムを剥がすのか、それともそのまま残していいのかということです。

窓ガラスに防犯フィルムを貼る方法

賃貸マンションで管理会社やオーナーの許可を得て、窓ガラスに防犯フィルムを貼る場合、2つの選択肢があります。
1.専門業者に依頼する
2.自分でDIYする
それぞれのメリットを解説します

専門業者に依頼して防犯フィルムを貼る

ガラスに防犯フィルムを貼る場合、専門業者に依頼できます。
メリットとしては、以下のようなものがあります。

●防犯性能の高いCPマークの付いた防犯フィルムを施行してもらえる
CPマークとは、警察庁などの官民合同会議により認定された「防犯性能の高い建物部品目録」に掲載されている建物部品に付いている認定マークのことです。

●きれいに仕上がる
自分で防犯フィルムをDIYしても、その作業の難しさゆえに、きれいに仕上がらない場合があります。

防犯フィルムは、メーカーにより異なりますが、5年程度の保証期間があり、普通に使用していれば10年は持つと言われています。

DIYで防犯フィルムを貼る

ガラスに防犯フィルムを自分で貼るという方法があります。
最大のメリットは、費用を安く抑えられる点です。CPマーク付きのものより強度は劣りますが、ホームセンターでも防犯フィルムは販売されています。

しかし、DIYの場合、道具を揃える必要がある、施工にある程度の時間がかかる、窓の形状やガラスの種類により、素人では施工が難しい場合があるなどのハードルをクリアしなければなりません。

ガラス交換の前には管理会社に連絡しましょう

ガラスが割れた場合、防犯ガラスに交換したい場合など、共用部分の窓ガラスを交換したい場合は、管理会社やオーナーに連絡しましょう。

防犯ガラスに交換する許可が得られなくても、防犯フィルムを貼るという選択肢があります。この場合も、管理会社に許可を求め、退去時の原状回復について相談できます。

▶︎【防犯フィルムおすすめ20選】価格は安くても空き巣に効果的な防犯フィルムを大公開

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

賃貸マンションでも、ガラスに対する防犯効果を高めることは可能です。管理会社に任せきりではなく、自分で出来る防犯対策も積極的に行っていきましょう。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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