泥棒と対面してしまったらどうする?遭遇時の対処法と対策とは

侵入窃盗などの犯行でもっともおそろしいのは、犯人と対面してしまうことです。この最悪の事態でどのような行動をとることが望ましいのでしょうか?また、防犯の基本である、カギの重要性についてもあらためて見直してみましょう。

いつもと様子が違う…?

帰宅してホッと一息つきたいその瞬間、玄関の手前でいつもとなにかが違うと感じたら、ドアノブを開ける手を止めましょう。そのまま入っては空き巣の犯人と対面してしまう可能性があるからです。

見覚えのない靴があったり散乱しているなど、普段と違う気配や異常を感じたら、大家さんや管理会社、隣人もしくは警察に相談しましょう。空き巣の犯人が潜んでいる可能性があり対面すると危険です。決して1人で入らないようにしましょう。

マーキング

空き巣犯が仲間同士への合図に使う方法に「マーキング」と呼ばれるものがあります。ある日突然、ドアや表札、ポストの周辺に記号や数字が書かれていたとしたら、マーキングであることを疑いましょう。

マーキングによって空き巣犯同士が、ターゲットの留守の多い時間帯や誰が住んでいるかなどの情報を交換している可能性があります。もし見つけたらすぐに消したいところですが、のちのち証拠として役に立つかもしれません。まずは落ち着いてそのマークを写真に収めておきましょう。そして大家さんや管理会社、最寄りの交番などに相談しましょう。

無施錠はとくに危険!

犯人に侵入されることはもちろん危険なことですが、もっとも恐ろしいのは犯人と対面してしまうことです。

ちょっとゴミ出しや買い物に行ったスキは狙われやすいです。犯人にとってもスキを狙ったのに住人が意外と早く戻ってきてしまい、対面せざるを得なくなってしまうということもあります。

また、あえて在宅中を狙う「居抜き」「忍込み」の手口では、無施錠の玄関や窓から侵入してくるケースが多いです。自分が在宅しており、家の誰かがいつもと同じ時間に帰ってくるからといって無施錠にしているのも危険です。また換気のためや、寝苦しいからといって窓を開け放って寝るときは、よく下見をしてターゲットを絞っている犯人に絶好の機会を与えることになってしまいますので、しっかりと施錠しましょう。

もし犯人と対面してしまったら!

本来であればそうなる前に防犯対策をしておくことが望ましいのですが、対面してしまったら、そうもいっていられません。

ここでの良い対処法としては、大声を出しながら外に逃げるということです。自分の力で乗り切ろうとせず、まずは身を守ることを優先させましょう。もし現場がマンション内だとしたら、近くの非常ボタンを押して逃げることも1つの手です。そして、逃げれたらすみやか警察を呼びましょう。

まれに、被害に遭われた方で犯人にモノを投げつけるということがありますが、逃げるために時間を稼ぐことはできますが、危険も伴います。なぜなら、犯人にもさまざまなタイプがいるからです。空き巣が目的だった場合は、犯人にとっても急な状況であり、気が動転しているかもしれません。

はじめは空き巣だけが目的だったにも関わらず、被害者の態度や行動に逆上してしまい、強盗と化す可能性も否めません。空き巣犯であっても逆上させることは危険ですので、極力刺激をしないように努めましょう。

ディスクシリンダー錠であることの危険性!

犯人とは接触をしないことが肝心です。そのためには侵入させないことが重要なのはいうまでもありません。

無施錠が危険なのは周知のことですが、古いタイプのカギを使い続けていることも無施錠に近い状態といえます。
古いタイプの防犯レベルの低さの例を挙げれば、凄腕の空き巣犯やプロの窃盗団が古いタイプのカギをピッキング解錠するのに、30秒あれば十分といわれています。古いタイプのカギの代表格に「ディスクシリンダー錠」と呼ばれるものがあります。

このディスクシリンダー錠は凄腕の空き巣犯やプロの窃盗団の前では、ほぼ無力といってもよく、無施錠に近い状態にならざるを得ないのです。

進む廃止への動き

ディスクシリンダー錠を使うご家庭がいまだに多く存在していますが、ピッキングによる被害が後を絶たないため、製造は廃止へと進んでいます。いつ被害にあうか分からない防犯レベルの低いカギを廃止する流れになるのは、メーカーとして当然の役目かもしれません。

防犯対策は補助錠が基本

玄関のカギによる防犯対策は「補助錠」が基本といわれています。
ピッキングに強いタイプのカギと言われていても、イタチごっこの部分もあり、人間の作ったものなので限界もあります。また玄関の作りによっては手を入れられ、内側からカギを開けられてしまうことがあります。補助錠を取り付けることで、ひとつのカギに頼らない、より強固な防犯対策が可能になります。

まずは古いカギの交換を!

他のカギに交換することは、目先のコストはかかってしまいますが、空き巣の被害に遭ってしまうかもしれないと考えれば、そのメリットは計りしれません。貴重な財産を守る防犯対策が手に入るのであれば、安い買い物であるともいえるかもしれません。

空き巣被害を受けないために!空き巣の前兆を見逃すな!

この記事の監修
〇〇さん写真
フォン・グエン
Moly.jp編集長

ご自宅の玄関のカギを確認し、もしディスクシリンダー錠をはじめとする古いカギを使用中であれば、交換をすることをおすすめします

日本生まれ日本育ちのベトナム人。Moly.jp編集長として、メディア取材や事件データの収集など女性の防犯についての取組みを精力的に行っている。積極的に裁判傍聴に足を運び、被害者の生の声を聴いて現実を見つめ続けている。

Moly.jp編集部

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