街中で見かける防犯カメラ映像の保存期間はどのくらい?抑止力はあるの?

物騒になるにつれ、店舗や駐車場、電柱など、街中のいたるところで見かける機会が増える防犯カメラ。その録画期間が以外にも短いことをご存知でしょうか。その理由と、街中各所での用途もあわせてご紹介します。

防犯カメラの映像は見ることができない?

たとえ街中に設置された防犯カメラの映像であっても、また何かしらのトラブルの被害者であっても、閲覧する権利がないということをご存知でしょうか。

これは防犯のためとはいえカメラに映し出された映像が、個人情報やプライバシーの侵害にあたる可能性を含んでいるためです。またその防犯カメラに映し出された映像を部外者に確認されることで、新たな犯行につながる恐れもあるでしょう。そのため町内の防犯のために、警察からの捜査協力の要請でもない限り、他者に公開することはないのです。

各施設の保存期間はどれくらい?

防犯カメラの映像をどの程度の期間、保存するかについては、基本的に設置した人物の任意です。
映像の記録容量にはかならず限界があります。そして映像の確認には膨大な時間がかかります。つまり記憶容量を超えると古いデータから削除されていくのです。

保存期間が意味もなく長すぎると重要なシーンが探しづらかったり、上書きによって自動的に消えてしまうことになりかねません。いざという時に確認ができければ、そもそも撮影している意味もなくなってしまいます。反対に短すぎても、同様のことがいえます。こうしたことは極力避けたいので、防犯カメラを運用するうえでは施設ごとに保存期間の「相場」のようなものは存在します。町内の各施設で見かける防犯カメラの保存期間は、一般的に以下の通りだとされています。

金融機関

銀行をはじめとする金融機関の防犯カメラの画像の録画期間は、街中で見かける防犯カメラのなかでもやはり長めにとってあり、1ヵ月から1年ほどといわれています。

銀行の防犯カメラの役割は通常とちがい、外部に対する威嚇よりもむしろそこで働く従業員への防犯対策のために設置されていることが多いようです。その理由は、お金を扱うことに他なりません。もちろん銀行利用者とのお金のやり取りに、間違いがないかの確認も含まれています。

銀行における防犯カメラは業務上なくてはならないものであり、現金を扱うシーンが多い場所などではとくに注意深く撮影されていることが多いようです。銀行には重要な書類も多く、紛失の防止やいざ紛失した際にその映像をたどることで手掛かりとしたいときも活躍しているようです。

以上のようにさまざまな用途で活かされている銀行の防犯カメラです。その需要は町内の防犯カメラのなかでも大きく、場所によってはひとつの銀行に何十個もの防犯カメラが設置されていることもあるようです。

一般企業

金融機関でもご紹介したように、防犯カメラには従業員からの防犯用途のほかにも、従業員の作業工程を確認したり、撮影したりといった業務で役立てるために設置されることが多々あります。

また公にはされていませんが、従業員が怠けていないかのチェックをするために使用している職場もあるようです。そうした用途の場合、1年程度の長期間にわたって映像を保存されることが多いようです。

コンビニ

万引きや強盗への対策として活躍してくれる、街中の防犯カメラというとイメージする方も多いであろうコンビニ。
24時間365日の営業でいまや私たちの生活になくてはならないコンビニですが、その存在を支えているのはある意味では防犯カメラといっても過言ではありません。

通常のコンビニでは1週間から2ヵ月ほどの保存期間であることが多いようです。しかしコンビニは、町内のなかでもとくにバラつきが激しい設置場所のひとつです。保存期間というよりは内蔵されている記憶媒体の容量によって上書きがされてしまうので、その容量に大きく左右されていることが多いようです。

公共施設

市役所や公民館、介護施設をはじめとする公共施設では、市町村ごとに保存期間のガイドラインが設けられていることがあります。
介護施設での防犯カメラは、施設利用者への虐待から守る役割があるので貴重な存在とされています。

ガイドラインは各市町村が独自に設定するものなので一概にはいえませんが、大抵の場合は1か月程度保存するとされています。

防犯カメラに頼り切るのは危険!

大幅な設置増加が急がれる防犯カメラ。導入されている場所も銀行や店舗といった定番の設置場所から、現在では工場や共同住宅、駐車場、さらには個人宅にも及んでいます。ある意味では私たちはいつも防犯カメラに映りながら生活をしているといっても過言ではありません。

しかしどこにでも防犯カメラが設置している状態が、もはや当たり前になりつつある昨今。よくよく考えてみると、報道で耳にしがちな「犯人の様子が防犯カメラに映っていた」ということは、「撮影されていることを知ってか知らずか、気にすることなく犯行を行った」ということになるのかもしれません。

いまや街中のどこに防犯カメラが設置されていても当然なのか、誰も気に留めない時代。そのうえで防犯対策をし続けるのであれば、防犯カメラだけに頼らない防犯対策を併せて考えていかなければならないのかもしれません。

Moly.jp編集部

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