繁華街の防犯対策の“かなめ”東京都の防犯カメラ事情とは

多くの人が行き交う東京都内の繁華街において、いまや欠かせない防犯カメラ。多い地域ではひとつの区内で1,000個以上もの防犯カメラが設置されています。代表的な都市や例を交え、都内の防犯カメラ事情をご紹介します。

東京都の防犯カメラ事情!

日本の首都であり、日本最大の大都市でもある東京都。近年では外国人観光客も増えたことも手伝い、東京都心部では繁華街を中心にとくに多くの防犯カメラが設置されています。
なかでも渋谷区や新宿区などは人通りや外国人観光客も多く、犯罪件数が高くなることが予想されるエリアだけに、設置件数も集中する傾向にあります。

東京都内における防犯カメラの効果とは!

ご存じのとおり防犯カメラは東京都内に限らず、さまざまな場所で活躍する、防犯グッズです。東京都内での防犯カメラに限った効果といえば、設置後数ヵ月で犯罪件数が目に見えて下がった区が多数存在します。
防犯カメラは撮影された映像よりによる「証拠能力」よりも、設置によって犯罪を抑止する「威嚇効果」が期待される文字通りの「防犯」グッズのひとつといえます。
威嚇といえば本物の防犯カメラとダミーカメラを上手に組み合わせることで、コストの削減と防犯対策を同時進行で行っているエリアもあります。
このように防犯カメラは東京都内の多くの地域で導入されており、各地域にあった防犯カメラの運用を試行錯誤し、防犯効果を得ています。

気になる23区の防犯カメラ事情

東京都内での防犯カメラ設置は、やはり治安が比較的悪いといわれるエリアを中心に導入されています。
23区のなかでもとくに「足立区」台東区」「江戸川区」「品川区」などを中心として、数多くの防犯カメラを設置しているのです。
これらの地域に集中的に設置されているのは、やはり犯罪件数が他の地域に比べて多いからであるといえるでしょう。
とくに繁華街は人が集まりやすく犯罪も増加する傾向にあるので、防犯カメラによる防犯効果が期待されているのです。

足立区

足立区では1080台もの防犯カメラが設置されており、東京都内でも防犯カメラの設置件数がもっとも多いといわれています。
足立区はもともと治安が悪いといわれており、安全を守るべく24時間365日、防犯カメラによる監視と威嚇が、あらゆる場所にもっとも厳しく行き届いているエリアといえるでしょう。

台東区

防犯対策にとくに力を入れている区のひとつであり、防犯カメラを設置するうえで役立つ助成制度も用意しています。それだけではく防犯カメラの交換やシステムの構築費も含めた記憶媒体の設置の際に発生する費用など、さまざまな費用の一部分も補助してくれます。
防犯カメラは、とくに多くの人や外国人観光客が集まりやすい商店街などへ積極的に採用され、防犯カメラだけでなく防犯灯やさらには防犯ベルまで、充実の防犯グッズが施されています。

江戸川区

江戸川区のなかでもとくに葛西などでは「火災防犯カメラの会」と呼ばれる集会があります。火災防犯カメラの会では、防犯カメラの規定を設けて積極的に活用し、区民の安全な暮らしに大きく貢献してくれているのです。
江戸川区では防犯カメラの導入により、その映像が捜査の進展におおきく貢献したことで、実際に犯人を検挙したという事例が多々ある区域のひとつです。
なんと設置後2ヵ月間で犯人逮捕に繋がったエリアもあるといわれており、今後ますますの活躍が期待されています。

品川区

品川区のなかでもとくに五反田では、窃盗や傷害事件などの重大な犯罪が頻発していた時期があり、治安も悪化の一途を辿っていました。
そんなときに東京都や品川区から五反田の平和と安全を取り戻してほしいと、防犯カメラの設置に補助金を一部負担してもらえたことで、本格的な導入が開始されます。
多くの防犯カメラを設置した結果、それまで多く発生していた重大な犯罪、膨大な軽犯罪が徐々に軽減されるようになります。
防犯カメラの防犯効果が大きく貢献し、それまでの五反田とはまったく違う、安全で快適に過ごせる現在の五反田が出来上がったのです。
五反田ではとくに防犯カメラの威嚇効果が立証されたケースともいうことができます。それにもかかわらず、撮影された映像にたいしては厳しい規定を設け、開示は警察の捜査協力を求められたときなどに限定したのです。
個人情報やプライバシーの保護にとくに考慮したことが、五反田の治安の改善に貢献した要因のひとつと考えられています。
以上のような事例から、五反田の防犯カメラの活用については他のエリアや都道府県でも、見習うべきポイントやヒントがあると考えられます。

千代田区

これまでは区内でも比較的多くの防犯カメラが設置されているエリアをご紹介してきました。反対にもっともも少ない設置件数の場所は、いったいどこの区なのでしょうか。
それは千代田区といわれており、区内でわずか101台の台数しか設置されていません。1,000を超える防犯カメラが設置された区もあるなか、驚異的な数値といえるでしょう。その最大の理由は、もちろん千代田区がもともとの治安がよいことがあげられます。
さらなる安全を目指して、千代田区では防犯カメラだけでなく、防犯灯や防犯ベルなどの防犯グッズを購入・設置する際の費用の一部を補助する制度を設けています。東京都における防犯対策の見本のような存在であり、これからも防犯対策には積極的な意向をみせています。

23区以外でも防犯カメラは活躍している?

東京都では23区以外であっても、防犯カメラが積極的に設置されている地域が数多くあります。「八王子市」「国分寺市」などのエリアの繁華街や、治安が悪いとされている地域を中心に約100台の防犯カメラが運用されています。

八王子市

東京都の西に位置する八王子駅には、とくに多くの人が集まります。そこでとくに人が集中する北口周辺には、防犯カメラの設置をしています。
また八王子市は駅の周辺だけでなく商店街などでも積極的に防犯カメラを導入し、そこを利用する人々が安心してショッピングを楽しめるようにと上手に工夫をこらしています。
もともと八王子市は防犯意識が高いことで知られ、さまざまな防寒教室の開催など積極的な防犯対策を行っているのも特徴です。そこに市民が積極的に参加することで、より一層防犯意識が高められることが期待されています。

国分寺市

国分寺市で防犯カメラといえば、国分寺駅南口地域街頭防犯カメラがその代表として挙げられます。
これは東京都と国立市からの補助金を上手に活用し4台の防犯カメラが設置されたものを指し、おもに駅周辺の防犯対策に役立てることが期待されている国分寺市の防犯対策の一環です。

防犯カメラは東京都の治安改善に大きく貢献!

24時間365日悪天候時や視界の悪い時間帯も関係なく、人々の安全のために働き続ける防犯カメラ。都内に設置された数の防犯カメラだけでも、その労力を人間に換算することは難しいとされています。
防犯カメラはどんなに技術が進化しようとも、おもに威嚇による犯罪の抑止を目的としています。そのため過信こそ禁物ではありますが、いまや東京都内のみならず世界中の安全な暮らしになくてはならない存在といえるでしょう。

Moly.jp編集部

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