弱点を知って有効活用!ネットワークカメラのメリット&デメリットとは?

防犯対策としてカメラを設置することは、いまや当たり前の時代といえます。そのカメラも多様化しており把握するだけでも一苦労です。ここでは注目のネットワークカメラのメリットとデメリットについてご紹介します。

ネットワークカメラとは

ネットワークカメラとは、防犯カメラとパソコンが一体になったようなイメージのカメラであり、数あるカメラタイプのなかで比較的新しいものです。ネットワークカメラは年々需要を増しており、その特性から個人宅での需要も増加している、注目のカメラです。

Webカメラとネットワークカメラの違いとは?

この両者は名前だけで判断すると一見同じカメラを指していると思う方が多いと思いますが、実はまったく異なるカメラです。
Webカメラとネットワークカメラには以下の違いがありますので、よく理解した上で選ぶよう参考にしてください。

Webカメラ

Webカメラは基本的に防犯対策というより、パソコンを使ったテレビ電話などのコミュニケーションツールとしてや、映像の配信などに向いたカメラタイプということができます。

Webカメラは基本的に、USBケーブルを介しパソコンなどの媒体と直接繋ぐことを必要とされる点も、ネットワークカメラとの大きな違いのひとつといえます。さらに専用ソフトのインストールと設定をしなければ使用できません。Webカメラの映像はパソコンに保存するので、遠隔地から映像を確認することは基本的にできません。

ネットワークカメラ

ネットワークカメラでは、撮影した映像をネットワーク環境内に保存することができます。遠隔地からでもネットワーク環境に接続できれば見る事が出来ます。

ネットワークカメラは、リアルタイムはもちろん、保存された映像も確認できるので、Webカメラなどのコミュニケーションに向いたツールというよりは、本格的な防犯カメラとして活躍することが多いようです。ネットワークカメラであれば、ケーブル数もたったの1本で済ませることができます。複雑なケーブルが取り付けられているイメージのカメラとは違い、見た目もスッキリとさせる事ができます。

ネットワークカメラと防犯カメラの違いを解説!

では防犯対策という共通の目的を持った、防犯カメラとネットワークカメラに違いはあるのでしょうか。しかしご紹介した通り、この両者であっても、防犯対策という共通の目的以外では機能面や利便性に大きな違いがあるといってよいでしょう。

保存方法

防犯カメラはWebカメラと同様、カメラと保存するためのハードディスクなどの媒体を同別に設け、両者をケーブルで繋ぐことで保存されるという仕組みです。そのため配線が複雑になることや見た目が乱雑になりがちです。

さきほどご紹介のように、ネットワークカメラで撮影された映像はネットワーク環境を介してデジタルデータのまま保存されます。ケーブルも1本で済むのですっきりとすることにも利点があります。

そのため保存や確認方法に関しては、ハードディスクなどの媒体からでないと映像の確認が出来ないのが防犯カメラ、ネットワーク環境があれば遠隔地からでも映像を確認できるのがネットワークカメラであるといえます。

画質

防犯カメラはネットワークカメラに比べると画素数が低いカメラが多いです。画像が粗ければせっかくの映像も判別しにくくなり、それに比例し証拠能力が低くなる可能性があります。ネットワークカメラは基本的に、防犯カメラよりも画素数が高いカメラが多いです。ズームアップしても十分な判別ができるほどクリアな映像の保存に向きます。

ネットワークカメラのメリットが知りたい

ご紹介の通り、ネットワークカメラは従来の防犯対策としてのカメラを超えた、新しいカメラタイプです。
ここからはネットワークカメラがもたらすメリットと、利点ばかりではないネットワークカメラだからこそのデメリットもしっかりとご紹介していきます。

高画質

広く普及しているアナログハイビジョン方式に対して、ネットワークカメラはフルデジタルハイビジョンです。ノイズの影響で画質の劣化が起こりにくいのが特徴です。最近は400万画素を超えるような高解像度のカメラも登場しており4Kのモニターを使えばより正確で鮮明な映像を見ることが可能です。

高機能のカメラが豊富

顔認証システムなどの最新技術も容易に対応します。それによって、単に映像を保存することだけでなく、映像の管理機能も併せ持っているといえます。

致命的なデメリット?

ネットワークカメラは、ネットワーク環境に依存していることそのものに強みと弱点が共存しているといえます。

スマートフォンなどを使いネットワーク回線を利用している最中に、人混みの多い場所や時間帯によってネットワーク通信が遅くなり、結果としてWEBサイトが開けない、落ちてしまうといった経験をお持ちの方は多いと思います。ネットワークカメラもそれとまったく同じことがいえます。高解像度カメラを通信容量がオーバーするほどの台数を設置すれば、回線が混雑して映像に遅延が発生したり、最悪の場合では欠損するといった現象が起きてしまいます。

対策としては画質を落とすなどの方法しかありません。そうなると高画質のカメラである必要もなくなる、もしくは全台での高画質での保存は不可能になります。

そして致命的な弱点は、ネットワークの遅延は物理的な問題であり、根本的な解決方法がないことにあります。

大規模で本格的な防犯対策には不向き?

ネットワークカメラは、防犯対策として複数台の運用をするケース、例えば重要拠点や緻密な動きの監視のために設置するなど、大規模かつ本格的な防犯対策には向かないカメラタイプといえるでしょう。

映像が時々飛んでしまうことをあらかじめ把握しておき、ほかのカメラタイプを検討した方がよい環境や状況もあります。ネットワークの知識が豊富なスタッフが在籍しているのでなければ、ネットワークの知識が豊富な業者に依頼し、慎重に選考する必要があります。

用途によってはアナログハイビジョンカメラの活用を!

大規模に設置した、すべてのカメラの映像を高画質で確認したい場合は、ネットワークカメラではなくアナログハイビジョンカメラを使いましょう。

屋内に設置する際の注意点

屋内に設置をする場合、映像が暗くなってしまう可能性がある点に注意が必要です。

屋内の撮影とはいえ太陽光の入る時間帯や場所が変わるなど、映像が暗くなってしまうことがあり、それによっては判別が難しくなりカメラ設置の効果を存分に発揮できなくなることもありえます。わずかな光のなかでもきれいな映像が撮れるように、光量の調整ができる機能が付いたカメラを選択などするとよいかもしれません。

ネットワークカメラおすすめの導入例

複数の拠点に設置する場合であっても、状況の把握がしたい程度の運用であれば活躍してくれます。また個人宅への数台程度の設置であれば、用途にもよりますがとても向いているといえるでしょう。

ペットの安全を見守る

ネットワークカメラは防犯対策として活躍するシーンが多いのですが、個人宅でネットワークカメラを設置するご家庭、とくにペットがいるご家庭はペットのいる部屋に設置して、いつでも姿を確認できるようにしておくことが多いようです。

仕事や旅行で長時間ペットと一緒にいられないのは飼い主にとってもペットにとってもつらいものです。
ネットワークカメラは、いつでもペットの姿を映し出してくれるので、ペットの安全確認やいつでも一息できる時間を提供してくれます。

このネットワークカメラの普及によって、外出先からスマートフォンやパソコンはもちろん、ネットワーク環境が整っている端末からペットの姿を確認している方の姿を多く見かけるようになりました。

実際には飼われている方はもちろん、なかなか遊びに来れない距離に住まわれている方でも、常にペットの様子を見ることができることで、いつでも一緒にいるような感覚が味わえるでしょう。ペットは家族の一員なので、いつでも確認できる状態にしておきたいし、いつでも一緒にいたいものです。

Moly.jp編集部

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