4割以上が無施錠!? 高層階だから「安心」ではなく「用心深く」!!

4割以上の主婦が無施錠で外出した経験を持ちます。そのうちの3割は、5分以上外出するときも無施錠なのだとか。最高の防犯対策のひとつである施錠をなぜしないのか、その理由とリスクを今回は探ってみまましょう。

なぜ無施錠になってしまうのか?

 オートロック完備だから
 ゴミ出しですぐに戻るから
 空き巣に入られたことがないから
 単純な気のゆるみ
 治安がよい街だから
 高層マンションだから
 すぐのつもりが雑談に花が咲いてしまった

無施錠のまま外出してしまう人の理由はさまざまですが、なかでも上記の意見が目立ちます。まず過信してはならないのが、オートロックや街の治安のよさ、上層階にあること。これらは多くの人が陥れられがちな理由であり、空き巣犯やプロの窃盗集団にとってはまさに恰好の標的です。いつでも身近に潜んでいると考えておきましょう。また単純な気のゆるみからくる無施錠や、雑談が長引くことによる無施錠など、さまざまな理由がつづきます。

一人暮らしの女性の施錠意識は高い傾向にある

在宅時であれば窓を開けて空気の入れかえを、夏などの過ごしづらい時期には温度調整をしたいところです。しかし一人暮らしの女性はなかなかそうするわけにもいかず、控えている方も多い傾向にあります。これは正しい方法であり、一人暮らしの女性に限らず窓や玄関を開けておきたいという時には、ひとりではなく誰かと一緒にいるときに開けるように工夫すると良いでしょう。窓を開け放った状態でお風呂に入る、音楽を聴くなどしても、どちらかひとりは有事に対応できるようにするためです。

侵入窃盗のほとんどの理由は「無施錠」

共同住宅の空き巣を含めた侵入窃盗の原因は、無施錠が半数近くに上るというデータがあります。
これは共同住宅であるという安心感と、その安心感から生まれる「すこしの時間だけだから」という甘い認識から、無施錠になってしまう瞬間があると考えられます。
ピッキングは侵入の方法として有名ですが、この無施錠による侵入は、ピッキングの10倍以上の件数で発生しているというおどろくべき事実があります。防犯カメラといった便利な防犯グッズより、防犯対策意識がなによりも大切です。

平成29年度現在の侵入窃盗の侵入手段の割合

平成29年度現在の侵入窃盗の侵入手段の第1位である「無締まり」つまり無施錠は、住宅種別に関わらず40パーセント以上という高い数字です。
つまり侵入窃盗の半数近くは、施錠という対策さえしっかりとしていれば、特別な知識も防犯グッズも必要なく、簡単に防げることになります。
 一戸建住宅      45.4パーセント
 共同住宅の3階建以下 45.6パーセント
 共同住宅の4階建以上 41.7パーセント

平成29年度現在の侵入窃盗の侵入件数

 一戸建住宅      29,947件
 共同住宅の3階建以下  8,614件
 共同住宅の4階建以上  3,247件

この結果では共同住宅の4階建以上が3.247件と、ほかの住宅種別と比べてとてもすくないことがわかります。

参照:警察庁

共同住宅の4階建以上は安心?

1階にお住まいの方は警戒心からか、しっかりと施錠していることが多いのに比べ、2階以上から上層階になるに従い、徐々に無施錠が増加していく傾向です。
就寝どころか無施錠のまま外出してしまうことも珍しくないのだとか。防犯対策どころか、これではあまりに無防備です。

空き巣犯やプロの窃盗集団は、それをよく知っています

侵入強盗の犯人は、上階は油断からカギが開いていることが多いことを知っていて、はじめから1階を無視し2階以上を狙うケースもあるようです。
さらに夜の闇にまぎれてしまえば、階層は意味を持たなくなり、大胆な侵入になるケースがあります。
さらに「侵入強盗」に目を移すと、共同住宅の3階建以下と共同住宅の4階建以上の割合には、ほとんど差がありません。この侵入強盗には「殺人・致死」「強盗強姦」といった凶悪犯罪も含まれるため、緊張感を持たねばならない数字です。
以上のように、2階以上にお住まいの方はたしかに侵入された件数そのものは低いのですが、無施錠によって無用な被害を受けてしまっているというケースが目立ってしまっているという結果です。

自動ロック機能付き電子錠の活用

忙しい朝、ゴミを出すためにすこし離れるだけで、わざわざカギを取りにいくのはわずらわしいものです。そんな時は「自動ロック機能付き電子錠」がおすすめです。
自動ロック機能付き電子錠を設置すれば暗証番号を入力するだけで解錠できるようになるので、わざわざカギを持たずに外出することができるようになります。
ドアが閉じられてから数秒で自動ロックしてくれるので、カギをかけ忘れる心配もありません。両手がふさがっているゴミ出しのときだからこそうれしい機能です。
また現在発売されている自動ロック機能付き電子錠には様々なタイプがあります。
 暗証番号の入力による解錠
 ICカードによる解錠が可能なタイプ
 上記ふたつを組み合わせてセキュリティレベルを上げることができるタイプ
 ワンタイム暗証番号機能タイプ

各々の使用用途や生活スタイルに合わせたタイプを選ぶことで、快適さの向上とセキュリティレベルの向上、どちらも手に入れることができるでしょう。

施錠は万全に!

便利な防犯対策機能を搭載した電子錠などがつぎつぎ登場し、防犯対策については安心が簡単に「買える」ともいえる時代です。
しかしどんなに時代が変わろうと、どんなに便利な機能を持つ錠が登場しようとも、最高の防犯対策のひとつは、ただ施錠することです。
そして施錠するのに必要なのは、防犯対策の意識だけです。そこには治安のよさは持ち込めません。
あらためて、忘れられはじめている最高の防犯対策のひとつ、施錠を徹底的に見直して、安心で快適な生活を送れるようにしましょう。

Moly.jp編集部

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