コミュニケーションは防犯にも効果的。自治体や町内会に入るメリットやデメリットとは

よく耳にする自治会・町内会ですが、詳細は知らないという方も多くいらっしゃると思います。しかしそこへの参加は、人生の豊かさと防犯対策に欠かせないことも多いです。今回は、自治体と町内会についてご紹介しますので、参加の可否を決める際の参考にしてください。

そもそも自治会・町内会とは

例外はありますが、一戸建住宅を対象とすれば町内会、共同住宅を対象とすれば自治会と呼ばれることが多いです。

では自治会・町内会の違いは?とお考えの方もいると思います。基本的には名称の違いだけであり、同じ役割を果たす団体を指します。これは区会や町会なども同じです。いずれも国と直接つながりのある団体ではありません。あくまで任意団体という扱いです。そのため役職や規約などの重大なことであっても団体内の話し合いで決定していることが多く、それが魅力のひとつでもあります。

自治会・町内会でよく話し合われる内容には催し事や、街の防犯対策についてなどが挙げられます。

自治会・町内会は強制なの?

加入によるメリットよりもデメリットの方が大きそうである、面倒、忙しいので参加したくないとお考えの方も多いと思います。
自治会・町内会などの任意団体に所属することは、文字通りの任意です。そのため加入の強制や加入しないことによる罰則はありません。加入するもしないも個人の任意なので、当然ながら一度加入して退会することも任意です。

引っ越し当日に自治会・町内会への参加のお誘いを受けてしまったときなどは、加入することは義務であるかのようにも感じてしまいます。しかしあくまで加入が任意であるという点では、断ること自体に違反性は決してありません。すぐに返答ができなければ後回しにしてもらい、慎重に決定しましょう。

自治会・町内会の上手な断り方!

加入の意思がなければ、あいまいな返答をせずに断ることが親切です。加入の意思がないのにあいまいな態度を取ることで、いつまでも勧誘が続くこともあります。

また勧誘する側も期待を持っているので、なんとか参加してもらおうと頑張ります。普段生活を送るうえで、その方々との関係も大切になってくるでしょうから、決して邪険にはせず、しかしはっきりとお断りをすることが、今後もコミュニケーションを円滑にするための術です。もし正当な理由があり参加を渋るのであれば、参加はしたいが理由があることをきちんと伝えれば、相手もムダな頑張りをせずに済みます。

特別な理由もなくお断りしたい方も問題ありません。参加はあくまで任意です。しかしはっきりとお断りするといっても、決して「面倒だから」「会費を払いたくないから」とはいわず別の理由を考えましょう。たとえば忙しいのであれば「忙しいので、半端に参加することでご迷惑をおかけしてしまうから」など、相手の気を悪くさせずかつ簡単な理由を告げるとよいかもしれません。

一度様子見のために参加したい場合は、参加後でも急に忙しくなる可能性など、退会する可能性があることを相手の気を悪くさせない程度にあらかじめ匂わせておきましょう。わずらわしいと感じるかもしれませんが、このひと手間を加えることで、いざ退会をしたときでもその後の支障や心配も減るはずです。

自治会・町内会に入るメリット・デメリット

参加できない理由が特にない方は、参加することによるメリットとデメリットで決めるのもありです。
以下では自治会・町内会に参加することによるメリットとデメリットをご紹介しますので、参加の可否の参考にしてみてください。

メリット

自治会・町内会に加入するメリットのひとつは、なんといってもご近所と自然にコミュニケーションがとれるようになることです。そしてそこから生まれる防犯対策による相乗効果も見逃せません。

これらは地域にもよりますが、ご近所同士で行う運動会やお祭りなどの行事は、参加していないと味わえない、ご近所との楽しい時間が過ごせるようになります。またこれにより普段から自然とコミュニケーションが発生しやすくなるといえます。ご近所とのコミュニケーションが気持ちよくとれることは人生を豊かにするうえで欠かせない条件と感じる方も多いでしょう。だからこそトラブルも起きやすくなるのですが、ごあいさつ程度の仲でいることも双方の対応次第です。

またご近所とのコミュニケーションをとることは、防犯対策としてとても有効なことをご存知でしょうか。空き巣犯などはターゲットを絞る際の下見を慎重に行います。その際にご近所とのコミュニケーションを取っている様子が見受けられる住人をターゲットにしたくはありません。そのためコミュニケーションは大きな防犯対策の一環になるのです。

このコミュニケーションという簡単な防犯対策は、あいさつ程度であっても十分に有効です。親密な雰囲気が生まれると見知らぬ人物は目立つので、ご近所同士のコミュニケーションは空き巣犯にとっては脅威なのです。

ひとり暮らしの方の場合、特に女性のひとり暮らしなどは、ご近所で仲良くできる人や、たとえ知っている程度の人がひとりでもいると頼もしいものです。災害の際にご近所との連携が必要になった場合でも、日頃からコミュニケーションがとれていると安心して対策・対応が可能になるかもしれません。

自分の子供が生まれた時の防犯対策としても視野に入れることができます。自治会・町内会は喜んで子供を守ってくれるでしょう。

デメリット

自治会・町内会を運営するためには当然ながら資金が必要です。その資金は会員から、つまり参加者からの会費でまかなわれています。地域によって異なりますが会費の相場は年間6,000円前後と思っておくとよいです。またいくらコミュニケーションをとる場が提供されているとはいっても、人によっては防災訓練や防犯対策、街の美化活動などへの参加が億劫に感じることもあるでしょう。

コミュニケーションをとることを苦痛に感じる人にとって、自治会・町内会に加入することは、わずらわしく感じることが多いと思います。イベント時には駆り出されたり、会議への出席が求められたりすることもあります。その場合は休日を返上して活動をしなければならないといったことも十分にあり得ます。

密なコミュニケーションが行えることはメリットでもありますが、そのことがデメリットになりうるのです。断り方もそうですが、イベントなどにおいて何かしらのトラブルを起こすと、その後のコミュニケーションには注意が必要になってくるかもしれません。

自治会・町内会に入るべき人とは?

伝統的なお祭りへ積極的に参加したいと考えていれば自治会・町内会への加入は避けて通れないでしょう。しかしそのような方はコミュニケーションにおいて心配事はなさそうなので、避けて通れないことをデメリットと受け取ることもないでしょう。

またご近所で商売をしたい方であれば、自治会や町内会への参加は必須といえるかもしれません。商売では特に地域での繋がりが大切です。同業者やご近所との繋がり、例えばイベント時の出店に関わる地域情報も大切になるので、自治会・町内会に参加しない手はないといえるでしょう。

まとめ

ご紹介の通り、自治会・町内会への参加は任意です。そのため一度参加してみて、メリットよりもデメリットが目についてしまうようであれば、退会するというのもひとつの手です。コミュニケーションは人生を豊かにしてくれます。またそこから生まれるコミュニケーションという防犯対策は捨てがたい有効な手段です。

しかし事情は人それぞれ。お断りする場合もご近所の気を悪くさせないため、あいさつ程度の積極的なコミュニケーションをとり続けることが望ましいといえます。あいさつだけでも強力な防犯対策になることを忘れないようにしましょう。

Moly.jp編集部

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