引っ越しの第一歩は“部屋選び”!! 侵入しにくい立地とは?

女性の一人暮らしで気になるのが防犯対策。空き巣はもちろん、女性には強姦や強制わいせつの不安が付きまといます。そんな危険に備え知っておきたい部屋選びについて、大切なポイントをご紹介します。

周辺の明るさや人通りの多さが大切!

新しく部屋を選ぶ際は「家賃」「間取り」「広さ」「職場までの距離」など、たくさんの要素のなかから条件に合うものを選ぶことになるでしょう。いくつかの譲れない条件があるなか、これから新しく部屋を選ぶ女性にはぜひ「防犯対策」も含めて考えていただきたいと思います。

防犯面からこの「部屋選び」を見た際に、実際に住んでみた後によく聞く意見のなかには、部屋そのものの防犯対策よりも、周辺環境をもうすこし把握するべきだった、といった女性たちの後悔の声が多く聞こえてきます。

部屋に着くまでの道

「部屋までの道のりにある街灯がすくない」
「人や車の通りもすくない」
「家賃がすこし高くても、すこし遠くても明るい道を通る部屋を選ぶべき」
「大通りからあまり離れていない方がよい」
「駅から近い部屋にすればよかった」
「帰り道の周辺に交番やファミリーレストランなどの24時間営業店が周辺にないと不安」
「もう少し明るいところにすればよかった」

さらには、帰り道は「走って帰る!」という意見の方も。日照時間の長い季節であれば、お帰りの時間であっても明るいことも多く安心です。しかしここで考えなくてはならないのは、あくまで日照時間の短い時間帯を考慮したうえで、帰り道を想定するということです。引っ越した後に後悔することのないように、部屋選びの際は通勤・通学までのコースの街頭や周辺の明るさを確認しておきましょう。

またお住まい周辺でも暗がりが多すぎるのも、空き巣犯のターゲットになりやすいという傾向があります。これは空き巣犯にとっては、夜の暗がりを利用すれば目撃されることを防げるためです。

また矛盾するようですが、コンビニエンスストアやファミリーレストランからの明かりが届く夜でも明るい立地にあっても、その駐車場から部屋の状況が判明してしまうことがあります。空き巣犯などは町中に溶け込み、自然に下見ができる空間を好みます。
せっかくの好立地ですが、そのふたつが極端に近い位置にある家は空き巣犯のターゲットになりやすい傾向にあるので、注意が必要です。

緊急時に頼りになる周辺施設

「24時間営業店があると、便利なだけでなく何かあった時に助けを呼ぶことができる」
「交番や病院などの24時間空いている公共施設が近くにあるのは安心」
「共同住宅であれば、家族層が多い方がよい」

こちらは緊急時に備えてなにか頼れる場所、逃げ込める場所がほしい一人暮らしの女性ならではの意見が目立ちます。

部屋の防犯対策、ここを見ておけばよかった!

また部屋や建物の設備についてはどうでしょう。防犯面から見たときに重視したい項目には下記の2つの意見がよく聞こえてきます。

モニター付きインターホン

「知らない人からのチャイムは想像以上に怖い」
「知らない人であれば居留守を使いたいから」
「女性の一人暮らしには絶対に必要」

いまではモニター付きインターホンは、はじめからついている部屋がほとんどだと思います。だからこそチェック忘れが多くなるポイントなので、油断せずに装備されているか改めてチェックしておきましょう。

オートロック

「家賃で選んだが、オートロックがないためにこわい思いをしたことがある」
「やっぱりオートロックはほしいと思った」

ほとんどのオートロックは防犯面から考えると気休め程度のものであることの方が多いです。しかし、やはりあるだけでも安心するもの。防犯面からオートロックに期待する場合は、ただオートロックがあるというチェックをするだけでなく、どの程度の防犯性をもっているのかを入念にチェックすることがおすすめです。

多くの人が重視していること

防犯対策を考慮した部屋選びをする際、およそ6割の女性が2階以上であることをもっとも重視しているといわれています。
一階は部屋のなかが覗かれやすいことからも、女性には敬遠されているようです。
それを裏付けるように平成29年度に起こった「住宅種別」から見た侵入窃盗の総数では、以下のような結果になっています。

 一戸建て住宅      29,947件
 共同住宅の3階建て以下  8,614件
 共同住宅の4階建て以上  3,247件

2階以上はやはり安心?

決して2階建以上だから安心というわけではありません。しかし、共同住宅の上層になれば侵入窃盗の件数が低下する傾向にあるのは事実です。問題なのは、2階以上に住む方は警戒心がゆるんでしまうことです。

オートロック完備のエントランスに、2階以上に住んでいるという安心感からカギをしないまま部屋を出てしまうという、いわゆる「無施錠」の方があとを絶ちません。そのことをよく知る空き巣犯やプロの窃盗集団は、あえて2階以上を狙うとまでいいます。
またオートロックについてもいえますが、建物の裏に回って普通に共同住宅内に侵入できる構造になっていることがあります。

オートロックはあくまでパフォーマンス程度、気休め程度といった扱いの共同住宅もあるので、決して過信してはいけません。可能であれば自身で確認してみましょう。このふたつをしっかりと認識したうえで、2階以上の部屋を選ぶのであれば、2階以上の部屋は確かに防犯対策としては有効といえそうです。

後悔しない部屋選びには、防犯対策も大切!

ほかにも防犯対策の観点からみた部屋選びについてはご紹介したいことがたくさんありますが、ご存知のように部屋選びにはたくさんの重要な要素があるものです。また防犯対策のために候補を変更するというのは、いささかやりすぎな気がするという方も多いと思います。
そうした方は、今回厳選した防犯対策のうち、2階以上であってもオートロックに頼った無施錠状態は大変に危険であることだけでも参考にしていただければと思います。

Moly.jp編集部

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