【7月28日の事件】関東連続少女殺人事件とは。絶対的な天敵が逮捕された日。

今から95年前の7月28日、関東連続少女殺人事件の犯人が逮捕されました。この事件はただの殺人事件ではなく少女を強姦し殺害するという最悪の事件です。今回はこの事件を紹介するとともに性犯罪から身を守る対策も紹介していきます。

関東連続少女殺人事件の概要

1924(大正13)年7月28日、1人の男が逮捕されました。この男は1906(明治39)年18歳のときに金閣寺の裏山で強姦殺人をおこない、無期懲役の判決を受けたことがある人物でした。男は1922年に34歳で出所しましたが、その後も異常な性欲は衰えず関東を中心に11歳から15歳までの少女16人を強姦しそのうち4人を殺害。15歳以上の少女に関しては11人強姦して、そのうちの2人を殺害しました。合計すると強姦した数は27人、殺害した数は6人となります。男は相手が拒んだり反抗的な態度を示したりした場合に殺害したそうで、強姦しただけの相手を「生き別れ」強姦して殺害した相手を「死に別れ」と表現していたそうです。

犯人の男と裁判

犯人の男の父は大の酒好きで、酔うと寝ている自分の子どもたちに性的な暴行をしていました。幼少のころからそんな異常な光景を見てきた男は9歳で奉公に出されます。そこでは1日18時間働かされ、睡眠不足で居眠りをすると殴られるという毎日でした。そして、11歳の頃には、ある織り屋いた17、8歳の女中と関係を持ち、その後、12歳で金を盗んで女を買い懲役2カ月の罪で京都監獄へ入ります。そこで同房の大人たちから、悪事のすべてを教えられてしまいます。

監獄を出た男は大阪で、無銭飲食で警察につかまり今度は厚生施設に入れられます。そこでも、今度は万引きや空き巣、スリなどのテクニックを学び施設から出て1年ほど窃盗で生計を立てます。その後は14歳で私娼のヒモになり、17歳の頃には54歳の女性の愛人になりました。この頃に11歳と13歳の娘に手をつけ、少女に対する異常な思いに取りつかれます。そして18歳の頃、金閣寺のそばを歩いていた知り合いの11か12歳の少女に出くわし、イナゴを取りに行こうと誘って人気のない金閣寺の裏山に連れて行き、襲いかかって暴行。告げ口を恐れて初めて少女を殺めました。

そして、無期懲役の刑期を終え、今回の連続少女殺人事件を起こすのです。1924(大正13)年7月28日の逮捕された男は、裁判で死刑判決が下り、1926年7月に上告が棄却され死刑が確定。死刑確定から2カ月後の9月に絞首刑が執行されました。

性犯罪から身を守る対策

今回紹介した事件は普通では考えられない異常なまでの男が起こした犯罪でした。ここまでの事件は稀にしても、少女や女性が襲われるという事件が今でも多く発生しています。性犯罪から身を守る対策は次の通りです。

夜間は特に1人で出歩かないようにする。どうしても避けられない場合は明るく人通りの多い道を歩くようにする。
外に出る時にはイヤホンで大音量の音楽を聞かない。
外ではスマートフォンに集中しすぎないようにする。
停車している車の中に人がいるときは、中に引きこまれない距離を保って通り過ぎるようにする。
特に夜道では後ろを誰かにつけられてないか、十分に注意する。
少しでも怖いと感じたら、近所の家や店に飛び込む。
外を出歩く時は、なるべく走れる靴を履いて出る。
携帯電話ですぐに110番通報ができるように設定しておく。
たとえ知り合いの人であっても油断することなく、心のどこかで警戒心を持っておく。
防犯ブザーやホイッスルを常に携帯し、すぐに鳴らせるようにしておく。
外では誰と飲んでいようと、なるべく泥酔するまで飲酒はしない。
なるべく電車が混んでいる時間帯には乗らないようにし、もし混んでいる場合は女性の隣を確保するなどして身を守るようにする。
混んでいる電車内ではカバンや本でブロックし、なるべく人と接触しないようにする。
エレベータ内は密室になるため、ボタンが押せる位置に立つようにする。
エレベータ内では十分に気をつけ、怪しい人と2人きりになってしまったらボタンを全部押しすぐに降りる。
1人暮らしの場合は、インターホンが鳴ってもすぐにドアを開けずにドアスコープやカメラ付インターホンで相手の身分と用件を確認してからドアを開ける。
相手と用件を確認できても、ドアチェーンは簡単には外さないようにする。
少しでも不審に思うことがあったら、躊躇せずに大家さんや警察に連絡する。

まとめ

今回紹介した事件は女性にとっては本当に天敵のような男による犯行でした。防犯対策や防犯意識が高まってきたため、ここまでの事件はないように思われますが、女性に対する性犯罪は今なおいたるところで起きているのが現状です。性犯罪から自分の身を守るのは、最後は自分でしかできませんので自分は大丈夫だとは思わずに、出来る限りの対策をして安心安全な生活を送っていきましょう。

Moly.jp編集部

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