旅行や帰省で使う夜行バスで起きる痴漢被害の事例と対策をチェック!

お盆も終盤ですが、帰省時に夜行バスを利用するという人も多いのではないでしょうか?

旅行ではたくさんお金を使うから、交通費は節約したいという理由で夜行バスを選ぶこともあるかと思います。夜行バスは安くて便利な反面、気をつけたいポイントもあります。今回は夜行バスに乗る際に気をつけたいことをご紹介します。

痴漢とは

実は痴漢という犯罪は存在しません。痴漢行為をするとその犯人は主に各都道府県によって制定されている条例違反に問われます。都道府県によって「迷惑防止条例」や「迷惑行為防止条例」などと定められている条例です。また公共の場で人の身体に触れるだけではなく、相手の抵抗が著しく困難となる状況でのわいせつ行為は強制わいせつ罪に問われます。

一般的に衣服の上からではなく、着衣の下から触れた場合は迷惑防止条例ではなく強制わいせつ罪が成立すると言われています。ただし衣服の上からでもその状況によっては強制わいせつ罪が成立します。

夜行バスでも痴漢は起こるの?

一般的に考えると痴漢は電車内や路線バスが多いと考えられています。夜行バスのように席が決まっている状況では起きないと思われがちです。しかし現実はそうではありません。夜行バスでも痴漢は発生しているのです。以下に実際の例を3つご紹介します。

ケース1.

東京発大阪行きの夜行バスで、23歳の女性が被害に遭った事件。女性の隣の席に座っていた25歳の男が午前4時半ごろから1時間にわたって女性の胸を触り続けました。バスが滋賀県のサービスエリアに停まった際に女性から運転手に被害の訴えがあり、運転士が滋賀県の警察署に届けて男は逮捕されました。

ケース2.

名古屋から京都駅に向かうバス内で、大学1年生の女性が被害に遭った事件。女子学生は窓際に座り、その通路側の隣の席に座ったベトナム国籍の26歳の大学生が、女子学生がうたた寝している時に胸と太ももを触りました。女子学生は恐怖でその場では何もできず京都の実家に帰ってから母親に報告して、そこから捜査が入りベトナム国籍の男は逮捕されました。

ケース3.

大阪から新潟に向かう夜行バスで、女子高生と専門学校生の女性が被害に遭った事件。専門学校生の女性の隣に座っていた新潟の大学生の男が専門学校生の女性の胸を触りました。さらに男は自分の前の席に座っていた女子高生の胸も触りました。この事件は、女性2人は熟睡していた為に痴漢された事には気づかず、4時間にわたって犯人に触られ続けました。それを見ていた専門学生の後ろに座っていた女性が被害者2人に痴漢されていたことを教え、女性2人が運転士に訴えてサービスエリアで運転士が110番。警察が駆け付けて男が罪を認めた為に逮捕されました。

紹介した事件はいずれも犯人が罪を認めた為に無事逮捕につながりましたが、夜行バスの痴漢は裁判での犯行の立証が難しく、悪質な場合は犯人が犯行を認めないケースがあるようです。それを考えると夜行バスに乗る前にしっかりと対策をすることが大切になります。

夜行バスでの痴漢対策は

以下では、夜行バスでの痴漢対策についてご紹介していきます。

マスクやサングラスをする

バスに乗るときは自分の顔が分からないようにマスクやサングラスをして、バスに乗ると良いでしょう。寝顔を見てつい痴漢してしまう事もあるようなので、夜寝る時もマスクとサングラスを着用することをおすすめします。またアイマスクはいざという時に見えないので向こうからは見えなく、こちらからは見えるサングラスが良いでしょう。

周囲の乗客を確認しておく

バスに乗って席に座る前に良く周りを見て他の乗客を確認しておきましょう。そして席に座ったら前後左右にどんな人が座っているか顔を確認することも大切です。何か悪いことをしようとしている人も、顔を見られたと思ったら悪いことはしづらいものなので、よく確認しておきましょう。

ブランケットを持っていく

これは夜間眠る時に体を覆うために使用します。出来るだけ大きくて生地が分厚い物を羽織ることによって身を守ることができます。

防犯グッズを持つ

多くの痴漢の被害者は、被害に遭った時は怖くて声も出せないと言います。夜間暗い車内で何かあった時のために、防犯ブザーを携帯したり、防犯アプリをスマホに入れておくことをおすすめします。

バスを選ぶ

最近では女性専用のバスや防犯カメラが設置されているバスがあります。料金は少々高くつきますが予算に余裕がある場合、安全に投資するという意味でこのようなバスに乗ることをおすすめします。

もし夜行バスで痴漢に遭ってしまったら

色々準備をしても痴漢に遭ってしまう場合もあるかもしれません。もし万が一痴漢の被害に遭ってしまったら、その時は勇気を出して「痴漢です!」と大きな声を出しましょう。どうしても声が出せない場合は防犯ブザーやアプリを活用して、とにかく痴漢の手を離れさせることが大切です。また周りの他の乗客に助けを求める事もおすすめします。こうした事件は第三者の目、証人が大切になるからです。

そして被害に遭ったらすぐに運転士に報告に行きましょう。帰って家族に話すのも上の事件の例としてありましたが、本当はそれでは遅いのです。夜行バスは電車や路線バスのように不特定多数の人間が乗っているのではなく、乗る人数も決まっているために誰が痴漢したかはすぐに特定できます。被害に遭ったその時に、勇気を出すことが大切なのです。

まとめ

痴漢というと、電車やバスのイメージが強いかと思いますが、実は夜行バス内でも起きています。密室で、移動できないということを逆手にとった犯行は許せません。

安いくて便利だからこそ、安全面を重視して、楽しい旅にしましょう。

Moly.jp編集部

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