【あおり運転】意外とみんな理不尽?イラッとする車の特徴8選

常磐道のあおり運転暴行事件の容疑者が逮捕されたことで話題となっています。容疑者の性格や経歴などが報道され、やはり昔からトラブルメーカーだったのでは?と思った方も多いでしょう。
しかし、普段は温厚でも運転時だけは気性が荒くなるという人も多いですよね。あおり運転まではいかないけれど、他の車に対してイライラしたことはドライバーなら誰しもあるのではないでしょうか?

筆者は普段は車に乗らないので、今回記事を書くにあたり、お盆に帰省した時に知り合いやその友達数人に「普段どんな車にイラっとするのか」を聞いてみました。
すると、大きく分けて「車そのもの」「車の運転」の2つの点でイラっとするタイミングがあることが分かりました。
早速見ていきましょう。

車の特徴編

まずは、どんな車でイラッとしたことがあるか聞いてみました。

1.軽自動車

・「高速道路で前を走られると、なんか嫌だ。特に追越車線にいると馬力ないんだから早く左に戻れって思う。」(26歳・男)
・「自分の経験的に運転が荒い感じがする」(27歳・女)

まずは、軽自動車そのものにイライラするという意見がありました。
軽自動車はお金がない大学生でも購入できるため、車社会の地方では重宝されています。逆に言えば、免許を取ったばかりのドライバーの割合が多いということにもなるため、運転が下手な人も多いです。

2.レンタカー

・「どこ曲がっていいのか分からずに恐る恐る走っているのがストレス。」(44歳・男)
・「自分の車じゃないからか、ブレーキとか雑な感じ。後ろにいるとイライラする。」(35歳・男)

続いて意見があったのはレンタカーです。行楽シーズンだと多くのレンタカーが街中を走るようになりますが、レンタカーはサンデードライバーが多く、運転慣れしていない人が多いのもイライラを生む理由かもしれません。

3.初心者マーク

・「慣れていないから仕方ないんだけど、後ろは走りたくない」(30歳・女)
・「右折が下手でなかなか曲がれないと、何やってんだ下手くそ!と思う」(24歳・男)

初心者マークの車にイラっとするという意見も出ました。正直、これは運転に慣れている方が寛大な心を持つしかないでしょう。自分たちも免許を取り立ての頃は運転が下手で、気づかぬうちに迷惑をかけていたと思います。温かい目で見てあげてください。

4.もみじマーク

・「ノロノロ走ってるかと思ったら急ブレーキ踏んだり、行動が読めなくて嫌だ」(27歳・男)
・「前を走られても嫌だし、後ろを走られても怖い」(25歳・女)
・「シンプルに怖い」(21歳・女)

最近は高齢者による交通事故の報道が多いこともあり、見かけただけで怖いという意見もありました。イライラというよりはハラハラするという感じでしょうか。確かに、時速100kmで赤信号に突っ込んだり、アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニを破壊する映像などを見てしまうと、高齢ドライバーが運転している車は怖いと思っても仕方ない気がします。
しかし、公共交通機関が発達している都心とは違い、地方は高齢者も車がないと生活できない環境です。ただ「危ないから乗るな」で済む問題ではないため、今後も周囲のドライバーが十分に気をつける必要があります。

車の運転編

次に、車の運転についてイラッとする瞬間を教えてもらいました。

5.不必要なブレーキが多い

・「一番イライラする。特に高速でブレーキ多い車は危険だし、車内でブチギレたりしてます。」(33歳・男)
・「急ブレーキ踏まれると、挑発されてんのかなと思うことがある」(28歳・男)
・「タクシーが客見つけて急に止まるのがマジで嫌だ。」(24歳・女)

やはり、不必要なブレーキがイライラを生んでいることが分かりました。必要なブレーキと不必要なブレーキの違いはいくつかありますが、例えば道路脇のコンビニに寄ろうとしているならば、あらかじめスピードを落としつつ早めにウインカーで意思表示をするだけでも後続の車にとっては全然違います。また、急ブレーキにイラッとする方は車間距離が詰まりがちになっているのかもしれません。車間に余裕を持っていれば、前の車が急ブレーキをしても慌てず対処できます。自分の運転を見直してみることも大事です。

6.ウィンカー出すのが遅い

・「急に車線変更してこられると、喧嘩売られてる気分」(28歳・男)
・「もはやウインカー使わずに車線変えてる車とか、捕まってしまえと思う」(24歳・男)

これは多くのトラブルの元になっていると思います。ウインカーを出すタイミングは一般に「3秒、30mルール」と教習所で教わるはずです。
これは、「車線変更の3秒前にはウインカーを出して意思表示する」「交差点の30m手前でウインカーを出す」というものです。免許を持っているみなさんは教習所で習っているため、知ってはいると思います。しかし、実践している方はごく少数なのではないでしょうか?
筆者が普段見かける車で「3秒、30mルール」を守っているのは警察車両くらいです。お客さんを乗せてお金をもらっているタクシー運転手でさえ、守っている人はほとんどいません。
早めに合図を出せば、後続の車は慌てずに車間距離を調整して車線を譲ることができます。無理に割り込んでもハザードランプをチカチカさせて合図すればいいだろと思っている方は考え方を改めましょう

7.適切な車間距離が分かってない

・「後ろにピッタリくっついてくる車は嫌です」(28歳・女)
・「信号待ちでギリギリまで近づいてくるのとか、なんかイライラする」(26歳・男)

これはどちらかというと運転慣れしているドライバーがやりがちです。特に煽っている意識はないのに、前を走る車からすると煽られているように感じてしまうことがあります。車の制動距離を考慮すると、一般道なら約50m、高速道路なら約100mは車間距離を空けるのが良いとされています。運転に慣れているからといって、この距離が短くなることはありません。前を走る車に圧迫感を与えないようにするためにも、車間距離には余裕を持つようにしましょう。

8.追越車線をノロノロ走っている

・「追い越したら左に戻るのは常識」(44歳・男)
・「前が遅いせいで後ろから煽られる時もある」(33歳・男)

こちらもルールを理解していない人が多く、トラブルの火種になりがちです。
そもそも追い越し車線をずっと走っていると「通行帯違反」として取締りの対象になります。これは警察の裁量によるところが大きいですが、一般的な違反の目安としては追い越し車線を2km以上走ってはいけないと言われています。時速100kmで2kmを走ると、たった72秒です。おそらく、大半のドライバーが取締りの対象になっているのではないでしょうか?
ちゃんと左側の車線を走行していれば、抜かしたいと思った車は追い越し車線を利用してスムーズに追い抜いていきます。高速道路でトラブルを回避する最善の策ですので、追い越し車線を走り続けることのないようにしましょう。

まとめ

今回複数人に話を聞いてみて、ほとんどの人が車に乗っていてイラッとするタイミングがあることが分かりました。
車の運転は「自分が正しい」と思い込みがちです。車間距離やウインカーのタイミングをもう一度見直して、不要なトラブルに巻き込まれないようにしましょう。

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

あおり運転の被害は、こういったイライラの延長線上に存在します。どんな理由があるにせよ、あおり運転はやらないようにしましょう。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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