【大人なら知っておきたい】意外と知らない「#9110」の活用ルールをおさらい!

事件や事故に遭遇したとき、みなさんはどこに電話をしますか?

おそらく、多くの人が「110番」に電話をしなければ、と瞬時に110番が頭に浮かぶと思います。しかし、場合によって110番にかけるような事案ではないかもしれません。日頃、110番に電話をかける機会はそんなにないため、どのような時に110番に電話をしていいのか混乱する人もいるかと思います。

では、「119番」はどのような状況の時に電話をしますか?

119番を消防署の番号と思い込んでいる方もいるようですが、119番は火事だけではありません。救急車も119番です。緊急を要するとき、焦ってしまい救急車を呼ぶために「110番」に電話をかけてしまったことがある人はいませんか?万が一間違えてしまっても、110番から119番には繋いでくれますが、その間の時間がロスになってしまいます。

どちらの番号も緊急性を要する時に使用する番号ですが、目的によってちゃんと使い分けをしないと、犯人を取り逃がしてしまったり、大切な命が危険な状態になってしまうこともあります。

そこで9月11日が「警察相談の日」ですので、その日にちなみ110番通報の基準や警察に相談する際の番号「#9110」についてご紹介します。

妥当な判断で110番に電話していますか?

まず、こちらの警視庁のYoutubeをご紹介します。こちらでも先ほど述べたように、番号の使い分けの喚起をしています。

いまでは誰もがスマートフォンなどを携帯しているため、何か困った事があればすぐ110番に電話をかけることができます。しかし、簡単に電話をかけられる反面、 警察ではどの電話を優先して対応していいかわからなくなってしまいます

もしかしたら、緊急でない電話を対応している最中に、緊急性を要する事案への対応が遅れてしまっているかもしれません。

緊急性のない電話とは?

では、緊急性のない電話の内容とはどういったものでしょうか。

警察庁によると、2018年の全国の警察署にかかってきた110番通報の受理件835万9712件の中で、緊急性のない内容は約2割あったそうです。この件数は、前年と比較をして15万3210件増加しており、緊急性のない通報は160万3721件もありました。

実際に緊急性のない110番通報の内容をご紹介します。

ゴキブリが…

「家にゴキブリが出た。どうにかしてほしい。」

このような内容で110番通報をしてきた人が実際にいたそうです。もしかしたら、電話をかけた本人は初めてゴキブリを見たのかもしれません。ゴキブリに大きな恐怖心があったのかもしれません。しかし、全く緊急性はないですし、警察を呼ぶような事案ではないことは明らかです。

さらに、スマホを新しく購入した人が「新しくスマホを買ったから、試しに電話をしてみた」と110番通報をしてきたケースもあるそうです。これは明らかに緊急性はなく、むしろ迷惑行為に当たります。

また、犯罪が起きたことを偽る通報もあります。このような悪質な通報は、偽計業務妨害や軽犯罪に当たることもあるので、絶対にやめましょう。

どんな時に110番をかけるべきか

一言で緊急性を要する事案といわれても、自分で緊急性の判断をすることが難しい場合があるかと思います。私たちはどのような事態のときに110番に電話をかけるべきなのでしょうか?

それは「警察官にすぐに現場に来て欲しい事態」であれば、110番に通報するべきです。例えば、強盗や振り込め詐欺、児童への声かけ、交通事故、ストーカー、窃盗などです。

110番に電話をすれば、署員が対応し、「何があったか・通報の何分前のことか・場所や住所・目標となる店舗や建物の階数・被害や目撃の状況、けが人の有無・犯人について・性別、人数、年齢、服装や逃走方向」といった質問をします。

できるだけ慌てず、上記の質問について正確に答えられるようにしましょう。正確に答えられるほど、警察が迅速に対応できます。もし発生(通報)場所がわからなかった場合は、交差点や建物等の目標や、標識の管理番号、信号機の管理番号、自動販売機の住所表示、電柱の管理番号などを伝えると、警察の方で把握することが可能です。

警察相談専用電話「#9110」とは?

「#9110」という番号を知っていますか?

上記で述べた緊急性のある事案以外で警察に相談事がある場合は、すぐに110番するのではなく必ず「#9110」を利用するようにしましょう。日々たくさんの事件や事故が起きているため、防犯対策についてなど色々と悩み事や心配事があると思います。警察に頼りたい、相談したい気持ちもあるかと思います。しかし、たとえいくら重要な悩みであっても、緊急性がなければ110番ではなく「#9110」に電話をかけるようにしてください。

#9110でも、しっかりとみなさんの相談や悩みごとを聞いてくれますので、安心してください。

軽症で救急車を呼ぶ人が50%!?救急車を呼ぶ時の判断基準は?

119番で火事だけでなく救急車を呼ぶことができますが、現在この119番に対しても大きな問題が起きています。それは「救急車の無駄遣い」です。

救急車は本来、救急搬送のための車両です。それを救急搬送の必要のない人たちが呼んでしまっている状況があります。そして、本当に救急搬送しなければならない人の対応が遅れてしまうということが起きています。

ケガを負って焦ってしまい、個人では軽症か重症かの判断が難しくなってしまうことはあるかもしれません。しかし、救急車を呼ぶ理由が「酔っぱらって帰れなくなってしまったから…」という人もいます。当然ですが、救急車はタクシーではありません。救急車ならお金がかからないからラッキーと思っている人がいるのかもしれませんが、その通報の裏には本当に助けが必要な人がいるということを覚えておいてください。

救急車が無料なのは日本だけ?

日本に暮らす人たちにとって、救急車が無料で利用出来るのは当たり前かもしれませんが、それは日本だけです。

他の国では救急車は無料では乗れません。初めから料金が決まっているものから、距離によって加算されていくなど国によって様々です。イギリスでは、日本と同じように無料で救急車を利用することができますが、家庭医やかかりつけ医を登録するGP登録が必要になっているなど、無駄な利用をさせない対策があり、日本ほど無駄に救急車が出動させられることはありません。

救急車を呼ぶ前に「#7119」を利用しよう!

先ほど、110番通報は緊急性があるときのみで、相談事は「#9110」を利用しましょうと述べましたが、救急車の場合も同様に緊急性がない場合の連絡先があります。それが「#7119」です。

例えば「少し気分が悪いのだけども病院にいったほうがいいのか」と迷ったりしたときは、「#7119」を利用して相談をするようにしましょう。こちらの番号は医師や看護師、救急隊経験者などの職員が対応してくれるので、こちらも安心して相談をすることができます。

まとめ

今回は「警察相談の日」にちなみ、110番通報の注意点や相談窓口の利用についてご紹介しました。

緊急性がある場合は「110番」「119番」相談や困りごとは「#9110」「#7119」ぜひ上手に使い分けてください。

110番はいたずらと緊急じゃない通報が多い!不安なことは#9110に相談しよう!

Moly.jp編集部

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