台風の被災地で侵入盗被害が発生中。空き巣を理解して犯行を阻止しよう!

先日千葉県を襲った台風の影響で、今もなお停電が続いている地域があります。

東京電力によると、復旧まで1週間から2週間程度を要するとのことです。その間は停電している地域全体が夜になれば真っ暗になります。

こうした状況で発生しやすいのが侵入盗です。悪いことをしようとする人は暗がりを好みます。侵入盗被害はすでに千葉県でも何件か報告されており、停電地域においては今後数週間は厳戒な注意が必要です。

昔から「火事場泥棒」という言葉がありますが、いつの時代も非常時には悪さをする人が現れます。特に災害時には金品目的の侵入盗だけでなく、食料を盗む泥棒も出現します。

今回は、災害時の空き巣対策についてご紹介します。

基本は戸締りを徹底すること

まず何よりも大切なのは戸締りです。当たり前のように聞こえますが、災害時には避難優先で行動するために施錠がおろそかになることが多いです。さらに、地震や台風の際にはドアの建て付けが歪んで施錠できなくなるケースもあります。そういう時は、どのみち修理が必要なので南京錠を設置できるように穴を開けてしまうことも検討しましょう。傍目から見てスキのない家だなと思わせることが重要です。

空き巣は侵入に時間がかかる家は最初から狙いにくいです。特に災害時には、「他に侵入しやすい家があるはず」という考えで物色しているので、南京錠を取り付けるだけでも一定の効果があります。

ガレージのシャッターなども閉める

よく在宅を思わせるためにガレージは開けておく方がいいという意見もありますが、空き巣はガレージだけで在宅かどうかを判断することはほぼありません。ガレージを開けていても、不在にしていることはバレます。

つまり、ガレージを開けておくことはその家のスキになるということです。構造によっては住居に侵入しやすくなったり、車の部品を狙われることがあります。

シャッターなどは閉めて、しっかりと施錠をしておくようにしましょう。

貴重品は人目につかない場所に隠しておく

家屋への被害が大きくて施錠ができないという場合は、貴重品の置き場所を検討しましょう。

まず大前提として、持ち運べる貴重品は肌身離さず持っていてください。避難所を利用している場合も、貴重品は常に携帯するようにしましょう。

比較的大きくて持ち運ぶことができない貴重品については、外からは見えない位置に移動させておきましょう。今回のように地域一帯に家屋損傷被害があり、停電も続いているような場合は、空き巣は「どの家も施錠は難しいし、周囲が暗いから狙いやすいだろう」と考えて物色しています。最初からアタリをつけているわけではなく、スキのある家や金目のものがありそうな家を突発的に狙うのです。そのため、貴重品が目につく場所においてあると真っ先にターゲットにされます。

まずは空き巣に狙われないように、貴重品や高級そうに見えるものは人目につかない場所に移動させておき、ターゲットにされないようにしましょう。

地域で協力して臨時の防犯パトロールをする

非常時に限らず、空き巣が嫌がることがあります。それは、自分の存在が警戒されていることです。

空き巣が成立するためには、誰にも見つからずに、①侵入する家を決め、②実際に忍び込み、③貴重品を持って逃げる必要があります。彼らも捕まりたくてやっているわけではないので、警戒されていると感じれば犯行をためらいます。

空き巣が狙いにくい場所にするために、停電が復旧するまでの期間だけでも臨時のパトロールをすると良いでしょう。もちろん警察は非常時に治安が悪くなることを知ってパトロールを行なっていますが、地域住民も協力して警戒していることをアピールするとより効果があります。

また、警戒を強化していることをSNS等で発信しましょう。犯人たちはSNSで被害状況などを探り、どの地域に行くかを検討している場合があります。パトロールを強化していることをアピールすれば、自然と狙われにくくなります。

まとめ

停電の復旧まで最低でも1週間はかかる見通しですので、個人でできる防犯対策と地域で協力する防犯対策の2つを徹底して、辛い状況に追い討ちをかける空き巣を許さないようにしましょう。

空き巣の検挙率はどれくらい?捕まったらお金は返ってくるの?

この記事の監修
〇〇さん写真
フォン・グエン
Moly.jp編集長

被災地に住んでいない方は、こうしたツイートを見かけたら拡散してあげてください。多くの人が被災地に関心を持っているというイメージは少なからず防犯に役立ちます

日本生まれ日本育ちのベトナム人。Moly.jp編集長として、メディア取材や事件データの収集など女性の防犯についての取組みを精力的に行っている。積極的に裁判傍聴に足を運び、被害者の生の声を聴いて現実を見つめ続けている。

Moly.jp編集部

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