ヴェルサイユ宮殿の手本となったお城が強盗被害に。約2億3900万円の被害発生!

ヴォールヴィコント城強盗事件の概要

フランス日刊紙「Le Figaro」によると、9月18日〜19日にパリ近郊のヴォールヴィコント城に強盗が押し入り、高齢の家主を縛って現金や貴重品を奪って逃走したとのことです。被害額は約200万ユーロ(約2億3900万円)と推定されていますが、幸い負傷者はいなかったようです。(参照:Le Figaro

ヴォールヴィコント城はヴェルサイユ宮殿のお手本となった豪華な城で、その豪華さに嫉妬したルイ14世がヴォールヴィコント城を建てた大蔵卿ニコラ・フーケを投獄したとも言われています。
観光地としても有名で、年間約25万人が訪れるスポットです。そんなお城で発生した強盗事件ですが、6人の犯行グループは未だ捕まっておらず、現地警察が行方を追っています。

お城というと警備が厳重なイメージもありますが、ヴォールヴィコント城はパリから南に50kmに位置していることもあって夜間の警備は手薄だったのでしょうか。歴史ある建造物ということもあり、機械警備の設置も難しかったのかもしれません。また、高齢の所有者が2人で住んでいるというのも狙われた原因の1つだったのでしょう。

今回の事件と、日本の高齢者を狙った強盗の共通点

強盗被害は日本でも発生しています。特に今回のフランスの事件と多くの共通点があるのは、「アポ電強盗」です。
アポ電強盗は、高齢者のみで住んでいる家を狙った強盗の手口です。事前に電話をして言葉巧みに自宅にある現金の額を聞き出し、在宅時を狙って家に押し入って奪います。
金品を奪う際には手足を縛り、目隠しなどをして脅します。場合によっては命を奪われたケースもあり、今後も十分に警戒が必要です。
(参照:NHK クローズアップ現代

ヴォールヴィコント城の強盗とアポ電強盗の共通点は以下です。
・高齢者だけが住んでいることを知っている
・現金や貴重品があることを事前に確認している
・在宅時を狙う

上記の共通点で特徴的なのは、「在宅時を狙う」ことです。城を狙った犯人たちが在宅を狙った本当の理由は分かりませんが、アポ電強盗では脅して金品の保管場所を言わせ、確実に奪うために在宅が狙われています。例えば脅して金庫の解錠番号や鍵の在り処を言わせたりという具合です。

【被害多発】アポ電とは?凶悪化した振り込め詐欺!その手口と未然に防ぐ為の対策

アポ電強盗の対策

アポ電強盗の対策は、「知らない番号の電話には出ない」「怪しいと思ったらすぐに電話を切る」「絶対にお金があることを言わない」です。また、もし家に知らない人が来たら、「ドアを開けずに対応する」ことを徹底するようにしましょう。そのためにモニター付インターホンなどを設置することも防犯上、非常に有効な対策になります。

また、最近では防犯電話、詐欺防止機能付き電話と呼ばれる固定電話機が販売されています。電話の内容を自動録音したり、知らない番号からの電話が一目でわかるようにランプの色が工夫されていたりします。こうした対策グッズも被害を防ぐために役立ちますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか?

遠い国で起きた犯罪ですが、日本で起きる犯罪にも共通点があります。特にアポ電強盗は大都市圏を中心に現在も多数の被害が出ています。
自分や自分の家族は被害に遭わないと過信せずに、できることから防犯対策をしていくようにしましょう。

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