【10月14日鉄道の日】に改めて考えたい駅や電車での防犯対策!

10月14日は、日本初の鉄道が開通した「鉄道の日」です。
女性にとって鉄道といえば、防犯対策が必要になる場所の一つではないでしょうか。鉄道の日をきっかけに、改めて電車や駅での防犯対策を考えてみましょう。

鉄道に関連したよくある犯罪

電車内や駅で女性が被害者となりやすい犯罪には、どのようなものがあるのでしょうか?

2018年の警察白書では、駅や電車内に限らない「街頭犯罪」として強制性交・強制わいせつ・略取誘拐・暴行・傷害・恐喝の5つが注目されています。街頭犯罪とは、鉄道施設を含めた公共交通機関、路上など公共の場所で起こった窃盗や強制わいせつ、暴行といった犯罪のことです。


出典:平成30年版 警察白書

2002年の時点では強制わいせつ・暴行・恐喝が増加傾向にありますが、2017年には強制わいせつ・恐喝が大きく減少しています。
特に強制わいせつについては、2013年の認知件数303件に対して、2017年には269件です。強制性交・傷害も減少傾向にありますが、暴行は増加しているようです。


出典:平成30年版 警察白書

また、利用する人たちの意識にも変化が見られます。
「自分や身近な人が犯罪に遭うかもしれないと不安になる場所及び不安になる犯罪」についてのアンケートで「電車、バス、飛行機などの乗り物の中」と回答した人の数は、2004年に比べて2017年はほぼ倍です。

場所にかかわらず「あなたが、自分や身近な人が被害に遭うかもしれないと不安になる犯罪は何ですか」とのアンケートに対しては、ストーカー行為に対する不安を回答した人が増えています。


出典:平成30年版 警察白書

ストーカーは、駅や電車でのつきまといからエスカレートするケースも考えられます。また、スマートフォンのデータ共有機能を利用して、わいせつ画像・動画を送りつけるなどのいやがらせも問題になっているようです。

駅や電車を利用する際の防犯対策

鉄道関連施設の中でも、特に電車内は痴漢などの犯罪が起きやすい場所です。

防犯習慣

ポイントは「混雑・習慣化・危険」の3つを避けることです。

混雑を避ける

混雑している場所・時間帯は、人の出入りが多いドア付近を避ける、一人ではなく複数人で利用する、といった対策が有効です。
特に「鉄道の日」前後の10月14日は、イベントを開催する予定の駅もあります。最寄り駅の混雑が予想される方は、あらかじめ開催時間などを調べてみてください。

習慣化を避ける

ストーカーは、まずターゲットの生活サイクルを把握しようとします。
利用する改札口、乗車場所、乗車時間といった習慣をできるだけランダムにすると、つきまといをしにくくなります。

危険を避ける

周囲に対する警戒を怠らず、不審な人物を確認したらなるべく距離をとるようにしましょう。
できればこちらから動向を確認できる状態がベスト。気にならないのであれば、防犯カメラに常時映るようにするのもおすすめです。

万が一被害にあってしまったら…

実際に痴漢や迷惑行為などをされてしまったら、「拒否」の意思表示を明確にするのが有効です。
できれば相手の手をつかみ、周囲に知らせてください。確信が持てない…といった場合、移動してみるのも一つの手です。

警察や駅員に届け出よう

駅や電車内で犯罪に巻き込まれてしまった場合、緊急の通報は110番でOKです。
携帯電話からでも局番なしで通報できます。また、大きな駅であれば、駅構内に鉄道警察隊女性相談窓口があります。痴漢被害者から相談があった場合、被害者に同行するなどの対応もしてくれます。

防犯ブザーも活用しよう

女性の防犯対策グッズとして、防犯ブザーは定番です。
例えば、電車内で被害にあってしまった場合、恐怖で声が挙げられない、動けない…という状態も考えられます。そうした場合でも防犯ブザーがあると、安心感から冷静に対処できる可能性が高まります。
人気通販サイトで女性向け防犯ブザーの相場を調べてみると、2,000~3,000円台のものが人気です。対策としては決して高いお買い物とは言えないと思います。

鉄道の日だからこそ安心して駅や電車を利用できる防犯対策を

鉄道、電車は日常的に利用することも多い場所だからこそ、防犯対策をしっかりとしておきたいものです。通勤や通学などで普段から利用されている方は、10月鉄道の日をきっかけに防犯対策を見直してみませんか?

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

電車内での警戒はもちろん、ホームや駅構内でもしっかりと警戒をしながら行動するようにしましょう。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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