秋の防災対策は何をすればいい?被害を最小限にするための対策をチェック!

秋によく起こる自然災害は、事前の防災対策や心構えをしっかり行えば被害を最小限にすることができます。
どのような災害に気をつけた方がよいのか、おすすめの対策方法はどのようなものがあるのでしょうか?

秋によく起こる災害

秋によく起こる自然災害は、特に風水害に対する防災対策が必要です。
その中でも特に、台風、集中豪雨、竜巻などの突風に注目してみましょう。

台風

台風・熱帯低気圧は、海水温が高まって発生した上昇気流が原因です。
秋の台風は太平洋高気圧や偏西風の影響を受けやすく、雨量が多い・風が強くなりやすいといった特徴があります。

集中豪雨

2018年に起きた西日本豪雨は、かつてない被害をもたらしました。
豪雨を降らせる積乱雲の発生サイクルが途切れず、同じ場所に停滞し続けたことが原因として指摘されています。
また、空気中に含まれる水蒸気量と海水量の増加などにより、今後も雨の量が増える可能性が懸念されているようです。

竜巻・突風

風は温度が変わることで重さが変わり、上下に移動することで起こります。
つまり、寒暖差が大きくなる秋は、突風や竜巻が起こりやすい条件がそろっています。

防災対策をするべき理由

秋によく起こる台風や集中豪雨、突風などに対して、日本は特に対策が必要です。
その理由は、日本の地形が洪水や土砂災害といった災害につながりやすい特徴を持っているからです。日本の地形は基本的に山が多く、川の流れも急です。大雨や台風で水の勢いがさらに増し、河川の氾濫による洪水や土砂災害などが起こりやすくなります。

土砂災害で特に大きな被害が発生してしまったのが、「平成30年7月豪雨(西日本豪雨)」です。土砂災害の発生件数、死者・行方不明者数が過去最大を記録した不幸な災害でもありますが、土砂災害の怖さや対策方法の検証といった面で大きな教訓ともなっています。



出典:国土交通省ホームページ

秋の自然災害に対する防災対策

秋によく起こる自然災害による被害を最小限にするために、防災対策を始めるタイミング・方法を紹介します。

台風・集中豪雨

最低限の事前準備リスト

□天気予報やハザードマップ、避難場所・避難経路を家族やご近所と確認
□ご自宅の窓や出入り口の鍵といった防犯チェック
□飛散防止フィルムの貼り付け
□庭などの屋外におかれているものを収納
□家族と待ち合わせ場所を決めておく

最低限の持ち出し品チェックリスト

□貴重品、家族の連絡先
□薬品、救急用品
□非常食、長期保存食、飲料水、簡易食器
□歯みがきセット、携帯用トイレ、除菌シートなど衛生用品
□乾電池式の携帯用ラジオ ※ラジオのスマホアプリはネット環境が整っていないと使えないのでNG
□懐中電灯
□衣服、タオル、毛布
□防犯ブザー、笛

避難を始めるタイミング

避難所へ移動するタイミングは、警戒レベル3・避難準備・高齢者等避難開始が目安です。
発令後、テレビやラジオ、スマホ、インターネット、防災無線、広報車といった方法で呼びかけられます。

出典:内閣府ホームページ 避難勧告に関するガイドラインの改定(平成30年3月29日)

竜巻・突風

竜巻は台風や集中豪雨と同様に、日常的な対策を行っておきましょう。
また、竜巻の場合…
・周囲が急に暗くなる
・風の温かさが急に変化する
・雷の光や音
・耳の奥が痛い
…といった前兆があります。
少しでも危険を感じたら、なるべく頑丈な建物内の窓から離れたところに避難してください。できれば、風の影響を受けにくい地下階がある建物がベストです。やむを得ず屋外でやり過ごさないといけない場合は、水路やくぼみといった穴に身を伏せて頭を守りながら、できるだけ身を小さくするのが基本姿勢です。

避難中には防犯対策も必要

台風や集中豪雨で避難しなければならないときは、防災と防犯を兼ね備えた対策が必要です。

例えば、長期の避難中には、空き巣や不法侵入、強盗による被害が考えられます。貴重品は肌身離さず持ち歩くようにするといった防災・防犯対策がおすすめです。また、東日本大震災や熊本地震の際のことですが、避難所やその周辺で女性が性的被害を受けた事件も報告されています。被害者となってしまった方の年齢層も10代~60代と幅広く、中にはボランティアを装って犯行に及ぶ卑劣な手口もあったようです。

避難所は、不特定多数の人間が高ストレスの中で生活する特殊な環境下でもあります。できるだけ見知った同性同士、複数人で行動する・トイレや入浴時などの防犯対策も怠らないように意識しましょう。

防災対策は防犯とセットで行おう

火災や土砂災害、長期の留守を狙った犯罪、女性が被害者となる犯罪といった二次被害の可能性も否定できません。「毎年のこと」として、危険を予測する感覚がマヒしないように、防災・防犯対策をセットで始めてみませんか?

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

秋に増えることが予想される自然災害は、どれだけ事前準備をできるかが生死を分けることもあります。我が家は大丈夫とは思わずに、必ず災害や防犯に備えようにしましょう。/p>

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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