【もはや妖怪?】抱っこ紐バックル外しのイタズラが横行!? 対策方法は?

2019年9月にSNSで爆発的な話題となった、抱っこ紐のバックル外し。単なるイタズラではなく、刑事事件となる可能性も否定しきれません。手口や対策について、改めて考えてみましょう。

抱っこ紐のバックル外しとは?

抱っこ紐のバックル外しはSNSで徐々に被害が報告されはじめ、9月下旬にテレビ番組で特集されたことで、一気に認知度が高まりました。

参考画像: Yahoo!のリアルタイム検索で「抱っこ紐外し」というKWの検索結果より

これまでに、電車内で見知らぬ女性が急に手を伸ばしてきて無言でバックルを外された、商業施設でエスカレーターに乗っている時に疑わしい人がいて恐怖を感じた…など、未遂も含めた被害がいくつか報告されています。

また、一見、普通に見えるどこにでもいそうな人が急に危害を加えてくる、いつどこで被害にあうのかわからない怖さを訴える方も少なくありません。

抱っこ紐のバックル外しはなぜ危険なのか?

一般的な抱っこ紐は、肩と背中、腰のバックルで赤ちゃんを固定し、手を使わずに抱っこできるベビーアイテムです。リュックサックを背中で背負うのではなく、体の前側で持つイメージで赤ちゃんと密着できるのが魅力です。

しかし、赤ちゃんを支えていない状態で背中のバックルが不意に外されてしまった場合、赤ちゃんが頭から地面に落下してしまうことが想定されます。特に自分で防御できない乳幼児の場合、大きなけがや、最悪の場合死亡事故につながる危険性もあります。

なぜ抱っこ紐のバックルを外すのか?

母親と乳幼児の組み合わせは一般的に気づかいをうけたり保護されたりする対象で、公共の場所では弱い立場として扱われることが多くあります。

抱っこ紐のバックル外しをする理由として、弱者を日常的なストレスのはけ口をとして見ている可能性が指摘されています。
また、自身の家族との関係性に由来する「母子」への嫌悪感をぶつけているのではないか?という説もあるようです。

抱っこ紐のバックル外しはどのような罪に問われる可能性がある?

抱っこ紐のバックル外しは犯罪行為に当たる可能性も高く、単なるイタズラで済まされる問題ではありません。

抱っこ紐のバックル外し関連法

・傷害罪
第二百四条 人の身体を傷害した者は、十五年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。
・傷害致死罪
第二百五条 身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、三年以上の有期懲役に処する。
・暴行罪
第二百八条 暴行を加えた者が人を傷害するに至らなかったときは、二年以下の懲役若しくは三十万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。
・殺人罪
第百九十九条 人を殺した者は、死刑又は無期若しくは五年以上の懲役に処する。
・殺人未遂罪
第二百三条 第百九十九条及び前条の罪の未遂は、罰する。

出典:電子政府の総合窓口(e-Gov) 刑法より

抱っこ紐のバックル外しに対する対策は?

抱っこ紐のバックル外しに対して、どのような対策があるのでしょうか?

背後へのガードを固める

最もシンプルですぐできる対策として、バックルを外されないように背後のガードを固める方法があります。

単純に背後を警戒するだけでなく、かばんや上着、カバーなどでバックルにさわれないようにするというのもおすすめです。また、こうした悪質なイタズラは、誰かと会話している時や家族と行動している時は、被害に合いづらくなる可能性があります。

出かける時は複数人で行動し、イタズラしにくい状況を積極的に作っていきましょう。

抱っこ紐そのものを変える

バックルタイプの抱っこ紐は、コツさえつかめば簡単に外すことができます。

今後抱っこ紐の購入や買い替えをご検討中の方であれば、バックルがないタイプを選んでみてはいかがでしょうか。布一枚からつくられているタイプであれば、はさみを使わないと切れません。イタズラのための労力とリスクを高めることができますので、被害にあう可能性を下げることができます。

まとめ

抱っこ紐のバックル外しに対する最も効果的な対策は、冷静に犯行の手口や対策方法を検証し、有効と思われる対策を一つひとつ確実に行うことと考えられます。

現在もSNSを中心に抱っこ紐のバックル外しについて話題に挙げる人は多く、中には、自作自演を疑う声や乳幼児と母親の組み合わせに対してネガティブな発言も見られ、イタズラに恐怖を煽ろうとする流れも見受けられます。中には「妖怪バックル外し」という呼称まで生まれているようですが、有力な追加情報は報告されていません。

模倣犯の可能性も否定しきれないため、この事件をきっかけにお母さんと乳幼児が公の場で安全に過ごせるようにするにはどうすればよいか、実際に被害を受けたら…というシーンの想定や対策準備を始めるきっかけにしてみてはいかがでしょうか?

万が一の時に役立つ防犯ブザーの使い方をご紹介しているこちらの記事“【おすすめ防犯ブザー20選】子どもから大人まで持てる防犯ブザーと正しい使い方を大公開!”も合わせてチェックしてください。

Moly.jp編集部

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