【世界の未解決事件】一枚のポラロイドが残した謎。謎のポラロイド女性失踪事件とは?

謎のポラロイド女性失踪事件とは?

謎のポラロイド女性失踪事件とは、アメリカ合衆国で起こった謎の最恐未解決事件と言われており、失踪した女性の名前を取ってタラ・キャリコ事件とも呼ばれています。謎のポラロイド女性失踪事件は1988年に起きた失踪事件であり、自宅からサイクリングに出かけて以降、家に帰ってこなかったことから事件は始まりました。

事件の詳細について

謎のポラロイド女性失踪事件は1988年に起こった事件であり、失踪したのは当時19歳だったタラ・リー・キャリコです。1988年9月20日の午前9時頃、タラ・キャリコはニューメキシコ州ベーリンの自宅から母親のマウンテンバイクに乗って大学に向かいました。

この時、タラ・キャリコ自身の自転車はパンクしていたため、母親のマウンテンバイクを借りたようです。タラ・キャリコは当日に彼氏と12時半にテニスをする約束をしていた他、夕方まで授業を受ける予定でした。しかし、本来ならとっくに帰宅してくるはずの娘が帰ってこないことを疑問に思った母親は自宅周辺を探しに行きました。

母親は自宅から数キロ離れたところでタラ・キャリコが聴いていたカセットテープが見つかったため、すぐに警察に通報しました。当初警察はタラ・キャリコ自身が18歳を迎えていたので相手にしませんでしたが、自宅から東に30キロほど離れた場所でタラ・キャリコが使用していたウォークマンの部品が見つかったこと、そして自宅から30キロほどの場所にあるキャンプ場の近くでタラ・キャリコが乗っていたマウンテンバイクが捨てられているのを発見したことで捜査が始まりました。

警察が捜査を進める中、多くの目撃情報の中で最も有力だったのが、当日の11時45分頃にタラ・キャリコの後ろを追走するフォードの姿が目撃されたというものでした。その時タラ・キャリコはイヤホンをしていたため、追走するフォードには気づかなかったとされています。

その後も捜査を続けますが、捜査の進展に寄与する情報は何もありませんでした。

そしてタラ・キャリコが失踪してから1年ほど経った1989年6月15日、フロリダ州ポートセントジョーのコンビニの駐車場で買い物に来た女性が1枚のポラロイド写真を発見しました。その写真にはガムテープで口を塞がれ、後ろで手を縛られた若い女性と9歳前後とみられる男の子がカメラ目線で写っていました。

ポラロイド写真を拾った女性の証言では、写真が落ちていた駐車場には白いトヨタ製の車が停車しており、車内には口髭を生やした30代と思しき白人男性が乗っていたそうです。警察は通報を受けてすぐに検問を実施しましたが、証言と同じ車や人物を発見することはできませんでした。

ポラロイド写真に写っていたのはタラ・キャリコなのか?

ポラロイド写真に写っていた若い女性は、髪や目、皮膚の色合い、タラ・キャリコと同じく右足には古傷のようなものまでありました。そしてタラ・キャリコが愛読していた作家の本が女性の傍らに置かれていたことから母親と警察は写真の女性はタラ・キャリコではないかと強く疑っていました。

スコットランドヤードでは鑑定の結果、写真の女性はタラ・キャリコの可能性が高いとしたものの、ロスアラモス国立研究所ではこれを否定し、後にFBIは同年8月に写真の女性がタラ・キャリコだと断定することはできないということを発表しました。

はたしてタラ・キャリコの行方は?

この事件はアメリカで有名な複数の番組で大々的に取り上げられ、世間の注目を浴びました。この事件についていくつかの仮説も立てられていますが、いずれも立証することはできていません。さらにタラ・キャリコを追走していたフォードを運転していた人を怪しむ声も多数あるものの、現時点で遺体を発見することができていないこともあってその人たちを逮捕するのは不可能な状態でもあります。

また、ポラロイド写真に一緒に写っていた小さな男の子は1988年4月21日にニューメキシコ州で行方不明になっていた当時9歳のマイケル・ヘンリーであると言われていましたが、2年後の1990年6月にズニ山でマイケル・ヘンリーと思しき遺骨が発見され、低体温症で死亡したと警察が発表しました。

今もなお、ポラロイド写真に写っていた2人は誰なのか、そして誰が2人を誘拐したのか、なぜ失踪したのか真犯人も真相も何も分かっていません。ただ、現在も調査は続けられており、今後の動向が気になるところです。

まとめ

突然起きた娘の失踪により、どこに行ったのか行方が知れないのは非常に不安です。加えて一枚のポラロイド写真が事件を混乱させていると言えますし、現時点で最も有力な手掛かりにもなっているので調査が止まることはないと言えるでしょう。

はたして写真の2人はどうなっているのか、今後の進展が気になるところです。

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この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

Moly.jp編集部

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