【世界の未解決事件】いよいよ事件解決か!?ジョンベネ殺害事件とは?

ジョンベネ殺害事件とは?

ジョンベネ殺害事件とはアメリカで最も有名な未解決殺人事件であり、ニュースはもちろん多くの番組でも取り上げられています。時は1996年12月26日、ジョンベネ・パトリシア・ラムジーは何者かに誘拐され、自宅地下からジョンベネの遺体が発見されました。

事件の詳細について

ジョンベネの家庭はとても裕福なもので、父親はコンピューター会社の経営者、母親は元ミス・ウエストバージニア、ジョンベネは美少女コンテストで何度もグランプリに輝いているなど、アメリカでも有数のセレブ一家ということもあり、ジョンベネ殺害事件は国内でセンセーショナルに報道されました。

遡ること1996年12月25日の夜、ジョンベネ一家は友人が開いたクリスマスパーティーに出席、パーティが終わって自宅に戻り、父親は車内で眠っていたジョンベネを抱きかかえてベッドに連れていきました。

そして26日明朝、自宅の階段で脅迫文が書かれたメモを発見し、同時に前夜ベッドに連れて寝かせたはずのジョンベネがいないことに気づき、家中を探してもいませんでした。そのメモには「警察には連絡するな。午前8時から10時頃に連絡する。警察に連絡したら娘を殺す。金を用意しろ」と書かれていました。

そのメモ用紙は自宅のキッチンにあったものであり、両親はすぐに警察に通報し、捜査本部を設置しました。捜査本部を設置した警察ですが、10時を過ぎても犯人からの連絡は一切来ず、改めて家中をくまなく捜索しました。

捜索の末、以前探していなかった自宅の地下室で変わり果てた姿で発見されました。口はガムテープで塞がれており、首に何かで絞められた痕、頭部には打撲痕があり、なぜか手のひらにはハートマークが描かれていたそうです。

両親は当然ジョンベネの遺体を目の当たりにしたことで泣き崩れ、ジョンベネを抱きながら号泣。しかし、その時のジョンベネの遺体には最大の手がかりになるはずの物的証拠が残っていたにもかかわらず、警察が現場維持を怠るという致命的なミスを犯してしまったため、その後の捜査を非常に混乱させることになってしまったのです。

疑いの目は家族に向けられる

警察はジョンベネ殺害の疑いを家族に向けていました。現状、最後にジョンベネの姿を見たのは父親というのもありましたが、ジョンベネが性的暴行を受けていたこと、そして身代金として要求してきたのが、父親が受け取っていたボーナスの11万8000ドルと同額だったからです。このことから警察はもちろんマスコミも、あたかも両親が犯人であるかのように印象付ける報道を繰り返していました。

そして1998年ジョンベネ殺害を真っ向から否定していた両親の担当弁護士はDNA鑑定を行った結果、遺族の誰ともDNAが一致しなかったので遺族が犯人である可能性はゼロだということを発表しました。その後も隣人や元家庭教師といった多くの容疑者が浮上しましたが、どれも決定的な証拠を掴むことができず、捜査は難航していました。

母親は1993年にガンと診断され、2002年に再発し、2006年にガンで亡くなりました。

2006年8月16日にタイ・バンコクで元教師のアメリカ人男性が容疑者として逮捕され、コロラド州に移送されてDNA鑑定が行われましたが、犯人のものと一致することはなく、再び事件は暗礁に乗り上げました。

両親の身の潔白が証明され、そして……

鑑識の技術が高度になったことで、2008年7月9日に行われた新たなDNA鑑定によって再びジョンベネ一家の身の潔白が証明されました。ジョンベネの衣服から採取された犯人のものと思われるDNAとジョンベネ一家のDNAが全て一致しなかったからです。

一方でジョンベネ一家の身の潔白が証明されたにもかかわらず、当時のセンセーショナルな報道が根付いているのか、未だにジョンベネ一家が犯人であることを信じて疑わない人もいるようです。

そして事件が解決する最大のポイントになるのが、2019年1月11日に児童ポルノをGoogleのメールアドレスにアップロードして逮捕されたゲイリー・オリバという男が友人に宛てた手紙の中でジョンベネを誤って殺害したと認める内容が記載されていたことです。

事件当初の見解では「身代金を要求したものの、犯人は性的暴行のみが目的であり、ジョンベネを誤って殺害した」という見立てでした。つまり、これが本当ならオリバがジョンベネ殺害事件の犯人ということになります。警察はメモの筆跡とオリバの筆跡が一致しなかったことから、他に共犯者がいるのではないかという推測を元に操作を進めているそうです。

まとめ

長らく謎に包まれていた未解決事件ですが、犯人と思しき収監者が手紙による自供をしたため、ようやくジョンベネ殺害事件の犯人が逮捕されるのかと思っている人もいるでしょう。もしも本当にオリバが犯人であることが確定した場合、ジョンベネ一家はもちろんガンで亡くなった母親もようやくホッとするのではないでしょうか。

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Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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