【注意】玄関ドアにセロテープが貼られていたら、あなたの家は空き巣に狙われているかも?

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ある日、玄関のドアにセロテープが貼られていた…なんてことはありませんか?
もしかしたら、窃盗犯が不在の目印として残したものかもしれません。被害にあわないために、手口や対策方法をチェックしてみましょう。

セロテープで侵入する家をマーキング?

玄関に貼られたセロテープの危険性を教えてくれるのが、2016年に大阪で窃盗犯が逮捕された事件です。
男は犯行に及ぶ前の事前準備として、侵入した家や周辺地域を下見していましたが、その際に使ったのがセロテープです。

その手口は、玄関ドアにセロテープを貼り、テープがはがれていないかどうかを定期的に確認するというもの。
セロテープがはがれているかどうかで、住民の生活パターン、不在の可能性が高い時間帯、侵入しやすい家かどうかの確認を行っていました。被害は十数年間で300件にも及ぶそうです。

セロテープはどのような場所に貼られている?

窃盗犯が下見の際に貼るセロテープは、当然目立たない場所に貼られます。
さらに、ドアを開閉した際に痕跡が残る場所であることという条件も重要です。大阪の事例では、玄関ドアの上部と壁にまたがるようにして貼り付けられ、ドアを開閉したことがわかるようになっていたそうです。

さらに、蝶番も注目ポイントの1つ。
ドアを開閉すると、セロテープが緩んだりしわが寄ったりと、開け閉めの履歴がわかりやすく目に留まることもないため、貼りやすい場所の1つとしてあげられます。

窃盗犯以外にも…

セロテープによる不在の目印は、窃盗犯以外にも悪用される可能性があります。
例えば、対策緊急性の高い相手としてストーカーが挙げられます。その他にもヤミ金業者、管理人、訪問販売の営業マンなどが、セロテープを不在の目印にする可能性があります。

不審人物の傾向

窃盗犯など、住居侵入の下見をしている不審人物は、当然、犯罪者に見えない装いをしています。
スーツを着て訪問販売員や営業マンを装ったり、作業着を着て近隣の工事業者に見えるように変装しています。そのほか、カジュアルな格好で近隣住民に紛れるようにするなど、一見しただけでは不審人物かどうかわかりにくい見た目であることが多いです。

行動パターンで不審人物を特定

見た目で不審人物を見分けることは難しいのですが、行動パターンから怪しいとわかることもあります。たとえば、窃盗犯であれば、下見の際に次のようなことを確認しています。

・住民の防犯意識、施錠をしっかり行っているか
・侵入・逃走経路
・周辺環境、人通り
・同居している家族
・住民の生活パターン

こういったポイントを確認するために、電気メーターやカーテンの開閉時間の確認、インターホンでの不在確認、ポストの中の郵便物が回収されているかどうか…などを確認しています。

空き巣はどうやって自宅に潜入する?警視庁調べの侵入手口
出典:平成30年中の住宅対象侵入窃盗の発生状況 警視庁

セロテープを発見したら…おすすめ対策方法

もし、玄関ドアにセロテープが貼られていたら、周辺を窃盗犯などが下見している可能性があります。

まずは警察に相談

犯罪行為の前兆である可能性が高いため、まずは警察に相談しましょう。相談先としてまずは地元の警察署に相談する方法があります。
その際は、できるだけ緊急性を訴求できる証拠として、セロテープが貼られていた玄関ドアの写真などもあるといいと思います。被害が出ない限り警察も動きづらい場合もありますが、緊急性をわかってもらえれば周辺の見回りを増やすなどの対応をしてくれます。
また、全国共通の相談用ダイヤルとして「#9110」もおすすめです。

侵入された痕がないかを確認

侵入先の候補となっていることがわかったら、すでに侵入されているのかどうかを確認してみましょう。
確認の方法としてよく言われているのが、ドアに細い糸や紙くず、つまようじ、輪ゴムなど、その辺りに落ちていても特に何とも思わないものを挟んでおく、という方法です。

帰ってきて落ちていたら、何者かに玄関ドアを開けられている可能性が高いということになります。

自宅のセキュリティを高める

鍵を替える、補助錠をつけるなど、ご自宅の防犯対策を強化するのも有効です。また、ホームセキュリティの契約をご検討される方もいらっしゃるかもしれません。
ただし、注意すべきはマンションやアパートなど賃貸住宅にお住まいの場合です。退去時に原状回復などを求められる場合があるため、導入する前に必ず契約や管理会社へ確認・相談することをおすすめします。

警視庁推奨!おすすめ空き巣対策
出典:侵入窃盗の防犯対策 警視庁

まとめ

セロテープは一般的な文房具ですが、犯罪の道具として使用されることもあります。警察への相談や防犯対策の強化が、窃盗犯などが動きづらい環境づくりにもなります。
玄関に不在の目印として貼られているのを見つけたら、「狙われているかもしれない」という意識で速やかに対策することをおすすめします。

【大人なら知っておきたい】意外と知らない「#9110」の活用ルールをおさらい!
【センサーライトおすすめ20選】これでセンサーライトのすべてが丸わかり!

この記事の監修
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河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

Moly.jp編集部

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