【対策】犯罪者はSNSでターゲットを絞っている!モザイクアプローチを理解して被害に遭わない!

モザイクアプローチとは、SNSなどに投稿された断片的な情報から個人情報を特定する方法です。
文章に限らず、画像に写った風景や写真のプロパティに記載された情報を使って特定されることもあります。

断片的な情報から個人情報が特定されていく…

モザイクアプローチの手法を使うと、次のような投稿から個人情報を特定される可能性があります。

・「〇〇線遅れてます~。」 → 利用している路線や最寄駅
・「今週末台風来そう。」 → お住まいのエリア
・「明日は子どもの運動会です!」 → 子どもが通学する学校、ご家族の生活圏

モザイクアプローチは画像から特定することも

SNSに投稿された過去の画像から、自宅を特定された事例もあります。
お店の看板やビル名、路上のカーブミラー、車のボンネットなどに反射した景色といった情報がヒントになりえます。
中には、ご当地マンホールや瞳に写った風景、スマートフォン・パソコンのディスプレイに反射する景色
から特定されることもあるようです。

瞳に反射した景色すらもヒントに!?モザイクアプローチによるストーカー被害の事例はこちら

改めて対策する必要性を考える

モザイクアプローチによって特定された個人情報は、どのように悪用されるのでしょうか?

ストーカー

2019年9月にはアイドルのSNS投稿から自宅住所を特定し、わいせつ行為に及んだ男が逮捕されました。
男は瞳に写った景色や最寄り駅・自宅周辺の背景、光の差し込み方といったヒントから住所特定に至ったことが明らかにされています。

窃盗・強盗被害

窃盗・強盗被害は、犯行グループが複数人で情報検索を行うため、より注意が必要です。
例えば、ブランドもののファッションアイテムの購入をSNSに投稿した場合、ブランド名や価格を伏せていても、ショップサイトなどからアイテムを特定され被害にあった例も報告されています。

モザイクアプローチ対策チェックポイント

ストーカーや窃盗・強盗グループがモザイクアプローチの手法を活用するのは、SNSが足がかりとなることが多いようです。そのため、投稿する前に個人情報を特定されるような内容でないかを精査してみてください。

□リアルタイムの情報発信になっていないか?
□自分の顔が特定される情報が含まれていないか?
□文中に地名、駅名、そのほか公共交通機関に関連する固有名詞が入っていないか?
□画像にお店の看板や建物名、電柱・自動販売機・マンホールなどに住所が入っていないか?
□画像に車のナンバープレートが写っていないか?
□スマートフォンやアプリの位置情報サービスがオンになっていないか?
□SNSのプロフィール欄に個人情報を特定できる内容がないか?

子どもの対策は?

インターネットに小中学生がアクセスする機会も珍しくなくなりました。
被害に遭わないようにフィルタリング機能の活用や携帯ゲーム機、オンライン接続が可能な音楽プレイヤーの使用、子どもと一緒にネットを使用する際のルール確認・共有をするなどの対策がおすすめです。

Exif情報に注目!

スマートフォンやデジタルカメラなどで撮影した画像には、撮影した日時や撮影した場所のGPS情報といった「Exif情報」が入っていることがあります。
例えば、下記画像のExif情報は次のように表示されます。


出典:【秋】日が短くなったいま、再確認したい町内パトロールとその効果とは 

モザイクアプローチ対策の基本として、画像を投稿するときはExif情報を削除してから投稿するように気をつけるのも有効です。

Exif情報の消し方 画像のプロパティから消す

※Windows10の場合
パソコンなどで対象の画像データアイコンを右クリック

プロパティを選択

詳細タブの「プロパティや個人情報を削除」を選択
ただし、画像が格納されているフォルダのパスや画像を撮影した端末の所有者、端末名は表示されるので注意が必要です。

Exif情報の消し方 フリーソフトを使って削除する

Exif情報を編集できる無料のフリーソフトとして、「F6 Exif」などが有名です。他にも「JPEG & PNG Stripper」などがあります。
また、スマートフォン向けのアプリであれば「Photo Secure(iOS対応)」「Exif消しゴム(Android対応)」などを使っているユーザーが多いようです。

Exif情報の消し方 そもそもExif情報が残らない設定にする

例えばiPhoneであれば、「設定」→「プライバシー」→「位置情報サービス」からオン/オフの切り替えができます。
Androidも同様に、設定から位置情報からオン/オフの切り替えが可能です。

まとめ

モザイクアプローチは、私たちが思っている以上に簡単な方法で個人情報を特定できます。
さらに特別なスキルを必要とせず、インターネットに接続できるスマートフォンが1台あれば個人情報の特定が可能な点も怖いところです。

どのようなところから個人情報が漏れるか分からないため、SNSなどの投稿内容を吟味し、ご家族とも防犯意識や自衛手段を共有しておきましょう。

【どっち】SNSに車の写真を投稿するとき、ナンバープレートにモザイクをかける必要はある?

Moly.jp編集部

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