【七五三】この時期だからこそ要チェック!“いかのおすし”ちゃんと覚えてますか?

お子さんの成長が感じられる七五三の時期が今年もやってきました。七五三詣にお出かけする方も多いのではないでしょうか?

まだ小学校低学年ですから一人で出歩くことは少ないかもしれませんが、好奇心旺盛な年齢ということもあり、知らないうちに危険な目にあってしまうことも考えられます。そうした事態を避けるためにも、防犯上知っておいて欲しいことがいくつかあります。

日本では、子どもや高齢者など社会的弱者の防犯意識の向上を図るため、ユニークな「防犯標語」が活用されています。これを機に覚えてみてはいかがでしょうか。

防犯標語とは?

犯罪行為は多岐に渡り、またそのターゲットも老若男女問わず存在します。
そして、その犯罪行為を未然に防ぐこと、つまり防犯が重要なことであり、警察をはじめ防犯に関わる行政機関によって、これまで様々な取り組みが行われてきました。

しかし、警察等の行政が防犯に関わる取り組みを行うことのみによって、全ての犯罪行為を未然に防ぐことは困難です。警察等に私たちの安全をただ任せるばかりでなく、私たち自身が犯罪に巻き込まれることのないよう日々しっかりと意識することが何より大切です。

そこで、警察や自治体などが自ら標語をつくり、あるいは、一般から標語を募り、優秀な作品を選び、公表することにより、防犯についての意識を高め、広く知らしめることで犯罪の防止を図っています。

子どもへの防犯標語!

今や子どもに対する防犯標語といえば、有名な「いかのおすし」。
平成16年度に、警視庁及び東京都教育庁で考案されましたが、好評であり、その後、日本全国に広まっていきました。

昔から体力、判断能力に劣る子どもをターゲットにした犯罪が行われてきました。
近年でも、子供が巻き込まれる犯罪は、誘拐(略取・誘拐)、暴行、傷害、殺人、強制わいせつと多岐に渡っています。

犯人は、自らの欲望を達成するため(あるいは、魔がさしてしまったか)、場合によっては、強引に体力に劣る子どもを連れ去り、または、言葉巧みに近づき、子どもを自らの支配下に置き、やすやすと犯罪を犯します。

これらの犯罪行為に遭わないように子どもを守る必要がありますが、常に子どもと行動を共にすることは難しいですよね。

そこで、防犯行政を司る警察や自治体が啓発し、学校等において防犯教育を行うとともに、身近な大人である私たちが日ごろから子どもたちに防犯意識が備わるよう指導する必要があります。

私たちは、学生のころから、語呂合わせで歴史の年号(1192年いい国作ろう・・・)や化学の元素記号(H,He,水兵リーベ・・・)を覚えましたね。普通に頭に詰め込むよりは、覚えやすくなかったでしょうか。

これと同じで、単に、「知らない大人についていかない」、「知らない人の車にのらない」「さらわれそうになったら大声を出す。」などとするよりは、身近な「いかのおすし」として子どもの頭に浸透しやすい状態にしようということです。

「いか」は、「行かない」。
知らない人にはついていかない(・・・・)ということですね。

「の」は、「乗らない」。
知らない人の車には乗らない(・・・・)ということです。

「お」は、「大声を出す」。
連れていかれそうになったら、大声を出すということです。

「す」は、「すぐ逃げる」。
安全なところまで走って逃げるということです。

「し」は、「知らせる」。
危険な目にあったら、家の人や学校の先生などに知らせるということです。

一方で、子どもたちが覚えるだけでなく、私たち大人も「いかのおすし(「いか」「の」「お」「す」「し」)」を把握し、ことあるごとに子どもたちに繰り返し、教えることが必要です。

高齢者に覚えて欲しい標語

子ども同様、社会的弱者であり、また、判断力に衰えのある高齢者に対しても、標語を活用した防犯意識の啓発が行われています。

「それうそかも」という標語があります。
この標語、オレオレ詐欺などの振り込め詐欺に遭わないように考案された標語ですが、表現そのものもしっくりきますね。振込詐欺の電話がウソだと言っているようで、より覚えやすいのではないでしょうか。

特にオレオレ詐欺は、家族の名を語りその愛情に漬け込みます。
そして、ある事件の加害者となってしまいすぐに現金が必要だと嘘の切迫した状況を演出し、電話の相手方を混乱に陥れ現金の支払いを催促します。

また、役所の名を語り税金や健康保険の還付金があるとウソをつき、銀行のATMを操作させお金を振り込ませます。このときの被害者はオレオレ詐欺の場合とは反対に、還付金を受け取れるという嬉しさの感情のあまりみすみす詐欺にひっかかりやすくなってしまいます。

このような判断力を失いやすい状態でも、「そ・れ・う・そ・か・も」という標語が思い出せれば、冷静に一音ずつ、するべき行動を思い起こせますね。

では、一音ずつ確認してみましょう。

「そ」は、相談する(警察に相談する)
振り込んでしまった場合、もしくは振り込む前でも、警察に相談しましょう。
もちろん、振り込む前であれば、被害を未然に防ぐことができます。
また、残念ながら、振り込んでしまった場合でも、今後、同様の被害を防ぐための貴重な被害例となります。

「れ」は、連絡する(振り込む前に家族へ連絡する)
電話を切ったあと、すぐに振り込まずに、または、金融機関へと向かわずに、いったん家族に連絡しましょう。
電話をかけた本人以外の家族と連絡をとり、どう対処するか相談してみることで、問題を共有でき、冷静になる時間を確保できるでしょう。

「う」は、うのみにしない(電話の相手の話をうのみにしない)
文字の順番では3番目ですが、この「う」は、先ず最初にしなければならないことですね。
日ごろから、こうした電話がかかってきた場合、まずオレオレ詐欺ではない、あるいは、本当に還付金等が発生しているのか、と疑うことが必要だと思います。

「そ」は、送金しない(郵便や宅配便で送金しない)
現金を宅急便や通常の郵便、レターパックなどで送るよう指示してくる場合、詐欺だと思ってください。
また、現金は現金書留でなければ送ることはできません。
正規の事業者であれば、これらの手段で現金を送ることは違法であることを知っています。

「か」は、確認する(名乗った本人・役所などへ確認する)
オレオレ詐欺の場合、名乗った本人に確認できれば詐欺だということが明確になります。
また、還付金詐欺の疑いがある場合は役所に確認や報告をしましょう。
(ただし、還付金の手続きをATMで行うことは絶対にありません。)

「も」は、もう一度確認する(振り込む前にもう一度確認する)
本当に、振込が必要だということになっても、振り込む前に再度確認してください。
オレオレ詐欺が横行している昨今、とにかく慎重に対処しましょう。

大切なのはコミュニケーション

こうした詐欺に遭わないためには、日ごろから親や祖父母に電話したり、様子を確認したりするなどして、コミュニケーションを交わすことが必要です。
そのなかで、しっかりと情報交換を行い、連絡方法、携帯電話番号の確認、できればお互いにしかわからない合言葉について共有しておきたいものです。

まとめ

子どもを対象とした「いかのおすし」、高齢者等を対象とした「それうそかも」

これらの標語を活用しながら子どもや両親など家族の防犯意識を高めたいものですね。

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Moly.jp編集部

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