子どもにチャレンジさせたいおすすめの推理小説3選!

『名探偵コナン』の人気から分かるように、推理モノは子どもたちからも大人気!この記事では、子どもでも楽しく読める推理小説を3作品ご紹介します。

怪人二十面相 江戸川乱歩

(画像出典:Amazon)

実業界の大物・羽柴壮太郎の家に、世間を騒がせている盗賊“怪人二十面相”から、ロマノフ王家より伝わる宝石を狙うという予告状が届きます。そんななか、10年以上前に南洋に家出した羽柴家の長男・壮一が戻ってきます。そして、ロマノフ王家の宝石は盗まれ、次男の壮二が誘拐されるという事態に。二十面相は、壮二と引き換えに観音像を渡すよう要求します。困った壮太郎は、名探偵・明智小五郎に事件の解決を依頼しますが、あいにく明智が留守にしていたため、明智の助手をしている少年小林秀雄が代役を務めることに…。

1936年に雑誌に掲載された、江戸川乱歩の子ども向け推理小説シリーズ“少年探偵団”の第一作目。明智小五郎の良きライバル・怪人二十面相のデビュー作でもあります。子どもたちが作中で大活躍する点、変装や入れ替わり、大胆な逃走方法などのマジックのようなトリック、そして怪人二十面相と明智小五郎の手に汗握るバトルなど、読んでいてワクワクするポイントがいっぱい。当時の子どもたちから絶大な人気を集めました。特に、怪人二十面相の“変装の天才で、盗みはするが人を傷つけることは決してない”というキャラクターは、多くの読者をひきつけました。

自分と同じような子どもたちが活躍するというのは、子どもにとって非常にわくわくするもの。トリックが分かりやすく、展開が派手なので、初めて推理小説を読む子どもも飽きずに最後まで読めます。実際に、『怪人二十面相』を子どもの頃に読んで、推理小説が好きになったという人は多数。推理小説の入門としてぴったりの一冊です。

シャーロック・ホームズの冒険 アーサー・C・ドイル

(画像出典:Amazon)

ケガと病気が原因で戦地から戻ってきた軍医ワトソンは、知人からシャーロック・ホームズという風変わりな男を紹介され、ベーカー街221Bで共同生活をスタートします。初対面なのにもかかわらず、ワトソンの前歴を次々と言い当てるホームズの推理力にワトソンは驚愕。たちまち二人は意気投合します。ある日、スコットランド・ヤードの刑事から、ホームズのもとに殺人事件の捜査依頼が舞い込みます。警察もお手上げの難事件を前に、ホームズとワトソンはどう立ち向かうのか――

世界中に熱狂的なファンを持つ、名探偵シャーロック・ホームズが初登場。推理小説界きっての名コンビの出会いとホームズの名探偵ぶりを楽しめる一作です。ちょっとした痕跡から、ロジックを積み重ねて真相にたどり着く過程は、推理小説ならではの面白さに満ちています。真相を解明するホームズの姿はかっこいいの一言!また、ワトソンとのやりとりも、軽妙で面白いです。

もとは大人向けの推理小説ですが、各出版社から子ども向けの本が出ているので、問題なく読めるはず。さまざまな推理小説のルーツとなっている作品なので、早めに読んでおきたい一冊です。世界で一番愛されている名探偵シャーロック・ホームズの魅力をたっぷり味わえます。

銃とチョコレート 乙一

(画像出典:Amazon)

少年リンツの住む国では、お金持ちの家で金貨や宝石が盗まれる事件が多数おきています。現場には、“GODIVA”の文字が書かれたカードが残されており、人々の間で泥棒の名前として知られています。怪盗ゴディバに立ち向かう探偵ロイズは、子どもたちにとっては憧れのヒーローでした。リンツはある日、亡くなった父が遺した聖書の中から古い地図を見つけます。新聞記者見習いのマルコリーニの極秘情報から、地図が怪盗ゴディバ事件の真相に繋がると確信したリンツ。探偵ロイズに手紙で知らせますが――

講談社の子ども向け推理小説シリーズ「講談社ミステリーランド」のうちの一作。その作風から “切なさの魔術師”と呼ばれる作者ならではの、ほろ苦い子ども向け推理小説です。子ども向けの正統派の探偵ものと思いきや、乙一らしい裏切りや仕掛けがいっぱい。ほろ苦いラストに、しんみりしてしまいます。文章など子どもでも読みやすいよう工夫はしていますが、ストーリーには容赦がないのが魅力です。

リンツ、ロイズ、ゴディバなど、登場人物の名前は全てチョコレートというこだわりぶり。おやつのチョコレートと一緒に、子どもにプレゼントしたい一冊です。

まとめ

今回ご紹介した3冊は、いずれも子どもが読むのにぴったりの推理小説ばかり。きっと夢中になって読んでくれるはずです!

親子で一緒に推理小説を読んで、現実には起こりえない内容だとしても「現実ではこういった事件があるんだよ」といったコミュニケーションをすることで、防犯意識を持たせることにも繋がるので、ぜひお子さんとご一緒に読書をしてみてください。

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Moly.jp編集部

この記事の監修
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河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

本を読むことは子供の成長に重要な影響力をあたえます。子供が楽しみながら防犯意識を持ってもらえるといいですね。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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