【注意】いたずら?ナンパ ?変質者?突然マフラーを引っ張られる被害が増えている!

寒い日に着用しているマフラーを、不審者に引っ張られるという事件情報が寄せられています。
重大な事件に発展する可能性もあるため、どのような事件が多いのか、対策方法を確認してみましょう。

不審者にマフラーを引っ張られることは意外に多い

寒い日の防寒グッズとして着用することも多いマフラーですが、実は防犯上、注意が必要なファッションアイテムです。

SNSでの報告を見てみると、見知らぬ人に引っ張られた投稿は決して珍しくありません。
男性が若い女性に対して行うパターンの報告が多いですが、女性が男性に行った報告もあるので、男女問わず警戒が必要なようです。

動機も、ちょっとしたいたずらのつもりで引っ張ったらしい場合や、ナンパ目的で引っ張られた報告がされています。意味不明な言葉をかけられる場合、リアクションを見て満足を覚える変質者めいた場合もあります。

もっとも怖いのが、動機が見えない場合です。
引っ張ってくる人がなにを目的として引っ張るのかが読み取れないため、どのように対策していいのか、どのような人が狙われやすいのか…といった、次につながる対策がしづらいのです。

女子学生が被害にあった事例

中には女子学生が徒歩で通行中に引っ張られる事件の報告もあります。

北海道札幌市白石区の事例
歩行中の女子学生が男にマフラーを引っ張られ、「こっちにおいでよ」と声をかけられた事件です。詳細はこちら

大阪府吹田市南高浜町の事例
徒歩で帰宅中の女子中学生に対して、男が追い越しざまにマフラーを引っ張った事件です。詳細はこちら

埼玉県深谷市の事例
徒歩で通行中の女子中学生が、自転車に乗った男にマフラーを引っ張られた通り魔事件です。詳細はこちら

窒息・押し倒される・動きを封じられる危険性も

背後からマフラーを引っ張られると、首を絞められ呼吸が困難になってしまいます。
最悪の場合窒息してしまうリスクもあるため、不審者に突然マフラーを引っ張られるということは命に危険が及ぶ可能性も否めません。

例えば、2017年12月、大阪府吹田市南高浜町で女子中学生が、追い越そうとした男にマフラーを引っ張られた事件も、マフラーを絞める=首を絞められるのと同じことなので、暴行にあたる可能性があります。また、2019年3月に埼玉県深谷市緑ヶ丘で起きた事件では、男が自転車に乗ってマフラーを引っ張ったと報告されているため、後方から徒歩でひっぱられるようりも首を絞められる勢いはより強くなるものと考えられます。

さらに、勢いよく引っ張られることで、転倒する事故や押し倒されて拘束されるリスクも否定できません。

被害にあわないための巻き方ポイント

不審者に引っ張られた場合でなくとも、自転車やバイクに乗っていてタイヤにマフラーが巻き込まれてしまった事例、満員電車で人の波にマフラーごと持っていかれた事例などが報告されています。マフラーを引っ張られないようにするためには、「引っ張られない巻き方」をするのが対策の第1歩です。

ひらひらと垂れないようにする

マフラーの両端を背中側に垂らしていると、背後から来た不審者がこちらに気づかれないように引っ張ることができます。
背中側に垂れないようにする、結び目が見えないようにする、といった巻き方がおすすめです。また、マフラーの両端が前側に垂れる巻き方であれば、マフラーの端を上着の中に入れるようにしてみてください。

周囲の状況をいち早く察知できる巻き方

寒い日は耳が冷えてしまうので、マフラーで耳まで覆うように巻く方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、防犯対策を考えるのであれば、あまりおすすめできない巻き方です。耳を覆うようにマフラーを巻くと、ちょっとした音の変化に気づきにくくなってしまいます。そのため、後方から自転車やオートバイ、車で不審者が近づく音がしても、聞き逃す可能性があります。

マフラーとあわせて対策したいカバンの持ち方

マフラー以外では、カバンも防犯のポイントを押さえた持ち方があります。ベストは、目の届く範囲に持つこと。
例えば、斜めがけのカバンやリュックサックなどは、収納スペースを背中側でなく胸側にくるように持つのがおすすめです。

持ちやすいところが死角になっていると、マフラーのように嫌がらせ目的で引っ張られたり、引ったくり・スリにあうリスクにつながります。また、カバンを車道側に持たない、防犯ブザーの携帯をアピールする、といった基本の対策もしっかり押さえておきましょう。

まとめ

不審者にマフラーを引っ張られる事案は決して少ないとは言えず、寒い日にマフラーを着用している方であれば、どなたでも被害にあう可能性を否定できません。体の自由を奪われてしまう手段にもなりうるため、防寒と防犯を両立できるマフラーの巻き方を確認してみてください。

▶︎【おすすめ防犯ブザー20選】子どもから大人まで持てる防犯ブザーと正しい使い方を大公開!

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

犯罪者はちょっとしたことでも犯罪に繋げる…恐ろしいですね。寒い季節、防寒時にも犯罪から身を守る注意が必要になってきましたね。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

関連記事

  1. 防犯グッズ大集合「SECURITY SHOW」潜入レポート

  2. 公然わいせつの定義とは?軽犯罪法との境界はどこ?

  3. その玄関のカギで大丈夫?女性必見。侵入犯罪とその防犯対策!

  4. 空き巣に狙われやすい防犯性の弱いカギとは?

  5. 【斜め上】インドの女性専用車両が、日本よりも恐ろしいと話題…映像あり

  6. 防犯カメラの情報は公開しなくて良いの?取扱の注意点や対応

  7. 【受験生注意】入試当日に犯行を計画する卑劣な痴漢への対処方法とは

  8. 大切な【我が家】を守るためにやるべき5つコト。自宅はどんな犯罪に狙われている?

  9. 事故物件から学ぶ防犯対策!

Moly.jp公式メルマガ

↓ Moly.jp公式メルマガです ↓

【防犯ジャーナリスト河合成樹】が最新の人気記事の独自紹介や裏話、お得な防犯グッズのご紹介や緊急防犯対策などを配信します。ぜひ、読者登録をお願いします

※メルマガにご登録していただいた情報は非公開の上、厳重に管理します。詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

人気記事

  1. 実は不審者は目立たない? その特徴とは
PAGE TOP