【冬だって関係ない】季節問わず現れる!“変質者”の特徴は?

軽微なものから重大なものまで変質者による事件は無数に存在します。まさか自分が変質者に遭遇するなんて、と思いたくありませんが、彼らはいつどこに現れるか分かりません。

変質者が起こす事件にはどのようなものかあるでしょうか。紹介します。

変質者の定義

そもそも変質者とはなんでしょう。

変質者とは、性犯罪をおこなう者を非難するとき、あるいはストーカーを防犯の観点から語るときの蔑称
引用:Wikipedia

とされています。
痴漢や露出狂、盗撮、付きまとい、強姦などを犯す者はすべて「変質者」と捉えて問題ないでしょう。

数ある犯罪の中でも性犯罪は非常に卑劣です。その性質上、女性や子供がターゲットにされるケースが多いですが、男性が被害に遭うことも稀にあります。

なぜ彼らは執拗に女性や子供を狙い撃ちするのか。それは相手が女性・子供だからです。男性ほど体力的に有利でない上、異常性欲の持ち主からすれば異性や幼児・児童を標的にした方がずっと楽しいのです。

しかも外見から彼らを変質者と判断するのは困難です。明らかに女性を狙っているような目つきだったり、白昼堂々女性に襲いかかったりすれば話は別ですが、多くの変質者はごく普通の人と同じ振舞いをしていることが多いのです。

子供が被害に遭うケースも少なくありません。ネットで検索してみると「変質者から子供を守ろう」的なサイトがいくつもヒットします。それだけ子供は変質者にとって標的にしやすいのです。

「お母さんの知り合いだよ」「あっちで友達が呼んでいるよ」などと声をかけて連れ去ったり、商業施設のトイレに連れ込んでわいせつ行為をはたらいたりと、「抵抗出来ないのをいいことにやりたい放題」なのが実情です。

学校や家庭でも十分に指導しているとは思いますが、そうは言っても変質者から子供を守るのは簡単ではありません。

変質者の特徴を紹介

先ほど、変質者かどうかを判別するのは難しいと説明しました。ここで紹介するのは典型的な不審者の特徴です。

①挙動不審

辺りを見回したり、同じ場所を行ったり来たり、あるいは長時間同じ場所にいたりする人物は変質者の可能性があります。
たとえば幼児・児童誘拐が目的の場合、公園や通学路、ショッピングモールの駐車場などで待ち伏せしていることもあります。

自宅周辺で見かけることのなかった人物がある時から頻繁に目撃されれば、変質者を本気で疑う必要があります。とは言え誰かに対し実害を加えているわけではないから通報までは、と躊躇ってしまうこともあるでしょう。しかし挙動不審である以上、その人物が何らかの目的を持っているのは明らか。通報することをおすすめします。

②やけに大きな荷物を持っている

無差別殺傷事件のニュースがときおり報道されますが、あれは正直防ぎようがありません。犯人は凶器を用意した上で突如襲撃してくるため、まわりの人はどうしようもないのです。

変質者は凶器を大きなバッグなどに忍ばせて持ち歩いています。向きだしでいるとさすがにバレてしまうため、あくまで「普通の荷物」を装っていることが多いです。ただそのサイズがどう見ても大きすぎたり不自然に歪んでいたりなど、普通ではないことがうかがえます。

また中身が外から見えないようになっているのも特徴。カバンやリュック、ファスナー付きの手下げなどが多く使われています。誰が見ても不自然に見える荷物を持っている人物の近くには居ない方が賢明。いきなり刃物を突き付けられても対処のしようがありませんから、十分すぎるほど距離を取って回避する必要があります。

③他人と視線を合わせようとしない

これは多くの変質者に共通する特徴です。これから悪事をおこなおうとしている人物は、必要以上に周囲の視線を警戒します。
一般人、警備員、警察官など、その近くにいる人と視線を合わせようとしません。こちらが視線を送ってもすぐに目を逸らすため、不自然な気配を感じるはずです。

目は口ほどにものを言うとの表現がありますが、まさにその通り。口には出さずとも目つきや視線、態度などでその人物が何をしようとしているかが表れてしまうのは、どの人間にも共通するようです。

では、こうした人物に声をかけるのはどうでしょうか。視線を気にする不審者は自身の顔を覚えられたくないのでこちらに顔を向けず、更には立ち去ろうとします。何か尋ねても返答にしどろもどろになる、意味の通じない返答をするなども多く見られます。

よく「泥棒対策に声かけは有効」と言いますが、変質者に対してもある程度有効です。「どうかしましたか?」「誰かお待ちですか」と声をかければ、おそらくそそくさとその場を後にするでしょう。それくらい変質者は他人から興味を持たれるのを嫌います。

④不自然な格好

サングラスや黒帽子、それにマスクといかに不審者っぽい格好は人目を引きますが、変質者はこうした格好をして隠れています。

また、季節感のない服装をしているケースもあります。真冬なのに半そで半ズボンなどは誰の目にもおかしいと思うはず。それ以外に目立った不審点がなくとも不審者・変質者の可能性が大いにあります。

サラリーマンのようにスーツを着こなした変質者はあまりいません。ラフな格好や作業着の方が多いようです。おかしな格好の人物を見かけたら近づいてもいけないし、視線を合わせるのも危険。離れた場所で通報するのが賢明です。

特にどのような事件に注意すべきか

なるべく変質者に遭遇したくありませんが、そうは言っても彼らはどこで待ち伏せしているか分かりません。

まず注意すべきは声かけ。「すみません、すみません」と何度もしつこく付きまとう人物はかなり怪しいです。単に道を尋ねたいだけかも知れませんが、いきなり見知らぬ人から声かけされれば誰でも驚きます。

視線を合わさずそのまま立ち去るか、「急いでいるので」と断るなどして切り抜けましょう。声かけから誘拐・連れ込みに発展するおそれがあるためです。

露出狂に出会うのも厄介です。夜道にいきなり現れる彼らは単に、相手に性器を見せつけて快感を覚えているだけ。暴力をはたらくことはまれです。が、こちらは驚きもするし不快。恥ずかしがって顔を背けると余計に見せびらかすおそれがあります。無言でその場を離れるのが無難。恥ずかしがる、「ちっさ」などと反応するのは相手をエスカレートさせるだけなのでスルーしましょう。

先の声かけと関連しますが、子供への注意喚起も必要です。昨今は子供を狙った悪質な事件が発生しており、挨拶程度の声かけでも「不審者」とされることが多いのです。「あっちに面白いものがあるよ」などと子供をだましてひと気のない場所(公園のトイレや駐車場・駐輪場など)に連れ込んだり、車で遠方に連れ去ったりととても危険。

無抵抗で警戒心のなさそうな子供を狙ってくるのも卑劣です。子供が被害者となる事件は性犯罪との関わりが疑われるため、親としては子供をあまり外に出したくないのが正直なところ。

「知らない人についていってはダメ」と日頃から指導して犯罪の怖さを教えると良いでしょう。

まとめ

変質者はその挙動や身なりだけでなく、実際に声かけや付きまといなどをしてくるためとても怖いです。冬だからといって、露出狂が現れない訳ではありません。季節問わず、露出狂は現れるので、少し様子が変だなと感じたら、目を合わせずに、その場からすみやかに離れて、近くの人や警察などに相談するようにしましょう。

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Moly.jp編集部

この記事の監修
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河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

大人でも遭遇すると恐怖に感じる変質者を子供から守るために、まずは大人が変質者の行動等を学んでいかないといけませんね。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

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