時効成立した暴行事件を、警察が○○○をみて逮捕につなげる

日本の事件の中には犯人を見つけることができず時効が成立してしまうケースも珍しいことではありません。時効が成立すれば、犯人はいくら悪事を働いても罪に問われることはありません。そんな中、警察が必死な思いで捜査をした結果逮捕につながった事件があります。

今回は、時効成立している事件を警察が機転を利かせ逮捕をしたというエピソードを紹介します。どのようにして逮捕することができたのでしょうか。

時効成立した暴行事件を執念の捜査で時効を無効にした神奈川県警

エピソード概要
2009年10月6日に発生した暴行事件で、容疑者としてあがっていた男が2019年11月12日に逮捕されました。逮捕の決め手は、現場に付着していたDNAと、別の容疑で逮捕された容疑者のDNAが一致したことがきっかけでした。しかし、この事件は通常であれば10月6日に時効が成立しています。しかし逮捕したのは12日。どうして、逮捕することができたのでしょうか。

決めては容疑者の渡航歴でした。容疑者の渡航歴を調べると2ヶ月間あり、この2ヶ月間は時効が停止していると判断。その結果逮捕することに。警察の執念の捜査により、当時被害に遭遇した女子高生の無念を晴らすことができました。

参考文献:産經新聞

事件のポイント

・現場に付着していたDNAと男のDNAが一致したことで逮捕ができた
・現代の科学技術であれば、10年前の事件でも解決が可能

万が一暴行被害に遭遇しても、警察の捜査がうまくいけば10年前の事件を解決させることが可能です。暴行被害や痴漢行為など犯罪に遭遇した際は、犯人逮捕を実現させるために、情報を提供して犯人逮捕への協力を行うようにしましょう。

対策ポイント1 特徴を伝える

万が一事件の被害者となってしまった場合は、犯人の情報を極力覚え警察に伝えるようにしましょう。犯人の個人情報を特定できるような情報を優先に覚えるようにしてください。例えば、不審車両に乗った男に声をかけられた時は、車の特徴ではなくナンバープレートを覚えるなど、犯人逮捕につながる情報を覚えた上で、警察に伝えるようにしましょう。
情報を覚えることができなくても、どちらの方向に逃げたか、いつ犯行に遭遇したかなど簡単な情報でも構いません。最近では監視カメラを使って犯人を特定することもできるようになったので、方向を伝えるだけでも有力な情報になる可能性があります。

万が一被害に遭遇した場合、冷静になって事件前後のことを思い出した上で犯人逮捕につながる情報を伝えるようにしましょう。この時は精神的に厳しいことも考えられるので、無理に思い出さないようにしましょう。

対策ポイント2 被害に遭遇しないように防犯意識を高める

事件に遭遇した場合、冷静な判断ができず犯人の特徴を全く覚えることができないこともあります。事件に遭遇しないために気をつけることは、常に犯罪に対する危機意識を持って行動をすることです。
日頃から警戒心を持って生活をしていれば、犯罪に遭遇しない可能性が高くなります。地域の犯罪情報のチェックや、夜は人通りの多い道を選んで帰宅するようにする、防犯ブザーを携帯するなど犯罪を回避する工夫を自分なりに検討するようにしてください。

まとめ

過去に遭遇した事件でも、警察の執念の捜査に逮捕することができるケースもあります。事件に遭遇した時は、犯人逮捕のためにできる限りのことを行い協力するようにしてください。

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この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

いまは監視カメラや映像解析などの技術が進歩しています。少しの手がかりでも犯人逮捕に繋がる可能性はあるので、被害に遭ったり目撃した際は、必ず警察に届け出ましょう。

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。

Moly.jp編集部

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