【世界の未解決事件】まるでマネキン…切り裂きジャックの次に恐ろしい!ブラック・ダリア事件とは?

ブラック・ダリア事件とは?

ブラック・ダリア事件とはアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスで起きた、アメリカの歴史上最も有名な未解決殺人事件の一つです。あの切り裂きジャックの次に世界的有名な未解決殺人事件でもあり、知る人ぞ知る凄惨な事件です。

ブラック・ダリアというのは人の名前ではなく、被害者のエリザベス・ショートが普段から黒服を好んで着ていたためにブラック・ダリアという名前がつけられました。エリザベスは父クレオ・ショートと母フィービ・メイ・ショートとの5人のうちの3番目の娘として産まれました。

今回は、事件発生前から解説していきます。

事件の詳細について

1947年1月9日、エリザベスはサンディエゴへの短い旅行からロサンゼルスの自宅に戻りました。その旅行にはセールスマンで既婚者のロバート・M・レッド・マンリーと一緒に行動していました。マンリーはホテルの前でエリザベスを車から降ろし、エリザベスはボストンにいる姉妹に会いに行ったそうです。

そして1947年1月15日事件が発覚しました。ロサンゼルスのレイマート・パークのサウス・ノートン・アベニューの空地で、半裸の状態のエリザベスの変わり果てた遺体が発見されました。第一発見者は地元住民のベティ・バーシンガーで、最初のエリザベスの遺体を発見した時はまるでマネキンが投棄されているかと思ったそうです。

よく見ると遺体だと分かったベティはすぐに近隣住民の家に駆け込み、警察に通報しました。エリザベスの遺体状況はかなりひどい状態で、腰は真っ二つに切断されており、体中の血液が全て抜かれてしまったらっしく、顔は青白くなっていました。

監察医の話ではエリザベスは約10時間前、1月14日の夜~1月15の早朝の間に殺害されたものだとしました。遺体の損壊もひどいものですが、犯人は身体に付着した指紋を消すために遺体が洗い清められていました。

エリザベスの口角から耳まで鋭利な刃物のような何かで傷つけられ、さらに他にも腿や頬などにも数ヶ所の切り付け痕が残っていました。そしてその部分の皮は全体的に薄くスライスされており、臀部の下に腸が完全に押し込まれていたようです。

さらに両手が頭の上に置かれ、両肘が直角に曲げられ、足は両足を広げられているなどまるで正気の沙汰でないやり方です。ちなみに遺体のそばのタイヤ痕の中にヒールの足跡が見つかりました。

そして次に行われたのはエリザベスの検死です。検死は1947年1月16日に行われ、検死報告書では酷い虫歯があり、手首、足首、首には結紮の痕跡、そして右の乳房は裂傷によって体表の組織がまるでありませんでした。

さらに右の前腕や左の上腕、胸の左下側の体表も切り裂かれていたそうです。それ以前に身体が完全に真っ二つにされていて、切断方法は1930年代に教えられていた方法を用いていることも分かりました。首を絞められた痕などがありましたが、検死の結果ではエリザベスの直接の死因は身体を真っ二つにされたことによる失血死だと判明したようです。

捜査が開始したのは1947年1月21日からで、24日にアメリカ合衆国郵便公社の職員がマニラ紙の封筒を発見。その封筒はロサンゼルス・イグザミナー及び他のロサンゼルス新聞社宛てに郵送されたようで、文章は全て新聞の切り貼りを利用して作られていました。

封筒の中にはエリザベスの出生証明書、仕事用の名刺、写真、名前が書かれた紙片、表紙にはマーク・ハンセンという名前が浮き彫りにされた住所録が入っていました。封筒はガソリンで丁寧に洗浄されており、エリザベスと同様に指紋の採取が非常に困難な状態でした。

挑発するような行動をしてきながら、指紋が残らないように遺留品は全て丁寧に洗浄されていたなどかなり用意周到な犯人であることが想像できます。

事件の行方

警察は封筒を送ったマーク・ハンセンを初め、数週間に150人以上の男性を尋問しました。しかし、どれも多数のポリグラフ検査をパスしたり、当日にアリバイがあったりと確たる結果には繋がりません。その後も有力な情報を提供した人には報奨金を与えるようにするなど、容疑者が500名以上もリストアップされたにもかかわらず、犯人は未だ見つかっていない状態です。

このまま事件は迷宮入りすることになり、今もなお懸命な捜査が続けられているようです。

まとめ

アメリカの歴史上最も凄惨な未解決殺人事件として多くのアメリカ人の記憶に残るなど、とても影響力が強い事件だと言えるでしょう。犯人の用意周到っぷりから分かる通り、警察があの手この手で懸命な捜査を続けても手掛かり一つ残していません。

猟奇的とも言える殺害方法から判断できることもありますが、まるで警察をあざ笑うかのような行動のようにも見えてきます。

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Moly.jp編集部

この記事の監修
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河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」

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