【一生消えない傷】アメリカで問題になっているセクスティングのリスクと対策

セクスティングは、気軽にやる方も少なくありません。
しかし、悪用された場合には犯罪に巻き込まれるリスクもあります。日本の法律上、逮捕される可能性もあるため、危険性やリスクを確認しておきましょう。

改めて「セクスティング」って何?

セクスティングとは、スマートフォンやタブレットなどを使って性的な情報を送信しあう行為です。
写真や動画のほか、性的な連想につながるメッセージを含めたやりとりになる場合もあります。アメリカで2008年に行われた調査もあるため、少なくとも2000年代後半にはすでに問題になっていたようです。

やり取りはSNSが主流

セクスティングは、アメリカではSnapchat、日本ではTwitterを通じて行われることが多いようです。
特にSnapchatは指定した期間を過ぎると削除することができるため、セクスティングに至るまでのハードルが低いことが指摘されています。

出典:警察庁ホームページ 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について

セクスティングって何?解説や日本で起きた事例、リベンジポルノとの関係性はこちら

被害者は女子中高生が多い

セクスティングによる性被害のターゲットになりやすいのは、女子中学生や女子高生が多い傾向です。

出典:警察庁ホームページ 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について

出典:警察庁ホームページ 平成29年におけるSNS等に起因する被害児童の現状と対策について

なぜ自ら送ってしまうのか

女子高生が自ら性的な画像や動画を送ってしまう理由として、まず考えられるのが好奇心です。
友人もやっているから自分もやってみたい、というささいなきっかけで始めることが珍しくありません。
特にアメリカでは日常的に行われていること…という認識が浸透し始めている点も、問題となっています。

また、画像や動画を送った相手がリアクションしてくれることで、認められた満足感を得ているのではないか、という指摘もあります。単に利用されているだけなのにもかかわらず、相手からセクスティングを求められる=「自分には価値がある」と勘違いしてしまう…という理由です。

セクスティングのリスク

セクスティングを経験したことのあるアメリカの若い世代の中には、「セクスティングは悪いものではない」という前提の意見も見られます。
しかし、セクスティングには数多くのリスク、危険性が潜んでいます。

・性的な画像や動画を他人にも共有・転送されてしまうリスク
・リベンジポルノで悪用されるリスク
・嫌がらせ、ネットいじめで悪用されるリスク
・画像や動画が売買されるリスク
・モザイクアプローチによって画像から個人情報を特定されてしまうリスク など

また、実際にアメリカであった事例では、女優が使用している端末をハッキングされてセクスティングによる画像が流出してしまった事件もありました。
さらに、「MyEX.com」というサイトの存在も見逃せません。MyEX.comとは、リベンジポルノを目的とした画像・動画投稿サイトで、削除依頼を有料(500ドル)で受けるなど悪質な事例として知られています。

日本の法律では犯罪となる可能性も

日本でもセクスティングは決して他人事ではありません。
例えば、セクスティングで女子中高生に性的な写真や動画を要求した男性が、児童買春・ポルノ禁止法違反で逮捕されています。
また、画像や動画を送った方が罪に問われる可能性もあります。アルバイト先で自分の性的な画像を女子高生がSNSにアップした事例では、公然わいせつに当たる可能性が指摘されました。
その他にも、わいせつ物頒布罪に当たることが予想されます。また、リベンジポルノを理由に恐喝・脅迫・強要を迫られる危険性も見逃せません。

セクスティングから始まる性犯罪に巻き込まれないためには?

もしセクスティングを求められたら…

一番のセクスティング対策は、撮らない・撮らせないことです。
もし、交際相手から求められたとしても、万が一のリスクを考えしっかり断りましょう。現在の交際相手とセクスティングをした経験があるのなら、今すぐ削除してもらうのがベストです。

万が一流出してしまった場合は…

掲載されているサイトへの削除依頼、警察・弁護士も介入する法的な措置が考えられます。
例えばGoogleは、検索エンジン上にある性的な画像や個人情報の削除依頼、キャッシュからの削除依頼を受け付けています。

Google からの情報の削除 – Google 検索 ヘルプ

しかし、Googleに削除依頼をしても、どのくらいの期間で対応してくれるのかはわかりません。コピー&ペーストを繰り返せば半永久的にデータが残るため、一度流出してしまった画像や動画を、ネット上からすべて削除するのは簡単ではないのです。

お子さまや身近な人がセクスティングに巻き込まれたら…

特に女子中学生・女子高校生のお子さまがいらっしゃる保護者の方や、周囲の大人という立場からであれば、セクスティングのリスクやネットリテラシーについて確認しあうのも重要な対策です。

まとめ

セクスティングは、万が一画像や動画が流出してしまった場合、精神的にも経済的にも大きなダメージとなることがあります。
流出していなくても送った相手に弱みを握られているため、「いつか流出されるのではないか?」という不安を感じながら過ごさなければなりません。
もし、誰かにセクスティングを求められた時は、「もし悪用されたらどうなるのか?」を一歩立ち止まって考え、誰かに相談してみましょう。

▶︎中学生・高校生はもちろん、小学生まで…SNS上で行われる性犯罪とは?

Moly.jp編集部

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