年末年始の大晦日・初詣といった際に多くの痴漢やスリの被害に遭う方がいます。ではどうして年末年始の大晦日・初詣の際に痴漢やスリの被害が急増するのでしょうか?今回は、その理由についてご紹介します。
大晦日・初詣で痴漢・スリが多発する理由
大晦日・初詣は皆さんはどこで過ごされていますか?
多くの人が神社に行ったり、人気スポットに行って年を越しますよね。そうすると必然と人の多いところに行くことになります。
例を挙げるとすれば明治神宮は大晦日・初詣はとても多くの人で溢れかえっています。歩くのも困難なくらい混雑するような状態になっています。そんな中にいるとどうしても人口密度が高くなりますよね。それを狙って痴漢を行ったり、スリを企んでいる人がいるために多くの人が被害にあってしまうのです。また繁華街などもたくさんの人で溢れかえっていて痴漢やスリの危険性があるので細心の注意を払う必要があります!
痴漢・スリが多発する場所とは!?
年末年始痴漢やスリの被害に遭いやすい場所が幾つかあります。共通して言えるのは「人混み」ということです。
先程も言った明治神宮もその一つです。それ以外にもディズニーランド・ディズニーシー・成田山・渋谷・それ以外にも神社全般といったように人混みになるところは危険です。
せっかくの年末年始を気持ちよく過ごすためにも細心の注意を払いましょう。
厚着をしているからといって痴漢にあわないとは限らない?
良く薄着をしているから痴漢にあいやすい・厚着をしていれば痴漢にあうことはない!と思っている女性がいます。ですがそれは間違いです。
確かに薄着の女性の方が狙われやすいイメージはありますよね、ですが厚着をしているから大丈夫とたかを括っている女性はとても危険です。
最近注目されているのが「新型痴漢」というものです。
これは何かというと好みの女性を見つけて匂いを嗅ぐという新しい痴漢です。実際にこういった痴漢が増えています。
触られる行為が痴漢の全てだと思いこんでいませんか?今の時代触らずに痴漢をしてくる人もいるのです。そのため「私は厚着をしているから触れれる心配はない!大丈夫!」と思っている女性でも痴漢の被害に遭ってしまう可能性があります。触るだけが痴漢ではないという認識を持っておきましょう。
痴漢やスリに合わないためにはどうすれば良いのか?
「自分は大丈夫」とたかを括って何も対策をしていないと、被害に遭ってしまう可能性は高くなってしまいます。
ここで良くある痴漢やスリの被害について紹介していきます。
・コートのポケットに貴重品を入れてて気付いたらスリにあっている
コートのポケットに入れていることで安心してスリに遭うことはないだろうと思っている人がよくこのケースで被害に遭います。
コートのポケットに入れていてもスリに遭うケースは多々あります。
スリの常習犯は貴重品をどこにしまうのかをしっかりと見ています。場所を確信した上で犯行に及びます。そのため、コートに入れているからといって安心するのではなく注意は怠らないようにしましょう。
・男性はお尻のポケットに財布を入れていて取られてしまう
これは男性の中で1番良くあるパターンです。
この経験ある人多いのではないでしょうか?特にお尻のポケットに長財布をいれている人は被害に遭いやすいです。取られても気付きづらいので気をつけましょう。
・女性はバックの口が開いている方が標的になりすられる
元からチャックがないバックやあるのに閉めていない女性をよく見かけます。バックに入れているから安心ではないのです。細心の注意を払いましょう。
混雑している場所での対策は?
痴漢対策について
・できるだけ人混みを避ける
・後ろにいる人を覚えておく
そうすることで犯人に顔を認識されたと思わせることが出来るためです。
スリ対策について
・男性は後ろのポケットには財布を入れない(リュックか自分の手で持つようにしましょう)
・女性はしっかりとバックの口のチャックまでしっかりと閉じる
・コートの内ポケットにしまうようにする
外のポケットにしまったからといって安心している人が多いですがそれではスリにあう可能性があります。内ポケットにしまえばスリにあう可能性はないので安心できます。
まとめ
大晦日・初詣に起こる痴漢・スリの理由・対処法などについてお話しました。
せっかくの年末年始を楽しく過ごすためにも、細心の注意をはらい、対策をするように心掛けましょう!
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Moly.jp編集部

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」