冬になると早朝は特に冷え込み、寒くなりますよね。
そうなると路面が凍結してしまい、思わぬ事故に巻き込まれてしまう可能性もあります。そんな凍結している路面にはたくさんの危険が潜んでいます。
自分が怪我をしないため・そして他人に怪我をさせないためにも凍結した路面に潜んでいる危険を把握しておきましょう!
凍結した路面での注意点・注意する場所
積雪時の路面は雪の量や時間帯のよって刻々と変化します。
凍結した路面で運転する際には車の運転方法に注意するのは勿論ですがそれだけではなく、滑りやすいポイントをしっかりと把握しておくことがとても重要になってきます。
凍結した路面で最も事故が起こりやすい場所として挙げられるのが風通しの良い橋の上・歩道橋・トンネルの入り口・日陰の4つです。他よりも気温が低くなってしまうために路面が凍結しやすくなるので細心の注意が必要となってきます。
また多くの車が停止・発進する交差点もとても危険になってきます。
交差点では、早めのブレーキ操作を心掛けることが重要です。走り慣れていない道では積もった雪のせいで、どこまでが道なのか分からなくなってしまうことがあります。
積雪の多いところでは道路との境界に、矢印やポールを設置しているところが多いのでそれに従って走行するようにしましょう。そして気温が下がる早朝や夜の走行に関しては昼間とは比べものにならないくらいの危険が潜んでいます。路面が凍結していることが多々あるので十分に注意する必要があります。
凍結した路面でも安全に走るコツ
凍結した路面はとても滑りやすく危険が潜んでいるということがお分かり頂けたと思います。そこで次のことに注意しましょう。
・急にハンドルは切らない
凍結した路面の上を通る際には急にハンドルを切らないことです。
急にハンドルを切るとスリップの可能性が高くなります。カーブなどでハンドルを切る際には、必ず手前から十分に速度を落として走るようにしましょう。
・急にブレーキを踏まない
凍結した路面の上を走行する際には、ブレーキの操作が最も重要になってきます。
急にブレーキをかけるとスリップの原因になります。路面が凍結している際にはブレーキは小刻みに踏むように心がけましょう。
・急な作動は全てしないこと
つまり凍結した路面では急ブレーキ・急ハンドル・急加速・急発進はしないことです。
凍結した路面の上を走る際には、気持ちに余裕を持って、細心の注意を払って運転するように心掛けましょう!
ヒールを履いているとひったくり被害に合いやすいって本当?
凍結した路面には危険がたくさん潜んでいます。
そんな中でも、ヒールで歩いている女性を見かけることもあります。
仕事上仕方のないことなのかもしれませんが、凍結している路面をヒールで歩くのはとても困難です。何より歩きにくいですよね。
歩きにくそうにしているとひったくりのターゲットになりやすいということを知っていましたか?
もちろんお洒落は大切ですが、ひったくりに遭う可能性を高くしてしまうこともあるので要注意です。ひったくりはバックを取ってから逃げるまで一瞬です。普段ならもしひったくりに遭ったとしてもその後に追いかけることが可能ですが、凍結している路面でヒールとなってはそれは不可能です。
ひったくり犯もそれを見越してヒールの女性をターゲットにしています。
雪の降っている日に限ったことではありません。普通の日でもヒールを履いているというだけでひったくりのターゲットになってしまうこともあります。雪が降っている日、天候の悪い日はヒールを履くことは極力避けた方がいいです。
雪の日のひったくり対策について
雪の降っている日にひったくり被害に合わないようにするにはどうすれば良いのでしょうか?
・歩きやすい靴にする
雪の降っている日は歩きやすいスニーカーなどを履くようにしましょう。
どうしてもヒールを仕事で履かないといけないような場合は、スニーカーを履いてヒールは持っていくようにしましょう。
・車道と歩道の区別が付かない道は避ける
車道と歩道がしっかりと分かれている道を歩くことで十分な防犯対策になります。
・出来るだけ明るく人通りの多いところを歩く
雪の日に限ったことではないですが、人目の付くようなところを歩くように心掛けましょう。
・かばんの持ち方を工夫する
かばんは自分の体の前に両手で置くようにしましょう。
雪だから両手で持つのが不安という人は、車道とは反対側の手でかばんを持つようにしましょう。
まとめ
寒く冷え込み、凍結した路面では様々な危険が潜んでいることがお分かり頂けたと思います。運転の際の危険性だけでなく、ひったくりの被害にあう危険性もあるのです。しっかり対策をとり、事故・ひったくりの被害に合わないように十分注意しましょう!
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Moly.jp編集部

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」