【#映え過ぎ注意】タピ活に潜むSNSの罠?投稿する前にチェックすべきこと

2019年に空前のブームとなったタピオカは、インスタ映えするスイーツとして「#タピる」という流行語大賞にもなりました。そこで、今回は改めてInstagram×SNSの防犯対策に注目してみましょう。

タピオカブームはインスタの影響も大きい

2019年12月時点でInstagramのタピオカ関連のハッシュタグが添付されている投稿は、かなりの数になっています。

「#タピる」「#タピオカ」「#タピ活」など、代表的なタピオカ関連のハッシュタグが添付された画像の検索結果は3,430,031件ヒットします。※2019年12月現在

そこで、改めて認識しておきたいのが、SNSは個人情報を特定できる恰好の情報源であるということ。特にInstagramは画像の投稿が中心のため、読み取れる情報が数多くあります。

画像から個人情報を読み取る際に注目するポイント

・身に着けているもの
・訪れている場所・店舗
・投稿日時、曜日
・ハッシュタグ
・タピオカのカップに入っているお店のロゴやカップのデザイン
・背景に写るメニュー名、食事、建物、看板
・電柱に記載されている住所、自治体ごとにデザインが違うマンホール・ガードレール
・ガラスやレンズ、瞳、車のボディ、テレビ・パソコン画面に反射した景色

こうした投稿から、貴重品・貴金属を持っているか、生活パターン、おおよその生活圏、よく使う交通機関・路線、投稿した時間にどこにいたか、ユーザーの顔といった情報が流出する可能性があります。

特に注意が必要なのが、家のベランダなどから撮影した景色です。
撮影場所を特定される=居場所を特定されるということになるので、SNSなどにアップすることはあまりおすすめできません。

▶︎ストーカーがインスタから個人情報を特定する方法とは
▶︎あの有名アナウンサーも特定された?個人情報特定方法とは

SNSから個人情報を流出させない方法

それでは、InstagramをはじめSNSを利用する際の防犯対策は、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?

個人情報を読み取られないかチェック

アップする前に個人情報を読み取れる情報がないかどうかをチェックしましょう。Instagramだとスタンプ機能があるので、個人情報を隠すモザイクとして使うのも効果的です。

生活圏を悟られないようにする

「家の近く」「会社の近く」「良くいくお店」など、生活圏内を絞り込めるワードを入れないように注意しましょう。
特に要注意なのが、地名を絞り込めるワードを入れないこと。また、学校や会社の行事に関すること、災害や近隣で起きた事件・事故など特殊な状況に関する投稿も、投稿日時とあわせて検索すると生活圏を絞り込めることがあります。

フォロワー・ブログに注意

意外な盲点の1つが、フォロワーやリンク先のブログです。
フォロワーにリア友がいる場合、自分が気をつけていてもリア友のガードが甘いとそこから辿られる危険があります。特にあだ名でやりとりしている場合、リア友を絞り込みやすいので注意が必要です。

テレビも意外な盲点

あわせて、放送中のテレビ番組に関する投稿、画像も要注意。
テレビのタイムテーブルは地域によって異なることがあるため、番組によってはお住まいの都道府県をピンポイントで特定することもできます。

時差スタグラム

「#時差スタグラム」は、「#タピる」と同様にインスタ発の流行語です。
投稿用の画像編集、防犯などの目的で画像を撮影してから時間を置いてインスタに投稿するという意味で、「#時差スタグラム」「#時差投稿」「#時差グラム」といったハッシュタグとして使われることもあります。

投稿のタイミングをずらすことで、個人情報が写りこんでないかどうかの精査をしっかりできる、リアルタイムの動向を悟られない…といったメリットがあります。

プロパティをチェック

デジカメやスマートフォンで撮影した画像には、撮影した日時や撮影した場所の位置情報が付属していることがあります(EXIF情報)。Windows10であれば、特別なアプリやプラグインを入れなくても撮影日時にフェイクを入れられ、Macも変更できるアプリがあります。また、ExifToolというツールを使えば、Exifデータを編集してフェイクを入れられるので便利です。

※Twitter、Instagram、FacebookといったメジャーなSNSでは、アップされた画像のExif情報が自動的に削除される仕様になっています。

特に使用時注意が必要なSNS・アプリ例

・Facebook・Instagram:発言した場所、投稿した場所に位置情報を埋め込める設定があります。
・Twitter:気軽につぶやけるので、情報のチェックが甘くなりやすいのがリスクです。
・Swarm(FourSquare Swarm):いつどこに行ったのかログを残しておけるアプリです。
・マッチングアプリ:顔写真やお住まいの場所など、ある程度開示する必要があります。
・ドラクエウォーク、ポケモンGO、マインクラフト、イングレスなど、GPS機能を活用したゲームアプリ:匿名のままでコミュニケーションができる機能もあります。

まとめ

Instagramは、コミュニケーションを楽しむツールとして、もっと身近になっていくと思われます。2020年にはタピオカに続き、新たなインスタ映えアイテムが生まれるかもしれません。

しかし、ネット上にアップされた個人情報は、デジタルタトゥーとして半永久的に残り続ける…という怖さもあります。安全にSNSを楽しむためにも、改めてネット上に流出した個人情報が中々消せない怖さを再認識し、しっかりと対策したうえで投稿しましょう。

▶︎【キモい】インスタのフォロワーにこんな奴がいたら要注意!水着の写真が狙われている!
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Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」

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