【多様化する不審者】地域の防犯は「ONE TEAM」で!!

流行語大賞は「ONE TEAM」に決定!

2019年、スポーツ界の大きなできごととして、ラグビーW杯で日本チームが大活躍しました。流行語大賞もラグビーにちなんだ「ONE TEAM」に決定しています。

ラグビーはチーム作りで参考になるスポーツ

ラグビーは他のスポーツと比べてもチームづくりで参考になるスポーツです。

役割分担の徹底

ルールが複雑で、チームを構成するメンバーが自分の果たすべき役割を徹底する必要があるため、ビジネスに取り入れている経営者も多いようです。

密なコミュニケーション

ラグビーは、チームのメンバーが、試合の合間にコミュニケーションの時間をこまめにとっています。戦略・戦術やお互いがベストパフォーマンスをするためにはどうすればよいか…など、貴重な確認の時間です。

トライ&エラー

ラグビーは、チームプレーの練習時間が圧倒的に多いといわれています。練習を繰り返しながら問題点を見つけ少しずつ改善していくことで、チームとしての完成度を高めていきます。

地域の防犯でも「ONE TEAM」を目指そう

「ONE TEAM」ですすめるラグビーのチームづくりは、地域の防犯にも応用できます。

まずは声かけコミュニケーションから

不審者にとって居心地のよい地域は、住民同士が無関心な地域です。
つまり、地域住民の交流がない地域=犯罪が起こりやすいと言えるのではないでしょうか。それを防ぐためには、地域住民同士が関心を持つ、コミュニケーションを密にするなどの対策が有効です。

作戦の重要性

「ONE TEAM」でスクラムを組む防犯は、戦略や戦術も重要です。そのために、「いつ」「どこで」「だれを」守るのか確認してみましょう。

だれを:「ONE TEAM」で守る人
例えば、地域の中で狙われやすいのが次のような人です。
・登下校中の子ども…不審者に話しかけられる、つきまとい など
・女性がいるファミリー世帯や女性の一人暮らし…盗撮やのぞき、ストーカー など※年齢は関係なし
・一定時間住人が不在になる家…侵入窃盗犯、空き巣
・いつもと様子が違うご高齢者…特殊詐欺、特に地方は狙われやすい
・児童虐待の可能性がある家…大声でどなる声や子どもの泣き声が絶えない など

▶︎全国各地で出没する不審者事案
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いつ・どこで:「ONE TEAM」でチェックしたい不審者出没タイミング・スポット
不審者はターゲットに接触しやすいタイミングや場所を狙っています。
特に次のような時間帯・場所は要注意です。
・夜道
・登下校中の子どもが多い通学路
・隠れる場所が多い公園
・開放時間がある学校
・無人の駐車場
・家主不在の空き家
・商店街
・寺社仏閣
・昼間に不在宅が多い住宅地

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「ONE TEAM」防犯に参加してみよう

ラグビーは、練習の中で課題発見や改善に常に取り組むことが重要です。防犯に置き換えて考えてみると、地域の防犯活動への積極的な参加と置き換えることができます。

例えば…
・朝…高齢者のボランティアによる見守り
・登下校時…企業や店舗が建物前の清掃活動を通して見守り
・夜…ランニング、犬の散歩をしながら見守り

…といったように、日常生活の範囲内で可能な見守りであれば、きめ細やかでより持続性が高いスクラムとなるのではないでしょうか。

「ONE TEAM」に参加するには?地域の防犯活動事例

まずはボランティアに参加

お仕事が終わった後や休日など、空いている時間で防犯パトロールなどのボランティアに参加してみましょう。
不審者の活動をけん制するだけでなく、狙われやすい子どもや女性と面識ができる点がメリットです。
普段からあいさつを交わすような関係でいることで、ちょっとした地域の変化に気づきやすくなります。

また、相互協力している自治体や警察とのつながりも活用したいポイント。
#110番や警察への相談はとまどってしまうものですが、普段から防犯情報の交換などを行うなどのつながりがあれば、いざという時に通報しやすくなります。

▶︎防犯ボランティアへの参加方法・事例はこちら

地域ぐるみで不審者情報をチェック

強力な防犯スクラムを組むなら、「誰から」守るのかも確認しておきたいところです。
そのために、地域の人たちと一緒に不審者情報をチェックしてみてください。
例えば、警察庁・警視庁のホームページ、SNSの公式アカウントなどでは、通報があった不審者情報を確認することができます。
また、不審者情報センターや防犯情報マップ、不審者情報を発信している防犯アプリなども有力な情報源です。

▶︎地域で共有しよう!注意した方がいい不審者の特徴はこちら

ちょっとした生活習慣の中で「ONE TEAM」に参加

ボランティアへの参加が難しい…という方でもできるTEAMへの参加方法としておすすめなのが「パトラン」です。

パトランとは、ランニング仲間たちと運動をしながら行う地域の防犯活動です。活動時間は、児童の下校時間と夜間のそれぞれ30分程度。運動による健康維持+ランニング仲間とのつながり+地域の防犯ができるため、ランニングの習慣がある方や運動不足が気になる方におすすめの「ONE TEAM」参加方法です。

▶︎こちらも注目!わんわんパトロールとは?
▶︎もしもの時のために「子ども110番」についておさらいしておこう!詳しくはこちら

それぞれの生活サイクルにあわせたTEAM参加

地域の防犯スクラムを充実させるために、時間帯ごとのスキのない防犯が求められます。
しかし、地域住民が負担を感じる防犯対策は、長く続かないのではないでしょうか?ラグビーの「ONE TEAM」と同様、それぞれができる範囲で徹底できる無理のない防犯スクラムが必要です。

▶︎【防犯カメラおすすめ20選】これを読めば防犯カメラすべて丸わかり!

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」

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