ついに日本も”5G”へ。通信規格が変わると新たな犯罪も増えるかも?

2020年春ごろから、通信システムが4Gから5Gに切り替わり、今まで以上に動画コンテンツが普及するといわれています。それに伴い、新たな犯罪が増える可能性があるので、新たな防犯対策を行う必要があります。

5Gとはそもそも何?4Gとの違いとは

「5G」とは、「5th Generation」の略称で、日本語で「第5世代移動通信システム」を意味します。携帯電話やスマホなどの通信に用いられる、次世代通信規格の一つです。

韓国やアメリカなど海外ではすでに利用されており、日本では2020年の春からサービスが提供される予定です。

4Gとの大きな違いは、次の3点です。
・通信速度が大幅にアップする
・同時に接続できるデバイスの数が増える
・遅延が少なくなる

5G時代が到来すれば、より多くの情報をより早くやりとりできるといわれています。そのため、これまでWEBコンテンツは文字や静止画がメインでしたが、動画コンテンツがこれまで以上に普及する可能性が高いと予測されています。

5G時代は動画を利用した犯罪が増える可能性も

5G時代が到来することによって、私たちの生活は飛躍的に便利になるといわれています。その一方で、新たな犯罪が増える可能性も見過ごせません。特に心配されているのが、動画を利用した犯罪です。

動画を利用した詐欺

人は動画を見るとそれが真実だと思い込みがちです。しかし実際には、自作自演で動画を作成し、詐欺行為をすることもできます。

例えば、動画でサクラの当選者を用意してプレゼント企画を行い、視聴者にプレゼントが当たるかもしれないと思わせ、個人情報をだまし取るといった手口が考えられます。

ディープエフェクトの悪用

近年、映像や音声を操作して、本物とほとんど区別のつかないリアルな映像を作り出す、ディープフェイク技術が急速に発展しています。

この技術を悪用すれば、あたかも著名人がある商品やサービスをおすすめしているかのような動画をつくり、消費者をだませるようになります。それにより、情報の権威性の担保が非常に難しくなります。

現在、さまざまな企業が人工知能を用いてディープエフェクトを識別する方法を開発していますが、まだまだこれからといった段階だといわれています。

ドローンの悪用

5Gの普及により、データ通信が高速化や遅延の軽減、同時接続数の増加が実現すると、自動運転やドローンの性能も向上する可能性があります。

特にドローンは手軽に使用できるため、静音性や軽量化が進むにつれて、盗撮や盗聴などプライバシーを侵す犯罪行為に利用される恐れがあります。

5G時代の新たな防犯対策とは

来るべき5G時代に必要となる防犯対策について調べてみたので、ぜひ参考にしてください。

動画の信ぴょう性を疑う

動画に映っているから真実であるという考えは、5G時代においては少し危険かもしれません。動画以外の媒体、公的機関や企業の公式サイトや新聞、ニュースなどもチェックして、真実かどうかを慎重に判断しましょう。

特に個人情報やお金が絡む場合は要注意です。信頼できる相手である客観的な証拠がない限り、うかつに渡すのは避けましょう。

戸締りをしっかりする

ドローンによるプライバシーの侵害に対抗するには、戸締りをしっかりする、カーテンを閉めておくといった基本的な防犯をしっかり行うことが大切です。

情報へのアンテナを張る

動画やドローンを使用した犯罪など、新しい犯罪に対抗するには情報へのアンテナを張ることが不可欠です。実際に今、どんな手口の犯罪が行われているのか。どうすれば被害を防げるのか。犯罪に巻き込まれたらどうしたら良いのかなど、日ごろからニュースなどで情報収集を行い、対策を立てておくとよいでしょう。

まとめ

昔から、新しい技術の発展とリスクの発生は背中合わせです。4Gから5Gへの移行も例外ではありません。ですが、しっかりと危険性を認識し、注意をすることで、リスクを大幅に減らすことできます。もうすぐやってくる5G時代に向けて、ぜひ本記事を参考にしてください。

▶︎【注意】満員電車でスマホを覗かれる?ストーカー被害のきっかけにもなる危険な状況とは

Moly.jp編集部

この記事の監修
河合さん写真
河合成樹
防犯ジャーナリスト/防犯設備士

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」

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