【要注意】デートDVかもしれないその行動、気づけていますか?

 

以前ちらっとデートDVについてご紹介したのですが、
今回はしっかりとお伝えしようと思います。

みなさん、「DV」という言葉を聞いたことはありませんか?

「DV」=Domestic Violence(ドメスティック・バイオレンス)とは、同居関係にある配偶者や内縁関係の間で起こる家庭内暴力のことである。(wikipedia)こちらのDVはよく取り上げられる議題でもあるので、耳にしたことがあると思います。

最近ニュースに「デートDV」についての調査が公開されたこともあり、聞いたことがある、
という方もいるかと思いますが、「デートDV」という言葉はまだあまり認識されていないように思います。
あまり認識されていないですが、デートDVはDV同様に犯罪なのです。

<デートDVとは?>

簡単に説明をすると、DVが「家族間」であるとすると、デートDVは「恋人間」で起きる暴力のことを指します。

去年、NPO法人エンパワメントかながわ、ガールスカウト日本連盟などの支援団体によって実施された、交際中のカップルの間で起こる「デートDV」についてのアンケートでは、驚くべき結果がでました。

この結果からわかるように、デートDVの被害を受けている女性が約半数近くいたのです。しかし、これはあくまでもデートDVの啓発授業後に行ったアンケートです。つまりこういった言動がデートDVなのだと認識できた上でのアンケートであり、気づかずデートDVに遭っている人はおそらくもっと多いでしょう。

<デートDVの主な種類>

では、デートDVの主な言動とはどういったものなのでしょうか。
大きく5つに分けることができます。

①社会的隔離


外出の制限・電話やLINEの監視・家族や友人との交流を絶たせる
例:「連絡は着たらすぐに返せ」「アドレス帳の友達は全て消せ」など

②経済的暴力

無理やり物を買わせる・借りたお金を返さない・交際費を常に負担させる
例:「後で返すから」「好きなら欲しいもの買ってくれ」など

③身体的暴力


物を投げつける・叩く・殴る・蹴る・髪を引っ張る・腕を強く掴む

④精神的暴力


罵声を浴びせる・無視する・「痩せろ」などの体に対することをいう・物を壊す
例:「バカかよ」「だからお前はダメなんだよ」など

⑤性的暴力

無理やり性的行為をする・避妊に協力しない・いやらしい本やビデオを見させる
例:「好きならさせてくれるのが当たり前だろ」など

上記のどれかに当てはまり、嫌な気分をして、それを自分が我慢しているなと思ったら、
それはデートDVである可能性が高いです。

<それって愛されているの?>

デートDVの被害者は、自分がデートDVの被害に遭っているとあまり気づきません。
それは何故でしょうか?

デートDVの加害者の特徴として挙げられるものとして、2面性があります。
加害者は優しい姿と豹変した姿の2面を持っています。最初はとても優しいです。しかし、次第に少し嫌なことがあると苛立ち、怒ったり暴力に変わります。ですが、暴力を振るったあとに、とても優しくあなたに言うのです「痛かったね本当にごめん、愛しているんだ、もうしないから。」と。

はじめのうちは被害者も自分が怒らせてしまったから、しょうがないと思います。今回だけ、ただ一度だけでもうしないだろうと思います。しかし、実際にはそれは最初の一回限りではありません。徐々に頻度が増えるだけで、減ることは無いのです。はじめは加害者の怒りの理由がわかっている上で、被害者は自分が悪いと思い、我慢します。しかし、頻度が多くなるにつれて、何が相手を怒らせているかわからないほどの些細なことで相手が怒ります。そのため、被害者は常に、相手の顔色をうかがって接しなければならなくなるのです。

暴言や暴力はDVと気づきやすいですが、社会的隔離や性的暴力は言われてみないと、DVと気づきません。例えば、電話やLINEをすぐ返さないは、常に繋がっていたいと思う恋愛の初期段階においては愛情に勘違いしてしまいがちだからです。好きな相手から、逐一連絡がくることが嬉しいと感じる場合もあります。そのため、最初はそれがとても愛されていると思うのです。

性的暴行も気づきにくいです。はじめは、相手が自分を愛してくれているから、求められていると思います。しかし、もし相手が本当にあなたを愛しているとしたら、あなたの意見を尊重してくれるはずです。

<デートDVがエスカレートしたら>

最初は相手の愛が強いだけ、とても大切してくれいるから束縛されるの、と思うかもしれません。しかし、ほとんどの場合デートDVは過激になります。そして、本当に相手がコントロールできなくなってしまったときには、暴力以上のことが起きてしまうこともあるのです。

また、別れられたからといい、安心ができないのもこのデートDVの特徴と言えます。別れられたとしても、あなたへの独占欲が強い相手は、簡単には引き下がってくれないことが多いです。

実際にニュースで見るストーカー事件などは、もと交際相手といったケースが多くあります。

 エキサイトニュース参考リンク 
三鷹ストーカー殺人初公判 遺体写真まであった被告の鬼畜素顔〈週刊朝日〉
池永被告は2011年夏にネットを通じて女子生徒と知り合い、1年ほど交際した。だが、女子生徒が別れ話を持ち出すと、被告は交際中に撮影した女子生徒の裸の写真をネットに流出させると脅迫し、後に公開。事件は「リベンジポルノ」という言葉が広まるきっかけにもなった。
続きを読む

相手を自分だけの物にしたい、自分のものになければいっそのこと、と重大な犯罪や事件に巻き込まれてしまうこともあります。
デートDVはれっきとした犯罪なのです。

<デートDVとお別れしよう>

このようにデートDVは初期には気づきにくく、お別れできたとしても、後にストーカーになってしまうなどの危険性があります。

ですので、初期の段階で少しでも付き合い方に違和感を感じたら、冷静に考えてみましょう。もし、自分でははっきりとわからなければ、友達や周囲の人に話をしてみましょう。第三者に聞いてもらうことはとてもいいことです。決して恥ずかしがったりしなくてもいいのです。恋人間の話だからではなく、相手と自分以外の人に話を聞いてもらえることで、見えてくるものが必ずあります。そして早い段階で相手と別れることが何よりも大事です。

「相手は変わってくれる」

「私が我慢すれば大丈夫」

「私が悪いから、相手を怒らせてしまっている」

「本当はとても優しくて、彼には私がついていないとだめだから」

そのようなことは、ありません。
あなたを自由にせず、自分の元に常に居させる、暴力を振るう、その時点でそれはもう愛ではなく、支配なのです。
それがエスカレートして、重大な事件になり、相手にも自分にも大きいなダメージが出る前に勇気をだして、お別れしましょう。
もし、自分ではどうしても別れられなかったり、別れ方がわからなかったら、専門の機関に相談してください。

参考リンク

デートDV110番
http://ddv110.org/(外部サイト デートDV110番へ移動)

配偶者からの暴力被害者支援情報
http://www.gender.go.jp/policy/no_violence/e-vaw/index.html
(外部サイト 内閣府男女共同参画局へ移動)

 

<まとめ>

日頃、交際相手に対して嫌な思いをしているな、と感じることありませんか?

①社会的隔離

②経済的暴力

③身体的暴力

④精神的暴力

⑤性的暴力

どれか一つでも当てはまるなと感じたかたは、ぜひ一度周囲に相談してみましょう。
これも一種の防犯対策です。相手を思いやることはお付き合いをする上で、とても大切なことですが、まずは自分はが幸せでなければ意味がありません。

自分自身を大切にしましょう。

あなたが生き生きでき、尊重しあえるような人とお付き合いしましょう。

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