コロナウイルスによる外出自粛生活で、運動不足を防止するためにジョギングをする人が増えています。
朝に走る人も多いですが、中には夜遅くなってから走っている人も見かけます。今回は、特に夜にジョギングをしている人がすべき防犯対策をご紹介します。
夜型のランナーが多い理由とは?
朝にジョギングをしている人も多いのですが、最近では夜にジョギングを行う人も多く見かけるようになりました。
朝の方がダイエット効果も高く、清々しい気持ちで走ることが出来るので、出来れば朝走りたいと考えている方が多いのではないでしょうか。
ですが朝は仕事の準備等でバタバタしていたり、起きることが出来なかったりと習慣化することが難しく、夜になってしまっている方が多いように感じます。
また、軽めの有酸素運動で気持ちいい疲労を感じ、ぐっすり眠りたいという理由で夜に走る人もいるようです。
いずれにせよ、程よい運動を心がけることは精神衛生上も良いことですので、ジョギングなどの軽い運動はぜひ継続するといいでしょう。
夜のジョギングの際は変質者に注意するべき
軽い運動がオススメ、とはいえ、夜のジョギングには危険が伴います。
朝に比べて変質者が多く出没し、特に女性を狙った声掛け、痴漢などが多発します。
コロナ対策もあってほとんど全員がマスクをつけて歩いているので、顔が隠れていても特段怪しい人には見えないという状況でもあります。
ジョギング中は走ることに集中するあまり、自分の身に迫る危険に気付きにくいです。少しでも自分の身を守るため、ぜひ以下の防犯対策を実行しましょう。
夜のジョギングの変質者対策
露出度の高い服装は着ない
露出度の高い服装は、変質者に狙われやすい傾向にあります。最近ではランニングスパッツなど素肌を出さなくても快適に運動ができるウェアが充実しているので、なるべく素肌を出さないようにすると被害に遭う可能性は低くなるでしょう。
イヤホンで音楽を聴きながら走らない
ジョギングは1人では孤独なので、イヤホンで音楽を聞きたくなる気持ちも分かります。
しかし、イヤホンで音楽を聞いていると、周囲の物音が全く聞こえなくなってしまいます。これでは、後ろから誰か近づいてきていたとしても気付くことができません。
イヤホンをする際は周囲の音が十分に聞こえる音量に設定し、時折後ろを振り返るなどして警戒しておきましょう。
1人では走らないようにする
できれば1人で走ることは避け、複数人で走るように心掛けましょう。
友達やパートナーと一緒に走ることでジョギング自体が楽しくなり、継続効果も見込めます。
毎回同じルートを走らないようにする
同じルートばかり走っていると、ターゲットにされる可能性が高くなります。いつもと違う道を走ったり、反対周りで走ってみたりして、毎回同じ場所を走っていると思われないようにしましょう。
走る前に家族や友人に連絡をしておく
「これから1時間くらいジョギングしてくるね」など簡単にでいいので、誰かにジョギングをすることを伝えておきましょう。
時間が経っても返信がない場合、あなたの身に何かあったのではないかと心配して連絡を試みてくれる人がいた方が良いです。
これは、不審者に遭遇して万が一誘拐された場合にも有効ですし、ジョギング中に具合が悪くなった際にもスムーズな対応ができるようになります。
誰かにジョギングの前後に連絡するという習慣があれば、毎日続けるモチベーションにも繋がりますよ。
夜のジョギングは反射板を身につけよう
ジョギングをする際に皆さんは反射板を装備して走っていますか?
反射板を身に着けているだけで自分の存在を周りの歩行者やドライバーの方にまで知らせることが出来ます。
夜にジョギングをするとなると、どうしても暗い道を走らなくてはいけなくなります。
反射板を着けていれば、周りのランナーにも自分が走っていることを知らせることができて、事故防止に繋がります。もちろん、車や自転車にも存在を知らせることができるので安全です。
そのほか、蛍光色のアイテムを身に付けたり、再帰反射機能のあるウェアを着用することでも視認性が増すので、安全にジョギングができるようになります。ぜひ暗闇でも目立つ格好でジョギングをするようにしてくださいね。