歓送迎会シーズンになると、必ずといっていいほど現れるのが泥酔した大人。自分で勝手に酔いつぶれているのであれば全くもって問題がありませんが、中には泥酔をして他の人に迷惑をかけてしまう困った人たちもいます。
このような人たちが、仮に自分の自宅と間違えて自分の部屋に押し入ってきただらどう対処すべきなのでしょうか。本記事では泥酔した人への対処方法を考えていきます。
泥酔した男、他人の自宅で爆睡
エピソード概要
釧路市で見知らぬ人の家に侵入し爆睡した男が逮捕されました。男は他人の家を自分の家だと思い侵入。2階の階段をあがり一室で爆睡してしまいました。ろれつが回らないほど男は泥酔しており、夫が玄関の鍵の鍵をかけ忘れていたことが原因とされています。
このようなトラブルは一軒家だけでなくマンションでも多く報告されています。同様の被害に遭遇しないように、気をつける必要があります。
参考文献:北海道ニュースUHB(2020年1月19日の記事を参考に作成)
事件のポイント
・自宅の鍵を閉め忘れ泥酔した人が侵入することができた
・相手は意識がないほど酔っていた
泥酔した人が自分の家と勘違いをして自宅に入ろうとするトラブルは全国各地で多く発生しています。このようなトラブルを解決するためにどのようなことに気をつけるべきでしょうか。やってはいけないことを踏まえ、対処方法を紹介していきましょう。
ポイント1 相手に話をしても通用しない可能性がある
酔っていなければ自分の家を間違えるということはありません。しかし酔っているときは正しい判断をすることができません。そのような相手に家が間違っていると指摘してもおとなしく引き下がる可能性は低いです。まずは扉の前で様子を見て酔った人がいなくなるのを待ちましょう。
ポイント2 警察を呼ぶ
いくら時間が経過しても家から離れず自宅の前に留まっているのであれば、警察を呼ぶようにしてください。警察を呼べば対応をしてもらうことができます。警察がやってくるまで泥酔した人がどのような行動をとるのか確認しておきましょう。
ポイント3 証拠映像を撮影しておく
泥酔した人の中には、扉が開かないことに怒り周辺の物を投げつけて窓ガラスを割ろうとする場合もあります。このような場合、酔いが覚めて自分ではないと犯行を否定する場合もあります。相手は記憶がない状態なので、必ず証拠として映像に当時の行動をおさめるようにしてください。
ポイント4 帰宅後は必ず施錠をする
今回のように、泥酔した人が突然自宅に押しかけてくることも考えられます。自宅をしっかり施錠していれば侵入することはありません。施錠は防犯対策の基本です。不審者の侵入を阻止するために必ず施錠をするようにしましょう。
まとめ
飲み会シーズンになると、今回のような酔った人が自宅に押し入る可能性があります。トラブルを未然に防ぐため、自宅の施錠をしっかりおこない、すぐに警察に通報するように心がけましょう。
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Moly.jp編集部

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」