ここ最近、教師の不祥事が明るみに出る事件が多数報告されていますが、これまでに紹介した以上に卑劣な犯行を犯した教師がいます。一体どのような卑劣な犯行を教師は実行してしまったのでしょうか。
横領に盗撮‥‥教師がおこなった悪態の数々
エピソード概要
奈良県の市立小学校の金庫から現金38万円が盗まれるという事件が発生しました。この事件で市立小学校に勤務していた男が逮捕されました。事件はこれだけで終わるかと思っていたら実はそうではありませんでした。
逮捕された教師はその他にも犯行を繰り返しおこなっていたのです。男から押収したスマホには盗撮したと思われる画像が多数見つかったのです。男は更衣室のカーテンや空き箱に穴を開けてカメラを設置。児童の着替え様子を盗撮していました。さらに、着替えた後の女子児童の衣服に下半身をこすりつけ、体液を付着させたという疑いもあります。
男は一連の犯行を、「背徳感やドキドキ感を味わい気持ちを落ち着かせたかった」と供述しています。
参考文献:iZa 産経デジタル (2020年1月20日の記事を参考に作成)
事件のポイント
・盗んだお金は修学旅行に充てるためのお金であった
・ストレスを発散するために盗撮行為をおこなった
今回のように、自分のストレスを発散するために性犯罪を職場や公共の場で実行するケースも珍しいことではありません。特に私物を置いているような場所では、今回のような体液を付着させるという悪質な行為がおこなわれることも想定することができます。被害に遭遇しないために、どのようなことに気をつける必要があるのでしょうか。対策を紹介していきましょう。
対策ポイント1 私物をむやみに放置しない
私物を置いておくと、不在の際に今回のようないたずらをされてしまう可能性があります。特に、体操服などはこのような被害に遭遇することが考えられるので警戒するようにしましょう。
また、学校だけでなく職場で利用するロッカールームでも同様の被害が想定されるので、日頃からロッカーに鍵をかけるなどして対策をおこなうようにしてください。
対策ポイント2 不審を感じたらすぐに報告をする
性犯罪者の中には同じような犯行を何度も繰り返し実行していることも考えられます。何かおかしいと感じることがあれば、すぐに周りの大人に相談するようにお子さんに話をしておくとよいでしょう。
自分のお子さん以外にも同様の被害に遭遇していることも考えられるので、お子さんの様子がおかしく、不審な点があると感じたら周りに相談をして問題の原因を探るようにしてください。
まとめ
ごく稀に教師が性犯罪を起こしてしまうことがあります。被害を最小限に防ぐために、異様に生徒との距離感の近い教師への注意やお子さんの様子を日頃から観察し、小さな異変に気付くように心がけましょう。
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Moly.jp編集部

Moly.jpの運営やAIST:産業技術総合研究所(産総研)との犯罪予測の共同研究や防犯対策の講演活動、メディア出演などを通じて防犯の啓蒙、社会実装に取り組んでいる。公益社団法人日本防犯設備協会認定の防犯設備士(第19-29640号)。出演実績:「ビートたけしのTVタックル」「ホンマでっか!?TV」