コロナ嫌悪犯罪が世界で増加中。日本でも行き過ぎた行動には要注意!

現在日本でも自粛要請が続いているコロナウイルスの流行によって、世界では「コロナ嫌悪犯罪」が増加しています。

カナダではコロナウイルス感染症が拡大してから、アジア系の人を対象にした犯罪が相次いでいるようです。

カナダでコロナの嫌悪犯罪が続出

カナダで新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)が拡大した後、アジア系を対象にした嫌悪犯罪が相次いでいる。

6日、香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、カナダのバンクーバー警察は先月13日、バンクーバー市内で起きたアジア系を対象にした嫌悪犯罪に関連した防犯テレビの映像を公開して事件の加害者を指名手配すると明らかにした。

警察が公開したこの防犯カメラの映像には20代半ばとみられる白人男性が自身より体格がはるかに小さいある若いアジア系女性に近付いて突然に顔を殴った後、バスに乗って逃げる姿が映されている。

また、被害女性は殴られてそのまま地面に倒れ、手で顔をかばっている。

バンクーバー警察は「二人の間に対話がなかった点からみていかなる理由がない暴行とみられる」として「被害者は22歳の女性で、身体的な傷はだいぶ良くなったが、精神的な衝撃を受けて治療を受けている」と説明した。

中央日報日本語版より引用。記事全文はこちら

上記の記事にあるように、特に理由がなくてもアジア系女性というだけで暴行被害を受けてしまっています。当然許される行為ではありませんが、世界中でこうした被害が増えているため、海外で生活している方は注意が必要です。

とはいえ、日本でも過剰に攻撃的になっている人が増えています。

日本では「ネット私刑」が横行している

山梨県の実家へ高速バスで帰省した女性がコロナ陽性と発覚した件では、個人情報の特定が進み、「ネット私刑」だとの指摘が出ています。

確かに軽率な行動であったことは否めませんが、それにしてもネット上で個人情報を許可もなく公開したり、その情報を拡散することは行き過ぎた行為です。場合によっては名誉毀損などの罪に問われる危険性もあります。

コロナウイルスの検査で陽性となってしまえばプライバシーはないも同然といった風潮では、感染の疑いがある人が言い出しにくくなり、感染拡大の防止には繋がらないという意見もあります。感染経路が不明の人もまだたくさんいる中、十分に気をつけていても感染する人がいます。そして、自分が感染する可能性もあることを念頭に置き、ネット上で感染者の個人情報を拡散するような行為は慎みましょう。

ネット中傷の情報開示手続きの見直しが進んでいる

インターネット上の書き込みなどで誹謗中傷を受けた人が投稿した人物の情報開示を請求できる仕組みについて、総務省は見直しの検討を始めました。

現在も情報開示請求はできますが、手続きに時間がかかることや投稿者が特定できない事例が増加しています。SNSの普及が進んでいるため、ネット上での人権侵害は増加傾向にあることを鑑み、手続きの簡略化や開示できる情報の追加などを検討しています。

今回のようにコロナウイルス感染者の個人情報を拡散したり、行き過ぎた誹謗中傷をした人物は情報開示請求をされることもあります。自分の投稿内容には責任を持ち、安易な発信は控えましょう。

関連記事

  1. 【注意】満員電車でスマホを覗かれる?ストーカー被害のきっかけにもなる危険な状況とは

  2. ネットの誹謗中傷対策には、犯罪者に悪用されない制度設計も必要

  3. 【ストーカーに遭いたくない】1月23日「電子メールの日」にメールの危険性を再検討!

  4. 【防犯】iOS13へのアップデートでAirDrop痴漢被害のリスクを軽減できるかも?

  5. ある日、後ろで私の名前を呼んだのは「ブログにコメントをしていた見知らぬ男でした」。

  6. 【ニセ者!?】ディープフェイク動画の危険性とは?ネット上のデマ動画に巻き込まれないために

  7. iPhone11 Proが100円でもらえる?Googleギフト当選詐欺に注意!

  8. フォトハラ!?友達の写真を勝手にSNSに公開すると訴えられる可能性!?

  9. 便利の裏には危険がつきもの!インターネットに潜む危険とは

Moly.jp公式メルマガ

↓ Moly.jp公式メルマガです ↓

【防犯ジャーナリスト河合成樹】が最新の人気記事の独自紹介や裏話、お得な防犯グッズのご紹介や緊急防犯対策などを配信します。ぜひ、読者登録をお願いします

※メルマガにご登録していただいた情報は非公開の上、厳重に管理します。詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

人気記事

  1. 実は不審者は目立たない? その特徴とは
PAGE TOP