外出自粛が緩和された県も出てきている中、自営業の方はようやくお店を再開できるようにもなってきました。
そんな中、休業中のお店を狙った「水泥棒」の被害が確認されています。
NHKニュースによると、
今月1日、金沢市にある飲食店の駐車場の防犯カメラの映像に、車で乗りつけた男がポリタンクを持って店に近づき、水を満たしたあと、車に戻る姿が繰り返し捉えられていました。
また、今月2日の映像には、車で乗りつけた別の人物が店の屋外にあるごみ箱にごみを捨てる姿も捉えられていました。
このため店は、防犯カメラが作動していることを知らせるステッカーを掲げたほか、ごみ箱のふたが開かないよう対策を講じたということです。
NHKニュースより引用。全文はこちら
とのことで、お店の外にある水道から水を盗んだり、ごみを勝手に捨てたりする姿が防犯カメラに映っていたようです。
コロナウイルスの影響で、飲食店はもちろん、その他の自営業の方も非常に苦しい状態が続いています。家賃を支払うことで精一杯でなるべく水道代を節約しておきたいという思惑があるのかもしれませんが、お店の水道から勝手に水を汲めば窃盗罪にあたります。お店の外についている水道でも、もちろん窃盗罪にあたります。
まだ東京都や大阪府など大都市圏を中心に緊急事態宣言は解除されていません。休業が続けばこうした被害も各地で起こる可能性があります。お店を経営している方は、営業していなくても週に数回は異常がないか確認したり、防犯カメラの設置を検討しましょう。また、目につくところに張り紙をして警告文などを掲載するのも効果的です。
今回は水の窃盗被害でしたが、例えばお店の外についているコンセントで充電したらそれも窃盗罪にあたります。また、許可なくお店の敷地に侵入した時点で不法侵入にも該当することがありますので、こうした行為は絶対にしないようにしてください。
まだ苦しい時期は続きますが、モラルある行動をしていきましょう。