商業施設での防犯対策ってどうすればいい?子供を守るために気をつけること

8月は夏休みなど休日が多いので外出の多い時期でもありますよね。
今回はお休みのお出かけスポットとして挙げられるショッピングモールや大型スーパーなどの商業施設の防犯対策についてお話しできればと思います。

<商業施設は安全??>

商業施設は大人から子供まで多くの人達が楽しそうに過ごしていますが、
だからといって安全な場所というわけではありません。
実際は様々な商業施設で誘拐や連れ去り行為が発生しているのが現実です。

2003年には長崎県長崎市の商業施設で
4歳の男の子が「ゲームコーナーに行く」と家族に言って別れたきり、行方不明になり、
翌日、別場所の立体駐車場で遺体で発見されたという痛ましい事件が起きております。

また、2014年にも岡山県倉敷市の大型商業施設で、
父親を装って迷子の2歳男児を引き取り連れ回したとして、
30代男性をを現行犯逮捕したという事件も発生しております。

商業施設は多くの人達が集まる場所なので、
「人が多い分、人の目があるので安全」と思いがちですがこの思い込みが危険です。

むしろ、不審者はその油断を突いて、犯罪行為に及んできます。
こどもに対し、「少しの間だから大丈夫」という気持ちは持たないようにしましょう。

<小学生は幼児と比べて、1人で行動する機会が増えるため、特に注意が必要>

こどもの一人行動に関して気になる記事がございます。

「登下校や友人との遊びなど保護者と離れて出掛ける機会が増える一方、
危険を避ける力がまだ身についていないのが小学生だ。

2015年の警察庁の統計でも、小学生は未就学児に比べ、
略取誘拐などで2.1倍(67件)、強制わいせつで8.6倍(727件)の被害が確認された。
略取誘拐事件では、必ずしも強制的に連れ去られるわけではないことも分かっている。
警察庁が2015年1~10月に発生した15歳以下の子供を対象とした略取誘拐事件を分析したところ、
被害に遭った87件のうち、「だまされるなど自分からついて行く」ケースが最多の44件と半数を占め、
「いきなり引きずり込まれる」の38件を上回っていた。

引用:産経ニュース(全文はこちら

記事にあるように、実は不審者に「強引に連れ去られる」よりも「騙されて連れ去られる」方が多いようです。

では子供が自ら不審者についていくケースはなぜ起きるのでしょうか?

立正大学文学部社会学科教授の小宮信夫さんいわく、

「連れ去り事件の犯人は、いかにも“不審”な雰囲気で子供に近づくわけではありません。犯人は、どこにでもいる普通の人。清潔感のあるかっこうをしていて、やさしい顔とおだやかな声で、ごく自然に接触してきます」

引用:livedoorNEWS

とのことです。不審者だからとって怪しい身なりではなく、外見は清潔で笑顔で近づいてくるパターンがあるため、こどもは騙されてついていってしまうのです。

<商業施設内のどの場所が危険?>

商業施設内で不審者がよく子供に声がけする場所としては、親の目が届きにくい施設の隅にあるトイレ付近が多いようです。

そのため、お子様が一人でトイレに行くときはより警戒して、隙を作らないよう共に行動するのが一番です。

大きい商業施設では、防犯カメラの設置により死角がなくなり、犯罪抑止に繋がると言われています。しかし、防犯カメラだけに頼ると犯罪防止に取り組む当事者意識が低下してしまう恐れもありますので、その点への配慮も忘れないようにしましょう。

<不審者の手口も知っておきましょう>

誘拐や連れ去りからお子様を守るためには不審者の手口を事前に親が把握し、
こどもにも事前に話しておくことも大事ですのでここで紹介させていただきます。

・「道がわからないので道案内をしてほしい」と声をかけてくる
・「チョコレートあげるよ」とお菓子でひきつけて声をかけてくる
・「ついてこないとひどい目に合わせるぞ」と脅迫してくる
・「お母さんが事故にあったのでついてきなさい」と声をかけてくる

などです。
このような不審者からの声かけには事前にお子様へ
「知らない人から声をかけてきたら話さない」
「危ないと思ったら逃げる、周囲の人に助けを求める」
など話し合いをしておくことが大切です。

<商業施設でのMolyオススメ防犯対策>

①人が多いから「誰かが見ているだろう」という考えは捨てる

商業施設は人が多く、防犯カメラも設置されているため、
「もし、こどもが声をかけられても誰かが気づいてくれると」と
少し安心してしまいがちですが、上述したように不審者はその隙を狙って
こどもに声がけをしてきますので、その考えは無くしていきましょう。

②おもちゃコーナーやトイレでも子供を1人きりになしない、目を離さないようにする

上述のとおり、不審者は清潔感ある格好をして
一見不審者ではないようないでたちで声がけをしてくる場合もあります。
そうなると、こどもは騙されてついていってしまう可能性がありますので、
商業施設内ではどこにいても1人きりにさせないようにしましょう。

③不審者の手口を把握し、親子で事前に防犯対策の話し合いをしておく

こども自身にも事前に不審者の手口をしっかり伝えておくことで、こどもが不審者にあった場合の防止に繋がりますのでこれも大切です。

④子ども用防犯ブザーをこどもに持たせる

万が一、恐怖心で声を出せなかったり、周りの人に助けを求められない場合もありますので、
その時も想定して、こどもに防犯ブザーを持たせることも推奨します。

<最後に>

以上、商業施設における犯罪からその防止策まで紹介しました。

今回ご紹介した防止策を念頭に入れていただくだけでも、こどもを商業施設での犯罪から守ることができると思います。
ぜひ、参考にしていただき、普段の休日を楽しく安全なものにしてもらえると幸いです。

Moly.jp編集部

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