みなさん、昨日9/24は「中秋の名月」でしたが、お月見はしましたか?
今日は中秋の名月の由来について見ていきましょう。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指します。中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。
今年は9月24日が中秋の名月、翌日の9月25日が満月と、中秋の名月と満月の日付が1日ずれています。
太陰太陽暦では、新月(朔)の瞬間を含む日が、その月の朔日(ついたち)になります。今年は9月10日(新月の瞬間は3時01分)が太陰太陽暦の8月1日、9月24日が太陰太陽暦の8月15日となります。一方、天文学的な意味での満月(望)は、地球から見て月と太陽が反対方向になった瞬間(月が太陽の光を真正面から受けて、地球からまん丸に見える瞬間)の月のことを指します。今回は、9月25日11時52分に満月の瞬間を迎えます。
上記でも述べているように、今年の中秋の名月と満月は一日ずれていますが、これはしばし起こるとのことです。
昨日が中秋の名月で、満月は今日と言うことで、ここで少し満月についてお話しします。
よく、アニメや映画などで狼男が満月を見ると変身をするといったシーンがありますが、実際に満月にはそんな力があるのでしょうか。
実際に、満月と人間のバイオリズムを研究した論文はいくつかあり、様々な実験もされているのですが、完全に立証されたといえるものはありませんでした。
しかし、多くの論文では満月の時に、人間が攻撃的になったり、事故の発生件数が増える、出生率が高いといったことを述べています。
私自身、救急隊に知り合いがいるのですが、満月の時は救急車の出動率が多い気がするという話を聞いたことがあります。
これらのように、満月と人の精神的な行動にはっきりとした因果関係は立証をされてはいませんが、気をつけるに越したことはありません。
今日はいつも以上に運転を慎重に行ったり、夜道をより警戒するなど、満月というワードを聞いて、みなさんがより防犯について意識を向けて頂けると嬉しいです!
今夜はぜひ月を見上げてみましょう!
そして、大切な誰かに「月が綺麗ですね」と言ってみるのも良いかもしれませんね。
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