Moly.jpでは日頃、さまざまな場所で起きる犯罪についての防犯対策をご紹介しています。お風呂やトイレでの防犯対策についても、もちろんご紹介しています。
しかし、今回ご紹介する記事は、なんと大衆浴場、しかもホテルの女風呂での被害についてです。
ホテルの女湯に侵入し洗髪中の女性の胸触った疑い 別のホテル勤務の22歳男逮捕
岐阜県下呂市のホテルで11月、大浴場の女湯に立ち入り入浴中の女性にわいせつな行為をしたとして22歳の会社員の男が逮捕されました。逮捕されたのは、愛知県内のホテルに勤務する名古屋市昭和区の22歳の男です。
引用:東海テレビ「ホテルの女湯に侵入し洗髪中の女性の胸触った疑い 別のホテル勤務の22歳男逮捕」
いかがでしょうか?
よく大衆浴場での防犯というと「盗撮に気をつけましょう!」といった対策を掲げているのは目にした事があります。外から露天風呂へ向けた盗撮や、更衣室内での女性による女性への盗撮といったことも耳にすることがあります。そのため、現在では多くの大衆浴場では、更衣室や浴場へのスマートフォンやカメラの持ち込みを禁止しています。
しかし、今回ご紹介した記事はどうでしょうか。盗撮ではなく、痴漢被害です。まさか、女性風呂で、しかも大衆浴場で痴漢被害が起きるとは、誰も想像できなかったはずです。
記事でも述べているように、被害に遭われた女性が髪を洗っている隙をみた犯行とありますが、とても悪質です。
今回は犯人を捕まえることができましたが、実際にこのようなプライバシーが関わるような場所での犯行は、防犯カメラを取り付けることが難しく、防犯対策を取るのは難しいです。お風呂の入口に防犯カメラを設置することで、このような大胆な行動は取れなくなると思いますが、変装などをされてしまうと、見分けをつけることも難しくなります。
のんびりと過ごすために入る浴場でさえ、気を引き締めなければいけないのは、少し残念ですが、女湯と男湯が別れていようと、油断せずに利用する際は、不審な人物がいないかを警戒しましょう。
また、できるだけ1人でのんびり浸かりたいが故に、早朝や一番遅くに浴場を利用したいと思っている方もいるかと思いますが、1人で入る分、何か起きた場合のリスクが高くなる可能性があります。できるだけ、人がいる状況で浴場を利用するようにしましょう!
Moly.jpでは「女性のための完全防犯マニュアル」を掲載中です。この記事では、女性の皆さんが普段の生活で気をつけるべきことを罪種別・場所別・季節別に詳しくまとめています。興味のある部分からでいいので、是非ご一読ください。
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